いつ年を取るのかしらん
若尾文子さんは。
可愛らしさと妖艶さと清潔感と。
いつ見ても変わらない笑顔とステキな声。
そしてたおやかな風情の中に
芯が一本びしっと通っているところも好き。
気になるタイトル
「輝ける男性」は
今回は
溝口健二監督と
黒川紀章さんが挙げられた。
ちらっとカメラマンの宮川一夫さんも。
厳しい監督の元で女優開眼したこと「赤線地帯」、
旦那さまとの思い出話等。
「赤線地帯」で娼婦の役が難しくて
死のうとまで思ったこと、先輩女優さんたちに
合わす顔が無かった話は若尾さんの口から幾度も聞いた。
よっぽどのことだったのだろう。
さらに旦那様とのエピソードにはほろっとさせられた。
若い頃から撮影所と家の往復で
普通の生活を知らなかった若尾さんに
黒川さんが
日記を書くことを薦めてくれたり
鳥の名前を教えてくれたというお話。
また忙しい二人がかわしていた他愛の無い連絡メモが
黒川さんの書斎に取っておいてあったとか・・
淡々と語る若尾さんだったけど
愛し愛されていたんだな~~と思いました。
若尾さんと写っている黒川さんの幸福そうな顔が動かぬ証拠!
私は美しくて色気がある女性が好き。
でも、これみよがしじゃなくて
可愛らしさがある女性が好き。
若尾さんはドンピシャなのであります。
でも何よりすごいのは
その演技力~~~~~~!!
最後に「美の秘訣は?」という質問に
しばし考えて
「食べ過ぎないことかな?」という至言を!
正直!他の女優さんのように
『美の秘訣・・・?何もありませんわ』
などと言わないところが
良い!!ほんとのことしか言わない若尾さんなのだから
以後座右の銘といたします!!!
「なるほど」と納得しました。
真理だと思います。
黒川さんはほんとうに
若尾さんのことがお好きだったのだろうなあと
思います。若尾さんもお幸せですね。
「美の秘訣」は「食べ過ぎないこと」・・・。
できそうにありませんが、参考になりました
黒川さんとのやりとりの思い出もステキですね。
生前の黒川さんのVTRみると、
若尾さんの話振られると、
すごくうれしそうに話していたのが
印象的でした。