しっとう?岩田亜矢那

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《解説編》意味がわかると怖い話2217 「百物語の集まり」

2016年06月27日 22時08分13秒 | 意味がわかると怖いコピペ
『ほら、お前の分も懐中電灯持って来たから、そんな物早く片づけろよ』

『そんな物』とは蝋燭。
って事はまだこの時点で語り手の蝋燭は消えていない。
つまりまだ百物語は完結していない。

実は、この直前までが百番目の物語で、
語り手が
「ああそうしよう」
と蝋燭を消した時点で百物語が完結してお化けが現われる。

意味がわかると怖い話2217 「百物語の集まり」

2016年06月27日 08時51分49秒 | 意味がわかると怖いコピペ
おお、よく来てくれたな!

「何だよ、夜中にこんな場所に呼び出して」

いや実はな、今夜ここで百物語の集まりがあるって話をネットで見てね。

「また、えらく古風な事やってんな…」

まあな。で、いざ来てみると初めて見る顔ばかりだったけど、とにかく始めたんだ。

「それで?」

なかなか怖い話揃いで楽しかったぜ。語りも上手い奴ばかりだったし。

「ふんふん」

気が付くと順番に99話まで語り終え、次は俺の番ってことになったんだ。

「いよいよ最後か」

ところが、口を開いた瞬間、蝋燭の炎が不意に揺らめいた。
するとその一瞬後、周りにいた連中が、煙のように消えちまったんだよ!

「うわ…」

俺はすっかり震え上がってしまって、逃げようとしたんだけどな。
足が石のように固まってて、立ち上がることもできないんだ。
周りからは妙なうめき声みたいなのも聞こえてくるし、もう駄目かと思った。

「で、俺をメールで呼び出したと?」

助かったよ、とりあえず腕は動かせたからな。来てくれて本当にありがとう。

「そうか…まぁ無事でよかったな。で、もう話は済んだか?」

ん?ああ、それだけだ。お前が来た途端に、足も動くようになったし。

「そりゃ良かった。じゃあさっさとこんな所出ようぜ。
ほら、お前の分も懐中電灯持って来たから、そんな物早く片づけろよ」

ああ、そうしよう。


《解説編》意味がわかると怖い話2216 「間引き」

2016年06月27日 00時59分52秒 | 意味がわかると怖いコピペ
人口が100人としたら、ダミーの風船は50個。
鬼が間引くのは75。

この中に人間が入っている確率は50/75。

ダミーの風船を1000にしたとしても
鬼が間引くのは550。
この中に人間が入ってる確率は50/550。

確かに風船を増やせば確率は下がるけど、
その分鬼が間引く数は増えるので、
間引かれる人数は常に50人程となる。