【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

 右向き奮闘中

2021年02月20日 16時56分15秒 | トレーニング

Jさん 2021年バージョン

 

腰、骨盤に対し 胸や肩をひねる
一般的なスイング…ですが、
「歳のせいか、回らない」 は正解で
歳に関係なく、
その 捻じれ差を自発的に作ろうとする自体
 無理があります。
   …自分で自分にかける プロレスの寝技 ですね。

捻じり差を作るコト自体 無理がありますし、
痛みや忌避があるので
「クラブの、ヘッドの重さを利用しよう 」
と言う言葉を 自分で好きに解釈し
反動をつけて クラブの重さで左腕を振る
クラブの重さを使って 腕を体に巻き付けるような
テークアウェイの取り方も 結構 よく見かけます。

シリーズ ココを治してみましょう❸_Moment(4)



正解 から 先に言えば
腕の生えている部分 肩は
それが乗っかっている胴体
骨盤が向きを変えるから
位置が移動する、
ゴルフ用語で言うと 肩が回る のです。

アドレス時、気を付け のような
㊧腕と胸が直角に近い関係 であったのに
トップへ行くと ㊧腕と胸がくっ付いてしまう
平行 になってしまう
90度近くも左腕を振ったコトになります。

これが 手打ちの始まり って言うか
これ 振り戻さないと 打てません からね。

それを 骨盤の向きに代替え させる訳です。

M2019810L!_Moment



弊社では クランチと言って
 右ひじを外め、上めに張って を推奨していますが、
若林純一 2021_Moment(2)Jさんの場合、であれば
やはり もう少し上目に動かす方がよいか と思います。
と同時に、㊨のお尻も動かす と言えば良いのか、
確かに 右ひじをやや外め に張る はありますが、
右ひじの大きな移動自体は 上記の左腕と同じく
胴体が向きを変えるから 大きく移動するので
もちょっと お尻と肘のシンクロ をしたい ですね。

部活 ではありませんが、
テークアウェイ、トップにおいて
 回転差 が出来て辛いのは
軸足、右打ちの人にとって『右脚の股関節廻り』です。
背中の張り 肩甲骨の下あたりの張り
 向きの変更の目安 にしている人は
そのまんま 肩と腰の捻転差 ということになります。


また 右ひじをやや外目に張る は
テークアウェイ時、左腕、左肩の押しによって
倒れてしまい易い、寝てしまい易い クラブを
右ひじで支える ということもポイントになると思います。
  ⇒テークアウェイ時点でクラブを寝かさない

右ひじを曲げ 外目に張りますが、
それは 肘が外に出るのであって
右手自体は からだの幅の中にいます。
曲げるコト によって 左腕を引っ張るのではなく
曲がるコト によって 左上腕が上がる習慣欲しいですね。

 

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Practice #27

2021年02月20日 10時19分45秒 | スポーツ

Practice #27

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ウエッジのバンス周り

2021年02月19日 16時49分26秒 | ゴルフクラブ

ゴルフ用語って 結構 沢山ありますよね

ウエッヂのバンス なんてのもあります。

バンス って かなり誤解されている部分が
有るんですけど 正しく理解して 正しく使えば
非常に有難い 存在 効果なんです。


最近では サンドウエッヂなのに

6度とか 殆ど バンス角度の無いものもあったり。。。

バンスの意味 クラブの使い方
分かっていたら こんな便利なモノ
減らしたり 無くしたり しないと思うんですけど
残念だな~ って思います。

最近では ハミングバードのお客様には
殆どいらっしゃいませんが
以前は。。。
 「ボールが上がってしまって 飛ばないので
  ロフトを立てて下さい。」
って 軟鉄のアイアンを持ち込まれる方が
多くいらっしゃいました。

確かに ライロフトマシーンを使えば
機種によってはステンレスヘッドであっても
勿論 軟鉄鍛造ヘッドも ロフト角度 ライ角度は
いじれます。

g-421

例えば 30度の5番アイアンがあったとします。
5番アイアンであっても バンス角度は存在します。
専門用語かも知れませんが スクープになっている
アイアンバンスは存在しないと言っても
良いかも知れません。
その 5番アイアンに 5度位のバンス角度が
付いていたとしましょう。

