olatissimo

この島で生まれた息子はなんと中学生。ほぼ育児日記です。

弦楽器の練習は大変!(合奏編)

2016-02-23 | チェロ
ところで、息子が楽器を始めたことで
私も楽器の練習を始めることになりました。

ピアノとバイオリン。

ピアノはやりたかったから。
バイオリンは…息子がやってくれなかったので、
もったいない精神を発揮させ、自分で弾くしかなかろうと
観念したんです。

私一人だったら逃げ続けていたであろうバイオリン。
子どもの手前、簡単に逃げることができないので
今までとは違い、続きそうです。極細ですが。



ということで、弦楽器が2台揃いますので
チェロの楽譜に伴奏(チェロ+チェロの想定)がついている時、
先生パートをバイオリンで弾いてみたりもしています。
逆っぽいけど、そこは気にせず。


弦+弦で合わせると
弦+ピアノとはまた違った、
音が溶け合うような快感があるんですね。

拙い者同士でも
ほーー♪
とちょっとした喜びを感じられます。

ピアノ伴奏も喜ぶんですが、
私が弦で合わせると、ピアノ伴奏の時とは
子どものスタンスが変わるようで、
合わなかった時の小まめなやり直しを
嫌がらなくなります。

むしろ自分で主導して
「じゃあここからもう一回ね」
とか言ってみたり。

お?
積極的じゃーん。

不思議ですが、これ、効果テキメンなんです。


「自分の間違いをお母さんに正される練習」から
「合奏の練習」という雰囲気になるんでしょうね。
親子が縦の関係から横の関係になるというか。
私のバイオリンが息子のチェロと同レベルで
彼も安心するのかもしれません…良いのか悪いのか。


ま、こんなことは
毎日延々と繰り広げられる練習という名の戦い
(実のある練習につながる戦いならいいんだけど
 我々のは「それ以前の練習態度」を主題とする低レベルな戦い・泣)
の中に一瞬射し込む幻のような一筋の光のようなものですが。


**


ところで、先日、チェロをやりたいと言う2歳年下のお友達に
息子が真剣にアドバイスをしているのが聞こえ、
吹き出してしまいました。

「チェロ、やりたいの?
 やめたほうがいいよ。
 一旦始めたらやめられないし
 ちっとも上手くならないし、大変だよ。
 ピアノにしたら?」

本音ですね(笑)

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