スイングのイメージで
間違いを生み出し易いのが
ゴルフの中でも最大の不可抗力「遠心力」に
関係する部分だと思います。
回転、向きを変える、円、ローテーションなど
それに付随するような言葉が多いのも
悪い意味で、それを"後押し"している気もします。
ゴルフクラブは 平均して1ⅿと言う長さがあり、
その先端に 総重量の半分を超える重さの塊、
ヘッドが付いているため、
意図的にそれを発生させようとしなくとも
簡単に「遠心力」は生み出されてしまいます。
棒状のヘッドスピード測定器のようなモノは
実際には遠心力を測るモノで
ヘッドスピードを測るモノ❓と微妙に異なります。
…間違いとは言えないトコロが困るトコロです。
✋その不可抗力である「遠心力」に関する
最大の勘違いがコレ(クラブの向き)でしょう。
ボールを打つコトを除外し、
ヘッドの付いていない棒であれば
カラダの向きを変えれば ほぼそれと同等に
棒の向き(クラブ)の向き は変るでしょう。
しかし、ボールを打つ、遠くに飛ばすには
先端の重さは必須で その重さは長さ、運動が加わるので
何キロ~十何キロもの重さになります。
ですので 腕と胸で作る三角形の向きは
カラダの向き通りにはなり難く、
まして クラブの向き 棒の指す向きは
持ち主であるカラダが180度向きを変えても
90~120度程度しか 向きを変えません。
仮に カラダが180度、クラブの向きは90度としましょう。
⚠ ⚠ ⚠ …にもかかわらず
クラブの向きは180度ターンする もしくは
カラダの向き通りに180度ターンする とイメージすると
足らない、本来は要らない筈の90度を加える、
もしくは 物理的にはからだのターンと合わない筈の
クラブのターンを加えるため からだを止めるコト
に成り得ます。
先端に重さ(ヘッド)の無い状態 と
先端に重さ(ヘッド)の有る状態 が
同じになる筈がありません。