これを 飛ばない 上がり過ぎる と
2度ロフトを立てて 28度にしたとしましょう。

と 同時に この5番アイアンの バンス角度は
3度に減ってしまっています。



ですので この5番アイアンは
確かに 計測上は 28度になってしまいましたが
使用上では やはり 同じ30度に変わりはないのです。

イメージがし難いかも知れませんが
バンス角度は そのクラブの長さや用途によって
設定されています。
ヘッドの入射角度 が イコールと言っても
良いかも知れません。
サンドウエッヂのバンス角度を選ぶ 目安には
自分の「入射角度」があるとも言えます。
正しく 上から入れて来れる人にとっては
バンス角度は あれば あるほど 便利で
寝かして コスリ打ちをする人には 少ない方が
良い・・・(というか 選択の余地が無い...)

バンス角度は インパクトロフトを安定させますし
ウエッヂなんかにとっては インパクト時や
設置時の安定 支えにもなる訳です。

単純に考えれば ロフト角度からバンス角度を
引いたモノを インパクト時の 地面に対する
ロフトと考えるコトが出来て

☆30度のロフトの 5度のバンス
☆28度のロフトの 3度のバンス
インパクトロフトは 変らないモノになるのです。


蛇足ですけれど
弊社のアイアンは 一般の販売されている
アイアンのバンスよりも 幅も角度も
大きく設定されているので
表示上のロフトは寝ているのですが
実質上は殆ど同じとも言えるのです。

006

シンプルな構造のウエッヂなんかは
バンスに幅があって バンス角度もしっかり
している方が 格段に 安定していて
使いやすいんですけど
バンス回りがしっかり(大きく)すると 低重心になり過ぎてしまい
ウエッヂとして 距離コントロールがし難くなる
ケライは否めんので 上手に 製品ロフトと
組み合わせねばなりません。

バンス回りのデカい 低重心 深重心
そして ハイモーメントの60度ウエッヂ
は非常に使い難くなってしまうモノです。

ちなみに ハミングバード で言う
使いやすい ウエッヂ とは
 思い描いた距離が そのまま表現出来る
と言うことで 色んな球が打ち分けられる
みたいな 美辞麗句ではありません。

色んな球が打ち分けられる人は
練習も豊富、技術も豊富なのですし
僕の考える クラブの扱いとは対極にいますので
別にクラブを選ぶ必要はないような。。。
どのクラブを使っても 結局 クラブの性能を
無視して 利己的に使ってしまうので
機能、性能云々は意味がないような・・・
 そんな気がしますがね

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ウッド・アイアン 重心深度/慣性モーメント

2021年02月18日 19時03分17秒 | ゴルフクラブ

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります (livedoor.blog)

 

 

重心距離  36㎜ 41㎜
重心深度  5㎜   35㎜
慣性モーメント 2200  4500

㊧一般的な 市販クラブの5番6番アイアンと
㊨一般的な 市販クラブのドライバーの違い です。

本来、使い易さ、双方の互換性、共通性 を考えると
ドライバーよりもアイアンの方が
重心距離は長め、もしくはほぼ同じ が理想的
なのですが、それがかなり離れた状態、
使い勝手で言うと逆転した状態になっています。

445TL-5-1


ユーティリティを含めて、ですが、
ウッド形状(箱形)とアイアン形状(板型)の
最大の違いは 重心深度 です。
アイアン、板形状のクラブの重心位置、重心深度、
重量の中心点は ほぼフェース面にあると思って良く、
ロフトによっては フェース面よりも重心が前、
ヘッドの中に無い場合もあります。
一方、ウッド形状、箱形のクラブの重心点は
板形状のアイアンに比べると 
ドライバーの大きさでは、10倍に近い程
奥にアリ、それが形状、性格の最大の特徴 です。

