染物屋生活

神奈川県の住宅地(でも片田舎)の染物屋日記と、電気代が月1500円(原発反対なので)の節約生活を紹介「染め吉」と言います

樹村みのり、ベトナム戦争とアウシュビッツの話

2018-04-05 01:53:46 | 日々の政治・哲学
昭和40年代だろうか?50年代?いや、昭和40年代後半だと思うのだが。

樹村みのりが、ベトナム戦争のマンガをかいていたのを読んだ。焼かれた村にいる2人の兄妹。

アウシュビッツの話も。アウシュビッツで暮らす少年や青年、男たちが、生き延びて、町に送られる。「みんなは聞くだろう。どうしてあなたがたは、あそこで生き残れたのですか?」「ああ、もう町につく」

死んだ同朋から、金歯を抜く役目をしていた人の話があった。何か、ユダヤ人の同朋に規律を押し付ける側になったから、彼らは生き残れたのだ。

(うんと後で、樹村はたしか「女船客」という映画をマンガにしていた。収容所をめぐる話だった)

いやもう、どうやって樹村は知識を得て、それを少女マンガにしたのだろう?

私は高校生になってから

「本田勝一の「戦場の村」を読まなかったの?朝日新聞で連載してた」と

友人に責められたが、小学生や中学生の私は、そんなもの読んでいなかった。

それに比べると、樹村の明晰さはなんだったのだろう?ひたすらすごい。

(自分の、乏しい記憶頼りの話。後で、樹村みのりの作品一覧などみて、補足したい)

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