どうしても書いておきたいので、書く。
3月4日の東京新聞によれば、九州電力の
川内(せんだい)原発の周辺で、巨大噴火があるかも?と疑う異状が起きた際、運転停止命令を出すかどうかを議論する「原子力規制委員会の評価部会委員」に決まった、鹿児島大学の火山学者二人が、過去に九州電力と、関西電力の子会社から、計810万円の、「奨学寄付金」を受けていたことがわかった。
6人の委員のうち、鹿児島大学の二人が寄付金をもらっている。
北海道大学と京都大学の先生はもらっていない。あとの二人の委員は、議決権を持たない国立機関の研究者だと。
鹿児島大学の小林哲夫名誉教授(火山地質学)、宮内宏樹教授(地震学)、お二人とも、これはまずいと思う。
どうしてかというと、原発の事業は、お金のばらまきによって行われてきたと、私たちが311のあと、知ってしまったからだ。
小林教授は、奨学寄付金と、電力との関係は意識していなかった。今回指摘されて「言われてみればそうだな」と思ったぐらい。という。
宮内教授は、委員として川内原発の火山監視について意見を求められることになるが、科学者として事実を曲げることはできない。九州電力に不利なことであっても発言するつもりだ。仮に寄付金などが規制委員会のルールに抵触するというのなら、委員への就任は辞退する、と言っている。
原発の委員は、寄付金をもらっている人、なにがしかの利益を受けた人が、今までは多かったと思うのだ。
でも、いつまでもこれではダメだ。
ダメだと言っていきたい。
私だって、お金もらったら、きっと目がくらむ。インチキをする。
写真は、近所の喫茶店のランチ。玉ねぎと豚肉のソテー。ワタリガニがシンクロナイズスイミングをやっている味噌汁。青梗菜(チンゲンサイ)のゴマ和えがすごく美味い。(店の人が、失敗したので、全部は載せないで、と言っている。豚肉のソテーが焦げたのだそうだ。味噌汁だけ載せる。)
スーパーのシイタケの売り場にあったポップ。「産地は、商品を見てください」と書いてあるときは、福島なんか。これも福島のシイタケ。