また、これも 利点にも、弱点にも成り得ますが、
重心深度の10倍深いドライバーは
板形状のアイアンに比べると
倍近い 大きな慣性モーメント を持っており、
そこが本当に 利点にも弱点にも成っています。

慣性モーメントとは ショットにおいては基本、
そのヘッドの持っている 衝突エネルギーの強さ
と考えて良いですが
一般的なイメージは
スウィートスポットの広さ ですが、
(意味としては 近似値ですが) 厳密には
ヘッドの姿勢維持能力 と考えて良く
外的要素、外的影響を受けた時の
 ヘッドの姿勢維持能力を数値化しています。

IMG_0524460TL-5-1






スイングを覚える、
ショットを安定させる、
スコア、距離、練習量など諸々のコトを考えると
どのクラブもあまり変わらない、
機種や番手が変わっても 出来るだけ似たようなスイング、
似たようなクラブ扱いをするのが理想 なのですが、
コト数値的にクラブ扱いを考えると
一般的にイメージされている
△ドライバーはヘッドを返して(ヘッドターンして)
△アイアンはヘッドを返さず ではなく、
◉ドライバーはヘッドを返さず
◉アイアンはヘッドを返して 使う方がマッチしています。
(勿論 どちらもおススメしませんが)

重心距離  36㎜ 41㎜
重心深度  5㎜   35㎜
慣性モーメント 2200  4500

数値的には ドライバーはヘッドを返さず
アイアンは返す がマッチしているにも関わらず
実際の多くの方は その反対のイメージを抱いている
のは やはり 箱形状のヘッドと板形状のヘッドの
 重心距離、重心深度、慣性モーメントの違い
の影響を大きく受けていると考えられ🄬マス。

IMG_0361_Momentararara_Momentdown under_Moment201812_Moment(2)








箱形状のヘッドのクラブは
一度 ロフト、フェースを開いてあげてしまう
もしくは ダウンスイングで寝かしてしまうと
重心距離の長さ
重心深度の深さ から
板形状のヘッドのそれより より大きく開こうとします。

そして にもかかわらず
ヘッドの慣性モーメントが大きいので
元に戻すのに 時間、もしくは労力が より必要になるのです。

つまり 実際のスイングに反映させると
箱形状のモノも板形状のモノ、
同じように開いてあげる、ダウンスイングで寝かす
どちらにしても フェースが開く、クラブが寝る 動き を
入れた場合、箱形状のウッドの方が
それを元に戻す(開いたものを閉じる)動きがし辛いので
ウッド形状のモノはフェースターンが必須 という
イメージが定着し易いのだと思います。


尋常ではない量の反復練習をしない限り、
普通に、自然にしていれば
ゴルフクラブは ヘッドを一生懸命返せば返すほど
軌道そのものは内に切り込みます。

スライスは その軌道に対してのフェースの開き具合 です。
アウトサイドインだから スライスが出る 訳ではありませんが、
ヘッドを返そうとすれば するほど 軌道が内に切れ込み、
 目標である スクエア(元の状態)の基準が
 どんどん逃げてしまう、
スライスさせない状態・ゴール がどんどん動く、
 蜃気楼のように逃げてしまう というコトです。

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下げないと こんなにも違う

2021年02月17日 23時03分20秒 | スポーツ

下げないと こんなにも違う

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スイングウエイト・スイングバランスの誤解

2021年02月17日 18時29分20秒 | ゴルフクラブ

よく耳にする話なのですが、例えば
ヘッド重量190g グリップ50g
シャフト重量を 90g⇔50g
シャフトを重くすると、スイングバランスが変わる
と言うのがありますが、そんなことはありません。
使う人の感覚は何とも言えませんが、とりあえず
シャフトの重量の変化 だけでは スイングバランスの
変化は生まれないのです。

逆に言えば スイングバランス(スイングウエイト)の数値は

同じなのに 感覚、フィーリングは全く異なるクラブも

ごくごく 在ります。

002

シャフトは個々によって異なりますが
基本的には、この14インチ計の天秤では
シャフトの重量には関係が無く
同じようなバランスが出るように設計されています。
特に、グラファイトシャフトの場合、
どのようなシャフトバランス(シャフト単体の重さ配分)も
可能なので、重量とは関係なく
シャフトによっては、大きくスイングウエイトが
変化してしまうものも有ります。

