So many stars

ヴォーカル(おやすみ中)、音楽講師、トウリーダーなどなど😊❤️

ヘミングウェイといろいろ

2019年07月24日 | 日記・エッセイ・コラム
退院して少しした5月頃 、出演させていただいていた六本木のお店のマスターがご連絡くださって、快気祝いだと美味しいスペイン料理とワインをたんまりご馳走してくださったので、
ずいぶん遅ればせながら心ばかりのお礼を持って伺いました。
またもや久々の夜遊び。
今日はルイスさんとリッキーさんのフォルクローレの素晴らしいライブで涙腺緩む。
素敵なお店だなと思いました。

こうやって素晴らしい歌声を聴いていると、やっぱり歌えないことがとてもストレスだったんだなと実感します。
ルイスさんの心を元気付ける歌声憧れちゃう。こんな風に歌える日が私にもまたくるのかなぁなんて今は全然その兆しがありませんけれど。

初めてライブで聴くフォルクローレは、すこし悲しげでグルーヴィでとても美しかったです。


ライブハウスに行く前に六本木駅前で立ち寄った本屋さんで見つけてつい購入したのがこの本。

ヘミングウェイ小説の原文から学ぶ英文法というもので、一目で気に入ってしまいました 。

つい先日観たこちらの映画『Midnight in Paris』にヘミングウェイが出てきたので。

詳しくは映画をご覧になっていただきたいのですが(Amazonプライム映画で無料です)、主人公のアメリカ人の小説家志望の男性がタイムスリップした1920年代のパリにたいそう素敵なヘミングウェイが登場します。
(ちなみに ピカソも、あのコール・ポーターもダリもフィッツジェラルド夫妻も)
主人公が自分が初めて書いている小説について、ヘミングウェイに聞かれるシーンで、
男ヘミングウェイがこう言うんです。
「何を書いてもいいさ。窮地における勇気と気品を肯定するものなら。」

これにしびれた私はいつかヘミングウェイをちゃんと読もうって思ってて、そんな時に見つけた文法の本。一石二鳥どころか、三鳥も四鳥も。

素敵な映画でした。
ちょうど読売カルチャー火曜のグループレッスンは今コール・ポーターなので、彼のヨーロッパ的優雅さが感じられてとても勉強になりました。