olatissimo

この島で生まれた息子はなんと中学生。ほぼ育児日記です。

英語で自由に話せるようになりたい(国際交流会での学び)

2019-03-18 | おっとっと語学学習
息子はおよそ月に1度ある
4年生の中頃から参加し始めたので、
もう2年半くらいになります。

息子は「日本人にしては珍しく」
という枕詞がつくほど、
積極的に自分をアピールし、
コミュニケーションをとるタイプです。
この性格のおかげで
言葉の通じないファミリーとも仲良くなり、
楽しく過ごしていました。

英語が出来るからではありません。
息子は英語をきちんと学んだことはありませんし、
ろくに喋れないのですが、
それで気後れすることは無いようです。
全く英語の知識の無かった4年生の頃もそうでした。
仲良くなれるかなれないかは
言葉が出来る出来ないでは測れないんですねー。


初対面であっても
にっこり笑いながら近寄って、
軽く挨拶し、仲良くなりたいなオーラを出す。
一緒に遊ぼうの意思表示ができたら、
あとはボール遊びとかカードゲームとか、
お互いにルールを知っている
単純な遊びで楽しく過ごす。

シャイな子は
仲良くしたいと思っていても
なかなかこの第一歩が踏み出せなかったりするので、
これだけでも「すごいね」と褒めてもらえます(^▽^;)

褒めてもらえると自信がつく。

実際には分からないことだらけでも
通じなくて困る部分はサラッと流し、
言葉に依らずとも通じ合えてる雰囲気
満足していた感じです。
満足しているので、
もっと勉強しよう!とかは思わなかったみたい。


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ところが先日の交流会のあと、
珍しく息子がこんなことを言いました。

「ぼく、英語が話せるようになりたい。
 アメリカ人と自由に話ができるようになりたいなー!」

2年半やってきて初めてです。
初めての向上心(笑)


「向こうが言っていることは分かるし、
 自分が言いたいことも分かるんだよ。日本語で。
 でも英語が出てこないんだよ!
 あ”ーーーー!ってなる。」



息子が言うには、みんなで野球をしたそうです。
といっても、狭い公園で、あるものを使って、
独自ルールを作りながらの草野球。
となると、単純なボール遊びよりは
多くのやりとりが必要になってくる。


「あー、それじゃ近すぎるよ!離れて離れて!」

とか

「今のはセーフってことにしようよ。
 こうしたらアウトね。それでいい?」

とか、言いたかったそうです。

ゼスチャーと片言で何とかしたり、
諦めたり、
英語と日本語が分かる大人のところに
走っていって教えてもらったりしたらしいけど、
本当は言葉でつっかえることなく
スムーズにやりとりして
もっとゲームを楽しみたい。

伝えたい!!
という気持ちではち切れそうになったそうです。
遊びたい一心ね(笑)

息子、一応英検3級受かったんだから
(無事、2次も合格しました^^)、
冷静に考えたら文章組み立てられそうなんだけど。
でも、咄嗟には出てこない。

(わかる~~。もどかしいよね!)

(ちなみにアメリカ人の子ども達は日本語を学んでいるので、
 向こうも一生懸命に日本語を理解して話そうとしてくれます。
 が、なんせお互いどっこいの語学力で・笑)

アメリカ人の子も日本人の子も
毎回同じメンバーではないので、
それぞれとはごくたまに会うだけです。
それでも2年半の付き合いでだいぶ仲良くなり、
だからこそ
「言葉の通じない人用の単純な遊び」ではなく、
学校の友達と同じような遊びをしたくなったのでしょう。

となると、少し複雑なコミュニケーションが必要になり、
「もっと理解したい、伝えたい!」
というが出てきた、という訳です。
ようやく。

2年半かかったけど、良い動機付けになったな。
Aさんに感謝です。


---


交流会には、英語学習云々という以上に
貴重な学びがたくさんありました。

違う国の人と、フラットな関係で
仲良くなるという良い経験をさせてもらえたし、
さらに、交流に必要な社会的マナー
叩き込んでもらえたというのが
私としてはとても有り難かったです。

「知らない人でも自分から挨拶しに行く」

「気楽だからって日本人同士で群れない

「日本語が分からない人のいるところで
 日本語でコソコソ喋って笑ったりしない」

「人が出来ないことを笑わない」

「ホストの時は特に周りに目を配って、
 積極的に話しかけたり、遊びを提案したりする」

「仲間に入れない子がいたら積極的に誘う」

といったことです。

慣れてないとなかなか
そうした振る舞いができないんですよね。
下手したら、大学生の留学などでも
悪気無くやってしまいそうなマナー違反です。

交流会では、毎回、
Aさんが適時子ども達にはっぱをかけてくれるので
(「ほら、あそこに一人の子がいるよ」とか、
 「挨拶しておいで」とか
 「こんな遊びに誘ったら良いんじゃない?」とか)
参加する子ども達は
だいぶ自発的に動けるようになりました。

すばらしい!

ついでに、お手伝いの親もだいぶ鍛えられました(笑)



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そんな息子の4月からの英語学習。


★NHKラジオ講座は、
 結局、基礎英語3をもう一年聴くのがいいんじゃないか
 ってことで落ち着きました。

★Aさんのご紹介で、アメリカ人のお兄さんに
 英語のレッスンをしてもらうことになりました。
 優しくてカッコイイお兄さんに、息子、ウキウキです。
 レッスンはスピーキングメインで、
 ライティングは宿題に出されます。
 (これこれ。これをさせたかったの!)

★本人は中1で準2級を受けたいと言っていますが、
 焦るつもりは無いようなので、ギリギリの1年後でいいかなー。

★中学英語は、始まってから考える。


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