軽量スチールシャフトがアイアンシャフトの主流に
なるまでは、グラファイトシャフトというと
先端から52~54%位のところにバランスポイントが
ある、いわゆる手元が重めのものが中心でしたが、
軽量スチールシャフトが登場して以来、
グラファイトシャフトもそれに同調し、
先端が重めのバランスのもの 50%前後
に変わってしまいました。

*余談ではありますが、グラファイトの方が飛ぶ
と言われている理由は、シャフトバランスが手元が重く
重いヘッドが装着出来るからであって、
素材そのものの変化は距離に影響がないと言って
間違いないと思います。
シャフトの形状は先端部になるに従って細くなります。
その細くなる部分が一番負荷がかかります。
グラファイトでは、シャフトの無いのバランス調整さえ
すれば、先端を重くしなくとも、補強することが可能ですが、
単一素材、であれば、金属の厚みを厚くするほか
補強の手段がありません。
故に、シャフトバランスは先端が重くなり、
同じスイングウエイトを形成するには、軽いヘッドが
必要になって来ます。
また、捻じれ特性の低い、軽量スチールシャフトには
重心距離の長い、大きなヘッドは合いませんので、
かるい小振りなヘッドが装着されることになります。
その先端に重さが偏るシャフトバランスは
ウッドのシャフトにも広がって来ており
スイングウエイトがヘッドの重量よりも多く出る
というか、長尺化も伴って
ウッドのヘッドの軽量化も進んでいます。
スナップショット 2 (2013-03-29 22-26)

ボールを打つ場所、ヘッド
打ち手としては、動作中、その場所が
どこにあるのか、どうなっているのか
感じ取ろうとすることが「打撃の本能」でしょうから、
軽いヘッド、そして硬いシャフトは
必要以上にヘッドを動かし、運動エネルギーによって
ヘッド重量を増加させるのだと思います。

正直、長年、色々な方のスイングを見てきましたが
シャフトの硬さとヘッドの重量の兼ね合い で
数値では無く、動的な状態でヘッドが感じ取り難い
クラブを使ってきた方ほど、ヘッドを振る動作が大きく
その度合いは、感覚としてのヘッド重量と
完全に反比例していると言えます
(ヘッドが軽くなる⇔ヘッドを振る)

ヘッドの重量そのもの
シャフトの硬さ
ヘッドの重心距離の短さ(ヘッドの大きさ)
シャフトのバランス特性

などが、その要因でありますが、
シャフトの硬さ というのが、動的なヘッド感
動的なスイングウエイト(スイングバランス) と
言っても間違いないのではないかと思います。

反復練習によって、機械的なスイングを形成しない限り
打ちながら、スイングを形成する訳ですから
良いショット、悪いショットを感触として
分けていくのには、やはりヘッドの居場所が重要ですし、
ヘッドを感じられることによって、リズム感も
生まれて来るものだと思います。

軽いヘッド、もしくはシャフトの硬さによって
軽く感じるヘッドを使っているゴルファーは
ワッグルも必要以上に多く、ヘッドをたくさん動かす
ことによって、動的なヘッド重量を増やします。
テークバックの初期の時点で、ます速く、多く
ヘッドを動かし、本来あるべきところではないところに
ヘッドを持って行ってしまう訳ですから
行く~戻る という 不必要な「往復」の動作は
必須になってしまうと思うのです。

ご自分のスイングに思い当たる節がある方は
鉛が吹っ飛ばない程度に、出来るだけ重くして
練習をすることによって、誰から習う訳でもなく
半年程度で、ご自分の悪癖はかなり軽減されると思います。
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シャフトのお仕事

