びわ湖・勝手気ままな日々!

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睦月・正月13日(金)朝から視界ゼロ状態、昼でも変わらず・・森鴎外の日・・

2023年01月13日 | 日記

私は原文そのままの、朗読を視聴いたしました。とても理解に苦しみました。・・

 

 

 

森 鴎外 『舞姫』を800字の要約にすると、以下のようになります。

官命により、ドイツのベルリンに駐留する太田豊太郎は、公務のかたわら、大学で法律や政治学を学んでいたが、しだいに歴史や文学に傾倒していき、官長の不信を招くようになる。
 
ある日、クロステル街でエリスという少女に出会う。彼女はヴィクトリア座の女優であったが、亡くなった父親の葬儀費用の工面に困っていた。豊太郎は、彼女の葬儀費用を肩代わりしたことがきっかけで、彼女と手紙のやり取りをするようになる。
 
しかし、同じく洋行していた日本人の仲間たちに悪いうわさをたてられ、それが本国の官長の耳に達して免職の処分を受けてしまう。
 
困った豊太郎は友人の相沢謙吉のおかげで、ある新聞社の通信員となり政治・学芸の動向を報道する仕事をはじめた。このころからエリス宅に同居するようになり、エリスは懐妊する。
 
ある日、秘書官の相沢をひきつれてベルリンにやってきた天方大臣に、ある文書のドイツ語翻訳を頼まれる。このことがきっかけで、天方伯がロシアを訪問する時の通訳を任される。
 
ロシアでの活躍により、天方伯の信頼を得た豊太郎は、本国への帰国に同行することを求められる。ベルリンでエリスとともに暮らすことを考えていた豊太郎は困惑するが、断ることができず、日本への帰国を承諾してしまう。
 
「エリスに何と言おうか」と思い悩んだ豊太郎は倒れ、数週間、寝込んでしまうが、その間に、エリスは相沢の口から豊太郎と離別しなければならないことを知らされ、狂乱しパラノイア(※偏執病・妄想症)になってしまった。
 
日本へと帰る船の中でも、豊太郎はベルリンにいるエリスのことを考えて心を悩ますのだった。
 

※ 現代語訳をここに提示いたします。

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森 鴎外 「高瀬舟」 あらすじ

江戸時代には罪人を高瀬舟に乗せて島流しにする慣習があった。罪人の多くは凶悪犯ではなく、やむをえず罪を犯した者が多い。そのため護送人は、時には罪人の悲惨な境遇に胸を痛めることもあった。

ある時、喜助という男が弟殺しの罪で高瀬舟に乗せられる。だが喜助は自らの境遇を悔恨するどころか、むしろ愉快な調子であった。不審に思った護送人の庄兵衛は我慢できず、なぜそんなに愉快な調子なのかを尋ねた。すると喜助は、これまで散々貧困に苦しんだ身であるため、囚人とは言えど、お上に生活の場を与えて貰えたことを感謝しているのだと打ち明けた。

弟殺しにも特別な理由があった。身寄りがない貧しい境遇の喜助は、弟と二人で助け合って暮らしていた。だが弟は病に臥してしまう。自分の存在が兄の負担になっていると感じた弟は、ある時、剃刀で首を切って自殺を試みた。だが上手く死ねなかった。死にきれずに苦しむ弟は、どうせ死ぬのだから、喉に刺さった剃刀を一息に抜いて早く楽にしてくれ、と喜助に頼んだ。喜助は苦渋の決断の末に、剃刀を引き抜いて弟を殺したのだった。

喜助の話を聞いた庄兵衛は、苦痛から救うための人殺しは罪なのだろうか、と腑に落ちないのであった。

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森 鴎外  「最後の一句」

あらすじ

元文3年(1788年)大阪の船乗り業桂屋の主人・太郎兵衛は、知人の不正を被る形で死罪となった。悲嘆にくれる家族の中で、長女のいちは父の無罪を信じ、単身、大阪西町奉行佐々又四郎に助命の願書を出し、父の代わりに自身と兄弟たちを死罪にするよう申し立てる。少女の大胆な行為に背後関係を疑った奉行は、大阪城代に相談、女房と子供たちを白洲に呼び寄せ、責め道具を並べて白状させようとする。

白州で佐々は一人一人に事情を聞くが、いちだけは祖母の話から事情を聞き父の無罪を確信したこと、自身を殺して父を助けてほしいことを理路整然と答える。なおも、「お前の申立には嘘はあるまいな」と佐々が拷問をほのめかして尋ねても、いちは「間違はございません」と毅然と答え、なおも、お前の願いを聞いて父を許せば、お前たちは殺される。父の顔を見なくなるがよいか。との問いに、いちは冷静に「よろしゅうございます」そして「お上の事には間違はございますまいから」と付け加えた。この反抗の念をこめた最後の一句は役人たちを驚かせるが、同時に娘の孝心にも感じさせられることになった。そして太郎兵衛は、宮中の桜町天皇大嘗会執行を名目に死罪を免れるのであった。

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【歩きメモ】8331歩・5.9km・24g・1532kcal

日記風575

「明らかに 時代ギャップ 心地よく」「わびさびの 今風学び 有ってくれ」

「そんなにも スピードアップ 心地良い」?「スッキリと ハッキリ理解 いい感じ」


ー1年前のブログ参照ー

睦月13日(金)歩きたい気分・・ - びわ湖・勝手気ままな日々!

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昨夜から起床までの睡眠は、8時間と25分(すばらしい)とスマートウォッチが示し、目覚めから直ぐにCD小説を聴くので、林芙美子作『放浪記』昨日借りてきたのを聴きました。...

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