年の瀬雑感
重大ニュース:今年の重大ニュースのトップは、圧倒的に能登半島地震が挙げられている。東日本大地震の時は怒りを感じたが、今回の震災には悲哀を感じている。それは、過疎あるいは高齢化が付随して露呈しているからであろうか。
自分がこうした災害に遭わなかった幸運に感謝し、言葉と気持ちだけで申し訳ないが、被災された皆様のご健康と被災地の一時も早い復興をお祈りする。
漢字:今年の漢字は「金」だそうである。わたしはこの1年間金(キン)にも金(カネ)にも特段の縁はなかった。
カミさんが骨折、脳梗塞と災難続きだったので、わが家の今年の漢字は「災」ということだろうか。これを転じて来年の漢字を「福」としたいものだ。
戦争:ウクライナもガザも解決は年を越しそうである。異常事態が長期化すると、あってはならないことが日常的な感覚の中に胡坐をかいて居座りそうになる。ブログの最後に書く”Stop War!”に込めた気持ちが形骸化しないように自戒しよう。
革命:アメリカの大統領選挙や兵庫県知事の選挙をめぐって、SNSが既成メディアを制した革命だと評する識者が何人かいる。「プロレタリア革命」などという言葉はもう死語かもしれないが、こちらが縦方向の革命とすれば、SNS「革命」は水平方向の動きのように感じる。わたしもブログやLINEでSNSを利用しているが、XやFacebookには近寄らないようにしている。さわらぬ神にたたりなしとでもいうべきか。「革命」からは無縁である。
ブログ:このブログを始めてから4年が経過した。年賀状を止め、その代わりの生存証明の手段として始めたものだが、この間に約950回ブログを書いていて、1回に2つ以上の題目について書くこともあるので、おそらく1500近くの記事を書いたことになるだろう。
ありがたいことにこのブログを覗きに来てくださる方がいて、訪問者は延べ約18万人となっている。
古い記事を読まれる方もいて、自分で何を書いたか忘れていて読み直すことがある。今でも時々読まれるのは「種苗法」と「ガンマフィールド」の記事で、人物評では新沼謙治さんについて書いた記事を読む方が時々いる。古い記事の誤字を訂正してくださった方もいた。いずれにせよありがたい話である。
ブログはわたしの生活にとって大切なアクセントである。あまり自分にストレスをかけないようにして、のんびりと続けていきたい。
寒 椿
休筆
三が日明けまでブログを休筆します。
ここを訪れてくださった皆さま、
よいお年をお迎えください。
STOP WAR!