孫正義の言い分は
「まだ現役を続けたくなった」
「現役引退の60歳まで、あと1年になって急に寂しくなった」
と。
でそれを受けてニケッシュ・アローラ代表取締役副社長は
「こんなクレージーな天才を放っておくわけにはいけない」と。
そこで
「ニケッシュほどの人材を程の人材をいつまでもバッターボックスの手前で待たせるわけにいかない」
とSBグループ株主総会当日になって退任する事を決定させた。
こんな綺麗事をそのまま信用するほど、我々はお人よしではない。
裏にはドロドロした話が蠢いていると推察される。
公開企業のシャンシャン総会の株主向けの招集通知に記載された取締役候補が、
一転して退任するのはメタメタ異例である。
例えば、アローラ一派が乗っ取りを目論んでいて、
取締役会の多数派工作して孫氏の代表権剥奪を企んでいたとか?
SBグループと言うと孫正義の私有企業のようなイメージだけど、
実は個人では20%程しか株式を押さえていないし。
反対に、孫はもとからアローラに禅譲するつもりなんぞさらさらなくて、
彼がスカウトしてくる人材と、
彼が捻出した2兆円キャッシュが目当てだったとか。
ただ後者なら何故このギリギリのタイミングだったのか?
定時株主総会にもっと余裕のある日程での発表で良かった筈。
きっどさんは旧日債銀の買収グループの中で、
SBグループだけイチヌケして、サーベラスに売却した時から孫正義の事は全く信用しなくなった。
それ以来、どんなに安い価格を提示されてもYAHOO!のネット回線やSBの携帯とは契約していない。
ただ元GoogleのSVPのアローラも相当の曲者なので、
かなりのパワーゲームが繰り広げられて、
ギリギリの本日にこのような落とし処となったのかな?
14年の報酬は契約金を含めて165億円、15年でも80億円。
これでも十二分の収入だけど、口止め料と手切れ金で相当な金を積まれるか?
これに比べると松坂大輔の3年12億円なんぞタダみたいなもん??