徒然なるまま 写遊記

私楽 諸行歓常 諸行感謝 のんびり気ままに散策・・「埼玉・高麗川のほとり」(浮雲・浮浪雲)

えっ⁉・・石像群の山道に感嘆(埼玉・寄居・五百羅漢) 

2016-12-24 | 埼玉 低山巡り
12月17日 「えっ⁉ この景色は何?」
・・埼玉・寄居駅から

歩くこと約1時間程の山道で、
つぶやいた言葉です。
(普通は約30分到着だが寄り道しました)



故郷・京都の整理された
「念仏寺の五百羅漢」

雨露から守られた建物の中の
「目黒の五百羅漢」

京都と目黒 同様の「手厚く守られた」
五百羅漢と違い

寄居の五百羅漢は、冬木立の中、
路肩に無造作に 着座されていました。





むしろ無造作に置かれた様子の
寄居の五百羅漢ゆえ、

一人一人に 足を止めました。













「傷ついた 痛々しい羅漢たち」

「土台が壊れ、木にもたれている羅漢」



「顔がつぶれた羅漢」





「足元の階段に もたれかかる羅漢」



「身体が欠けた羅漢」

 

五百羅漢に念を込めて彫った 
造り手のことを思うと、

胸が痛くなる傷ついた姿の石像です。

本当に悲しくなった 冬の山道ですが、
でも予期してなかった、寂しい石像に
会えた喜びもありました。


(雨の日以外、山道を登っている84歳のKさん)

なお、春にもう一度 
訪れたくなったのは、
山道を登ってきたK老婦人と親しくなり、
再会したくなったから・・・!

参考
寄居は池袋から東武東上線1時30分。

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