『ボールを体の正面でとらえる』 がキーワード
になって 多くのゴルファーはからだの回転を
構成~構築、イメージしています。
一番多く、
年齢によってはからだを壊してしまう典型的な例はコレ
①回すのは肩だけ/腰はいつもボールを見てる…つもり
ひねるのは胴体(からだはゴムか、雑巾か…)
肩だけを回し 腰/骨盤はいつもボールを見てる
(ありえません) …マシーンじゃないんですから 無理無理無理
テークアウェイ で 腰は正面に残し、
肩・胸・腕(含むクラブ)だけを 右に向ける
「確実にボールを当てるには
腰は常時、ボールを向いている方が良い」
という おまじない …実は呪い
(おまじないだけで試験に合格出来たら世話ないです…)
腰/骨盤をボールに向け、ダウンスイングを始めます。
腰は動かしていないつもり でも
スイングは 腕やクラブの元々の重さ、長さ、運動 が加われば
積算で重くなり 300g余のクラブはすぐに
何キロ のモノになり、それには遠心力が加わります。
ダウンスイングで やや下方外方向に 遠心力も含め
不可抗力がかかりますので、定点にあるボールを打つのには
それを相殺する動き(からだを開く、引く)が必要になりますし、
元々、腰/骨盤は固定、肩胸腕だけ回すなんて "不可能" です。
故に テークアウェイ初期(始めの30㎝) においても
勢いをつけて上げたくなるのは 仕方ないでしょうね…。
…だって 本来「痛み」のある動作ですので、勢い付けないと
始められないですよー ええええ~い! って。
からだはだだ開き、開き=左サイドの上がり・右サイドの下がり
になる訳ですから そりゃ こすり(ロフトの開いた)スライス
から始めるのは もう定番、お約束。
胸肩腕の回転に 腰/骨盤は回さず ずっとボールに向けたまま、
実質、不可能な、危険な動作 の その腰/骨盤 の固定度
と その開いたロフトとフェースの閉じ具合 が
上達の証し って なんの我慢比べ ですか?
まあ 確かに、フェースを閉じるには
左サイド、左グリップが止まらないと
ヘッドがグリップを追い越しませんから そうなんですが…。
②からだは一体、胸も肩も腰も一つの胴体
その『正面自体の向きを変える』
ひねる ひねらないの境目は股関節
速く動けるか、強く打てるか は さておいて
右向きは本当に右向き
左向きは本当に左向き
アドレス時はボールと正対していますが
トップ時では ボールは左腰の横 にあり
フィニッシュ時では ボール(もうそこにありませんが)右腰の横
にあるという感覚です。
…腰痛もち、腰が怖い…ぎっくり腰気味の人がやるべき です。
こう動くと インパクトは自然に ボールと正対した時、トコロ
になると思いませんか?
コレが「ボールを体の正面でとらえろ」の真意です。