2021年02月16日 15時53分32秒 | ゴルフクラブ

どこ位の「シャフトの硬さ」から というのは人によって異なるかも知れませんが、
一般的なゴルフクラブの「シャフトの硬さ」であれば
シャフトは ヘッドとグリップをつなぐ単なる長い棒 です。
   ・・・人間は長い棒を持つと何かの理由で振り回したく なるのかも しれません。
◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります (livedoor.blog)
アイアンシャフト(5番)で比べてみると
✋弊社の 悶絶アイアン(グラファイト)であれば 38インチ 160cpm
✋軽量スチールシャフト/スイング破壊兵器 であれば 38インチ 280cpm
となると その数値が 270cpmであっても、300cpmであっても
しなりのない長い単なる棒状の物体 に違いはないでしょう。
IMG_2813Trim(2)_Moment(4)IMG_2813Trim(2)_Moment(7)IMG_2813Trim(2)_Moment(9)






ゴルフスイングという動作の中では
長い 特に何も機能のない ヘッドとグリップのつなぎ手である 長い棒
となると どちらかというと 邪魔な存在になり易いでしょう。
長い棒であると しならせたくなる…のかもしれませんが
しならせる というのは 全長を長くしたり、短くしたり ということでもあり
ゴルフクラブの場合、角度 というのがありますから
 上下のロフトや左右を司るライ、左右上下の向きそのものも
その しならせる~しなる戻す という中では 不安定というか、不確定要素
にしてしまいます。

しならせる というのは スイング動作においては
ロフトを開き、フェースを開くことにつながります。
そのまま打てば 飛びません、上がります、スライス という
ゴルフでは最も嫌われる球になってしまうので
閉じなければならない というのはパックで必要です。

本来のシャフトの意味合いは
クラブヘッドの異質なその形、その特殊な形状は
ゴルフショットを楽にするために特化したモノです。
非対称性の強いその形状を しなるしならせる という
対称性の強い動作 とは相性が悪いです。
その形状が作る重さを 打ち手に伝達し
より簡単に、より確実に、より力強く 打つことを
サポートする のがシャフトの役割でもあります。

つまり シャフトは しなりが起こった時、
その復元を利用して グリップを押すためのモノです。
グリップを押す方が 打ち手そのものの動作も
その動作方向も阻害しにくくなります。
ショットは 大きなもの、重いものが 一定の方向に
移動、動作している方が 安定度は当然高くなります。

MVI_0850-0001-1


しならせる、しなり戻す という行為は
クラブだけ、もしくはヘッドだけ 動いて打つことにありますから
打撃においては 一番モーメントの低い打撃法になります。
  ……お約束の本末転倒丸出しです。



紙のように軽い市販のヘッド、
伝達性能が低い市販の超硬シャフトでは
感じ取るのは至難の業かもしれませんが
一番 ヘッドの重さ、クラブの重さを利用してスイングしやすい
グリップを押されやすい、グリップが低くヘッドが高くなった
トップオブスイングの位置で
どの方向にグリップが押されると良いか、
いつ押されるとダウンスイングに移行しやすくなるか、
インパクトの所定の位置を通過させやすいのか
感じて、試してみてください。
切り返しの力みもここで生まれます。
クラブが自分の動作の邪魔(な重さ)にならず
その助けであれば 力みも生まれません。

シャフトのしなりは ヘッドを動かすモノではなく
グリップを動かすモノです。  本来は。


シャフトがしなれば グリップを押します。
グリップを押せば 早い時期にインパクトが来易く
正規のインパクトタイミングに遅れ辛くなります。
グリップが押されますから 動作も遅くなり難いですし
その押される方向から 打ち手の姿勢も作り易いでしょう。

IMG_0360



人間の体の姿勢 とか 型 ではなく
次の動作をし易いクラブ位置/姿勢に、次の動作に移行しやすいクラブ位置/姿勢 が
トップオブスイングです。
それを感じておく というのは
練習であっても、コースであっても
一つの目安というか、悩んだ時、迷った時などに
そういう指針があるのはとても重要です。


しなり難いシャフトを無理やりしならせるのか、
放っておいても しなる柔らかさのモノを使うのか、
また しなった時に そのしなりでヘッドを動かすのか、
それともグリップ、クラブそのものを動かすのか、
スイングを動作!として行う前の概念というか
思い込みが スイングを決めてしまうのです。

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◉右向いている内にアウトから振ってみた

2021年02月16日 14時48分32秒 | スポーツ

◉右向いている内にアウトから振ってみた

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【質問】バンカーの距離感

2021年02月15日 18時36分01秒 | ゴルフクラブ


【質問を頂きました】

Q:迷ったショットがあります。
『グリーン周りのバンカーです。』

距離感をどう考えれば良いのでしょうか?

