染物屋生活

神奈川県の住宅地(でも片田舎)の染物屋日記と、電気代が月1500円(原発反対なので)の節約生活を紹介「染め吉」と言います

好きな駅弁

2016-04-14 03:05:41 | 日々の政治・哲学
いちおう、好きな駅弁は「崎陽軒のシウマイ弁当」だ。でも、崎陽軒は季節ごとの弁当もうまいし、中華弁当もうまい。

シウマイ弁当には、昔は必ず醤油入れの「ひょうちゃん」と、瀬戸物の四角い小皿がついていた。この、小皿を神奈川県の海岸で拾ったとき、「これは見たことがあるよ!!!」と思い、頭の後ろの方がちりちりした。シウマイひょうちゃんのことは、覚えていたが、小皿がついていたことは、わすれていたのだ。おとなになり、歳をとってしばらくぶりの対面をした。

むっかーし、昭和30年代に、シウマイ弁当に、マンガの絵がついた、「横浜の名所案内」みたいなものがついていたように思うのだが、これは偽の記憶かも。


母ちゃんハウスだぁすこ沿岸店

2016-04-11 12:06:25 | 日々の政治・哲学
朝日新聞3月7日の記事で、「大槌町、母ちゃんハウスだぁすこ沿岸店」の記事を読んだ。

やったぜ。
「だぁすこ」は、JAいわて花巻の店。花巻に行ったとき、2度寄らせてもらったが、ここの店は面白い。
野菜、漬け物、おかず、和菓子、など、農家の手作りで、ここでしか買えないものを売っていた。

2年前、サイカチをたくさん買ったことがあった。洗濯や髪の毛、身体を洗うのに、この豆のさやが使えるのだ。
今回は、帰る日に、急いで大槌町のだぁすこに寄った。
がんづきや、海苔巻き、ワカメを買った。



ワカメは大当たりだった!越田鮮魚店の「塩蔵わかめ150グラム350円」は、軽い。買いやすい値段だ。お土産にしたり、自分の台所で使うには、この位がいいのだ。少しずつ入っている方が、使いやすい。

越田鮮魚店に電話したら、「ことしはわかめが不漁で、これから出すものは、150グラム400円になるかも」と言っていた。それでもいいから、まとめて買って、行商して歩こうかな。考え中だ。
写真は、宮古のさんてつのホームにあった木彫りの猫。

釜石にイオン、その3

2016-04-10 23:47:37 | 日々の政治・哲学
福島県いわき市の新聞「日々の新聞」を、震災後、とっている。

イオンが建てられることについての記事がここに載っていた。
イオンのような大きい施設ができると、地元の小さな商店がやっていけなくなるのではないか。そして10年経って、撤退したときには、地元には小さい店もすべてなくなってしまった後なのではないか?そんな意見も読んだ。

ううっ、恐ろしいなあ、と被災地に建った量販店のことを考えていたら、どうしたわけか、まだいわきにイオンはできていないのだ。

こんな記事が日々の新聞に載っていた。


いわきだって、私は小名浜にイオンモールができることに反対ではありませんでしたが、あの一等地の場所はだめです。オーシャンビューのあそこに、イオンモールを建てたら、まちと海を分断し、まちはさらに閑散としてしまいます。

それにイオンモールは復興のための誘致だったのですから、いますでにオープンしていないとおかしいです。こんなやり方はないので、白紙にした方がいいです。
「いわきの魚を諦めるしかない」
割烹一平、女将
長谷川雅子さんの記事から一部を掲載

日々の新聞314号、2016年3月31日

イオンを作る場所がどんなところか、考えている。釜石は、イオンができたことで、人の流れはどう変わったのだろうか。
写真は宮古駅前の店。大きな量販店。一番下の階は、食料品売り場だった。お弁当購入。
カフェ・ド・ステーションは、ちょっとたばこの匂い?が煙かった。入らずにはいられない怪しい建物。
宮古駅前にある、増坂書店。昭和の古い作りの店だ。「こよみ(高島易断)」は、大事だ。買っていく人が多い、とおばさんが言っていた。 手前の棚にこよみが入っていた。
最後が、さんてつの宮古駅。左手にJRの駅がある。





釜石市のイオン、その2

2016-04-10 11:19:16 | 日々の政治・哲学
釜石市のイオン、で何が言いたいかというと、

街中にあった店、今もある店、これから建て直して再開する店は、どうなるのだろう?

どうやって復興していったらいいのだろうか?

イオンにはいれなかった店、入らなかった店が、青葉復興商店街にいる。復興商店街は、確か家賃はタダ。でも5年たった今、お客がなかなか来てくれない。釜石市民がここに来てくれないのだ。「洋食あべ」に3/23に来ていた夫婦は、
「関東から自動車で来た。311のあと、ボランティアであちこち来ていた。釜石は初めて。スマホで検索したら、この店がでていたので、来てみた」と言っていた。ネットでは出てくるのだが、釜石市民はここまで来てくれないのだなあ。

私は、釜石にいた2日間、「洋食あべ」で食べていた。ミートソーススパゲティ、「寿」つきオムライス、など。写真のオムライス、夫婦にちょっと分けたので、はじが欠けている。

でも、復興商店街は暇だ。お客が来ない。事務所だけになっていく。
花屋のお姉さんは、花が買ってもらえる、と言っていた。隣が寺と墓だから。お彼岸だから。

お茶屋さんは、自分の土地のかさ上げが終わったら、店を建てると言っていた。しかし、5年経ってしまった。先は長い。
「洋食あべ」でたへさせてもらったものの写真。
本屋の桑畑さんは、「復興なんて、してません」(2015年刊、第三書館)という本の中で、語る。元の場所にビルを建てるのもダメ。復興住宅の1階に入るのも、悩みがある。

今回、お会いしても、経済的に難しいことがいっぱい。先が見えない、といっていた。イオンにはよそから来たチェーン店の本屋が入っている。テナント料が高く、とてもはいれなかったそうだ。 かといって、復興商店街まで来てくれる客は少ない。
雑誌などの配達ももちろんしているけど。大変。

この項、続き。




写真は、同じ復興商店街の、お茶屋さんで売っていた、ナス型コースター。

釜石高校が、選抜で1回戦に勝ったときだった。街の中の、スポーツ用品店の掲示。



一頁堂さんその後、大槌の本の話

2016-04-09 23:20:23 | 日々の政治・哲学
一頁堂さんのところに書いた、大槌についての本。
正確な名前は、「駐在記者発 大槌町震災2年目の365日」朝日新聞の記者、東野真和さんが、岩波書店から、2013年に出版した。
そのあと、「大槌町震災3年目」「4年目」と、出版社をかえて、本がでていたのだ。

今年出ていたのは、『理念なき復興ーー岩手大槌町の現場から見た日本」という本だった。

前からの大槌町の報告と近いので、読みやすい。小川旅館のこともでていた。
東野真和さんは、フェイスブックもやっている。そちらをみたら、小川旅館で作りはじめた、「サケ餃子」のことがでていた。注文すると、送ってくれる。

写真は、小川旅館からみた朝日。
一番上の写真は、釜石線の時刻表。2016年3月20日には、釜石線の遠野の方で、トンネル内で崩落があり、5時間ぐらい列車が止まった。2時間に1本しかでていないので、5時間ぐらい止まったって、へいきだが。やはり困る。3月22日までに、開通してくれてよかった。