「貧乏神」という小噺があって、筋はこんな感じ。
大晦日、ある夫婦がお金がなくて年越しの準備ができないとケンカしていました。
その言い争う声を聞きつけた貧乏神が「ここは居心地がよさそうだ」と、夫婦に今日から俺はここに住むと宣言します。
そんなのたまったものじゃないと、主人は貧乏神の言葉を思い出しながら
貧乏神が居心地悪くなるように一生懸命策を練るのです。
たしか貧乏神はこう言っていた。
「今まで住んでた長屋の意地悪ばあさんの部屋は住み心地が良かったけど、
今度入れ替わりに越してきたばあさんは、朗らかで陽気できれい好きで働きものでとても住んでられないから出てきた」。
主人はそうだ!と思いつき、どう算段したのかお酒や肴を揃え友達を大勢読んで飲めや歌えやのどんちゃん騒ぎ。
そして、ここがオチ。
貧乏神は主人に向かってこう言います。
「わぁ、楽しいなぁ。あんまり楽しいから仲間を連れてくるよ」
ガクっ....て感じで、テキストはここで終わりなのですが、続きをスクールの生徒さんのYさんが創作してきてレッスンで披露してくれました。
Yさんはどんなお天気でも、休日でも背広にネクタイで登場する 現代の武士みたいな人です。
その後ほぼ毎回改良していらっしゃるので、どんどん軸がどっしりとして素敵な作品になっています。
内容についてはYさんのものなので詳しく説明できませんが
私自身このYさんのオリジナル続編から教わったのは、
困難や辛いことは幸せとワンセットなんだということ。
最初はこの夫婦も「表」に現れる現象の貧乏神にしか意識が向いていなかったけれど、切羽詰まってできることを全部した後にやっとその「裏」を知ることができた。
貧乏神を毛嫌いしたけれど、結局はそのおかげで幸せを手にいれた。
この続編の存在が既存の前半部分も生かすような気がして、
良いメッセージの作品だなぁとすごく嬉しくなりました。
ちなみに、Jobimも「アーティストは世の中を良くする作品しか創るべきではない」と言っていますね。
創作者Yさんの言葉を借りますと、
「貧乏神はじつは福の神なんです」
とのこと。
今起きている嫌なこと、悲しいこと、イライラすること、すべて福の神のしわざなのかもしれませんね。
何に気づかせたいんだろう、そう考えたら災い転じて福と成す
のですよね。
これは一番最近のスカーフ。レリアンの130×130という超大判。黒は合わせやすくて楽です。
大晦日、ある夫婦がお金がなくて年越しの準備ができないとケンカしていました。
その言い争う声を聞きつけた貧乏神が「ここは居心地がよさそうだ」と、夫婦に今日から俺はここに住むと宣言します。
そんなのたまったものじゃないと、主人は貧乏神の言葉を思い出しながら
貧乏神が居心地悪くなるように一生懸命策を練るのです。
たしか貧乏神はこう言っていた。
「今まで住んでた長屋の意地悪ばあさんの部屋は住み心地が良かったけど、
今度入れ替わりに越してきたばあさんは、朗らかで陽気できれい好きで働きものでとても住んでられないから出てきた」。
主人はそうだ!と思いつき、どう算段したのかお酒や肴を揃え友達を大勢読んで飲めや歌えやのどんちゃん騒ぎ。
そして、ここがオチ。
貧乏神は主人に向かってこう言います。
「わぁ、楽しいなぁ。あんまり楽しいから仲間を連れてくるよ」
ガクっ....て感じで、テキストはここで終わりなのですが、続きをスクールの生徒さんのYさんが創作してきてレッスンで披露してくれました。
Yさんはどんなお天気でも、休日でも背広にネクタイで登場する 現代の武士みたいな人です。
その後ほぼ毎回改良していらっしゃるので、どんどん軸がどっしりとして素敵な作品になっています。
内容についてはYさんのものなので詳しく説明できませんが
私自身このYさんのオリジナル続編から教わったのは、
困難や辛いことは幸せとワンセットなんだということ。
最初はこの夫婦も「表」に現れる現象の貧乏神にしか意識が向いていなかったけれど、切羽詰まってできることを全部した後にやっとその「裏」を知ることができた。
貧乏神を毛嫌いしたけれど、結局はそのおかげで幸せを手にいれた。
この続編の存在が既存の前半部分も生かすような気がして、
良いメッセージの作品だなぁとすごく嬉しくなりました。
ちなみに、Jobimも「アーティストは世の中を良くする作品しか創るべきではない」と言っていますね。
創作者Yさんの言葉を借りますと、
「貧乏神はじつは福の神なんです」
とのこと。
今起きている嫌なこと、悲しいこと、イライラすること、すべて福の神のしわざなのかもしれませんね。
何に気づかせたいんだろう、そう考えたら災い転じて福と成す
のですよね。
これは一番最近のスカーフ。レリアンの130×130という超大判。黒は合わせやすくて楽です。