10y飛ばしたかったら30y飛ばす感じで打てばよいと

初心者の頃教えてもらったものが頭の片隅に残っていますが、

いつもエクスプロージョンのバンカー距離感は何が正しいか悩みます。

クラブも今回新調したので、益々どう考えれば良いかわかりません。

IMG_0002


A:質問、ありがとうございます。
距離感…をどう答えて良いか 難しいトコロ…ですが、
一般的には 芝の上のショットに比べ
ソールが滑らず、潜り込み易い状況ですので
お薦めしている訳、ではありませんが、
ややダフリ気味のショット と考えて良いと思います。

ただ バンカーの場合、
◌砂の種類
◌砂の状態 …湿り気など
◌ライ…ボールの状態
によっても異なりますので、経験値が必要にはなりますが、
通常の「芝」の上、よりも どう入射させるのか、
どういうロフトで入れてくるのか に左右されます。
現実的!な話で言うと、
バンカーショットの一番の問題は『足場』の悪さ で
それが故に 手で振ってしまう率が高くなりますので
緩めの入射、開き目のロフト になり易い
というコトを考えますと 3倍!とは言えませんが
打撃力が高さやスピンに逃げる分、倍位の…
やはり 通常の「芝」の上
よりも 強めの距離感、長めの距離感 になるのは
致し方ないトコロ だと思います。

☆決してお薦めはしませんが、ロブショットの距離感
に似ているのかもしれません。

悶絶クラブ のウエッジ、
サンドウエッジのヘッド重量は
HBS-10改ですと 360g強
HBS-16ですと 385g強
 あります。
一般的な スチールシャフト仕様のヘッド重量は
 300g前後 になりますから 30%増しの重さ があります。
どうしても 慣れ は必要になりますから
どの位…とは申し上げにくいですが、
その足場ゆえに 通常のショットよりも
やや緩めの入射、やや開き目のロフト になり易いですので
(ヘッドを振るショットになり易い…)
ヘッド重量は重くとも 同じような距離感で
距離ではなく 高さ や スピン になり易いので
問題ないのでは…と考えています。

iron-shot-green


***注意事項 ですが、
バンカーショットは 決してインパクト で止めず
特殊な状況を除き、必ず 振り抜く、
振り抜く と言う言葉ですと 強いインパクト、
速いヘッドスピード のイメージがありますが、
インパクトで終わらせない という意味合い です。

重いヘッド&柔らかいシャフト のウエッジの方が
軽いヘッド&硬いシャフト のクラブよりも
オートマチックに フォロー…振り抜きが出易いので
脚力の無い、握力の無い方(女性など) には
非常に適しているかと思います。



蛇足…にはなりますが、
通常のショットの距離感 は
ヘッドを振らない、からだの回転なり で打つ方は
ボールのスピード と 回転の速度 とのリンクです。
別な言い方であれば グリップの移動速度 とも言えます。
ヘッドの振る人は
動作速度とヘッドスピードに直接リンクが無く
 その人、その人によって異なります。
足場のせいで ヘッドを振るショットになり易い のですが、
バンカーとは関係なく、
同じ距離を打つのに ヘッドを振るショットの方が
速いヘッドスピードが必要になる というコトでもあります。

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ゴルフクラブの芯、スウィートスポット

2021年02月14日 18時57分56秒 | ゴルフクラブ

 

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります (livedoor.blog)

スポーツの中で 打撃が伴うものには
「芯を喰った」「芯で打て」
というのがあります。

曖昧な意味合いではありますが、
科学的、物理的な意味で
ゴルフ用品、クラブヘッドの場合
 芯 とは 重心位置
✋重量の中心点 を指しますので
機種やロフトによっては 
ボールと直接 振れることは出来ません。

