「楢山節考」を思うとき
ドリフターズの傑作コントが頭をよぎる。
前半は哀しげな音楽が流れ、しごく神妙な調子。
年老いたおっかあ(志村けん)を背負った息子(加藤茶)が、
うなだれながら険しい山道を登っていく。
カラスが飛び回る頂上には、累々と屍が横たわっている。
怯える母を残して泣く泣く家へ戻る息子。
と、その時
おっかあは脱兎のごとく走り出して、
あっという間に
家に駆け戻ってしまう!
拍子抜けした息子はまた母を背負い山に登るが、
元気いっぱいの母親は息子よりも早く山を駆け下り、
家に座って待っている。
何度登っても登っても、母は戻ってくる・・・
「ダメだこりゃ!」チャンチャン♪
不謹慎ですが、
哀しいときでもこれを思い出すと
バカ笑いが止まらなくなって困ったことになります。
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