例え 接触面であるフェース面状の重心点とボール
 というインパクトだったとしても
ヘッドが上下左右、どの角度(方向)より入って、
どの角度(方向)に抜けていくか 
によっても ずいぶんと違う弾道になります。

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また ゴルフクラブ、クラブヘッドの特色・違いは
その 重心の位置 によるものが大半ですが、
その作用は インパクトという打撃、接触時の、
直接的なボールへの重心位置の作用よりも
その重心位置 によって どのような姿勢で、
どのような経路でヘッドが入って来易いか
どのような姿勢でヘッドが抜けていき易いか
という ボールへの直接的作用ではなく
打ち手に対する作用の方が意味として大きい
 のです。

重心位置は
◎ボールへの作用
◎打ち手の使い方への作用
この二つの認識が違うだけでも
クラブを選ぶ際やスイングを考える際にも
かなりの違いがあると思います。


また 芯を喰う の関連で
易しいクラブヘッド 👉芯が広い、大きい
と言いますが、
大きなヘッドは視覚から入る精神的な効果
は否定できませんが、
物理的・科学的には
『慣性モーメントの数値の大きさ』
というのが その芯が広い、広さを表す数値、
と考えて良いと思います。

また その慣性モーメントの数値 は
どのようなモノか、どのやって測るのか、
は 同じく クラブを選ぶ際にも
スイングを考える際にも大きく影響します。

 
慣性モーメントの測定は
ヘッドををライ角60度に固定し、ヘッドを回転させ
重心を通る垂直軸周りの抵抗値 のような形式で
測定します。
現在はルールが設定されており、その数値が
5900gcm2±100 以下 となっています。

この慣性モーメント
効果としては ヘッドがぶれにくい ⇒ 似た球が出やすい
エネルギー伝達効果が高い ⇒ 飛びやすい
 もしくは ミスが出た時にロスが少ない などあげられますが
◎大型ヘッド
◎キャビティヘッド は
軸よりも重量が離れている
用語で言うと 周辺配分重量 と言いますが、
◎重さ10g が 1cm離れた場所 にあるより
◎重さ5g が 10cm離れた場所にある方が数値は高く、
計測状態であれば 回転し辛く なる というコトです。

✋ここで その計測方法 から考えてみると
シャフトの刺さった ネックを軸として回転するコト ではなく
ヘッドの重心点を軸にすること がポイントになります。

つまり シャフトをねじらず、ひねらず
自然な形で クラブ全体、シャフトの延長線上に 重心位置が来る
そういう使い方をしないと この慣性モーメント数値の意味
ヘッドを大きくする・キャビティ効果 が得られないことになります。

逆に ネックを軸にしてヘッドを回転させる場合、
その数値が高い ヘッドが大きい、キャビティ、ヘッドが重い、は
ネック軸のヘッドの回転にとっては負荷になりますから
数値の高い方が ネック軸の回転はし辛い~使いにくい
というコトになる訳です。

そう考えると アイアンの場合ですが、
 軽量スチールになり、それにつれ ヘッドが小振り化 したことによって
 スイングの流行りが フェースろーてしょん系になる
というのは 科学的な根拠があるのです。

その代わり、ヘッドの持っている 科学的な効能 は
あまり手助け とはならず、自分の身体能力、運動性能次第
となるのは 自ら選択しているのですから 致し方ない
というコトにもつながります。

IMG_8497

本来 シャフトには柔らかさ、自然なしなりがあり
それによって 静止状態では重心がずれた形ですが、
運動をさせると 重さが一直線上に揃おうとする現象によって
重心位置のずれが消える という 変体構造を持っています。
そこが 硬くてしならせなければいけない となると
スイング動作の中ではゴルフクラブの構造上、
 しなり ではなく ねじれ になってしまう のですから
その行為は 同時に クラブの科学的効能の恩恵は拒否する
になり易いので注意が必要です。
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