はじめてのマンドリン

ある日突然、マンドリンの音色に恋をした
初めて手にした時から、ささかやかな感動を綴っています

本「藤井聡太ものがたり」

2025-01-11 18:21:31 | 本・映画・ドラマ
絵本「藤井聡太ものがたり ぼくは将棋で世界をえがく」を読みました。


子供向けの絵本でしたが、少し前にテレビで紹介されていて、
読んでみたかったので、読みました。

将棋棋士・藤井聡太さんの歩みを、
絵本を通じて子どもたちへと届けます。
幼少期に将棋というひとつの道へと
踏み出していくきっかけから、
棋士となり、29連勝、最年少タイトル獲得、
史上初の八冠達成など……。数々の達成する中での思いや、
それぞれの瞬間のきらめきを、
藤井聡太さんのお話を元に、色彩豊かな絵とともにお伝えします。
さらに、インタビューや、ヒストリーを紹介する読み物ページなど、
もりだくさんの内容です。


以前から、藤井聡太さんのご活躍は、
「好きこそものの上手なれ」の極みのような感じだなぁと、
まぶしい気持ちで見ていたのですが、、、
私も、年齢は違えど、藤井聡太さんのような心のありようで、
日々を過ごせれば、毎日はとてもキラキラとして楽しいものになるに違いない!
なんて気持ちになりました。
今年は、ちょっと、、、藤井さん関連の本を読んで、藤井さんに学ぼう~と
思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本「その時鐘は鳴り響く」

2025-01-03 16:29:38 | 本・映画・ドラマ
宇佐美まことさんの「その時鐘は鳴り響く」を読みました。

ミステリーだということは知っていたのですが、マンドリンクラブの話が
出てくるということで、そういう意味でも楽しみにしていた本でした。

東京・赤羽の路上で資産家が殺害された。
赤羽署初の女性刑事・黒光亜樹は、本庁から来た癖の強い先輩刑事とコンビを組まされ、
彼と対立しながらも懸命に捜査を続けるが、なかなか容疑者は浮かんでこない。
同じ頃、松山大学マンドリンクラブのOG・国見冴子は、
仲間二人と母校の取り壊し予定の部室棟を訪れていた。
すると部室の黒板に、三十年前に失踪したクラブのメンバー・高木圭一郎が
最近書き残したと思しき「その時鐘は鳴り響く」を見つけて驚く。
それは四年生の夏合宿で事故死した篠塚瞳を含め、
五人の間で頻繁に言い交わしていた言葉だった。
瞳の死後に失踪した高木は、なぜ今になって部室を訪れ、この言葉を残したのか? 
冴子たちは当時の事故について調べ始めるが……。


東京での殺人事件と、
愛媛松山での、30年前の事故死(事件?)と、
どんな風に交わっていくのか?ずっと気になりながら読み進めました。

とてもおもしろく読めました。
でも、、ちょっと切なかった。

ミステリーなので、多くは書けませんけれども~(^^ゞ

参考文献の筆頭に、吉田剛士さんの「まるごとマンドリンの本」が!

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

絵本「野球しようぜ!大谷翔平ものがたり」

2024-11-18 23:58:49 | 本・映画・ドラマ
絵本「野球しようぜ!大谷翔平ものがたり」を読みました。


メジャーリーグで活躍する大谷翔平選手の幼少期から現在に至るまでの軌跡をたどった絵本
2024年MLB開幕・ドジャース大谷始動に合わせて発売!


大谷選手に、パワーいっぱいもらえるかなぁと、期待して読みました(^^ゞ
終わりの方に、インタビューのページがあったり、手形が載っているページがあり、
手形に、手を重ねてみました(苦笑)

おっきな手~と、驚いたりしつつ。。

インタビューの中で、
「野球をしていて、楽しいこと、大変なことは何ですか?」との問いに、
『できなかったことが、できるようになること。
 大変なことは、ありません』

というのがあって、、今の私の心に、響きました。
できなかったことができるようになることは、楽しいこと!!と。。
この言葉をかみしめて、、日々がんばろう~!と思いました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本「菜食主義者」

2024-11-18 12:26:27 | 本・映画・ドラマ
ハン・ガンさんの「菜食主義者」を読みました。


今年、ノーベル文学賞を受賞されたハン・ガンさん。
私は、読んだことがなかったので、どんな物語を書かれる方なんだろう?と
読んでみたくなったのでした^^

ごく平凡な女だったはずの妻・ヨンヘが、ある日突然、肉食を拒否し、
日に日にやせ細っていく姿を見つめる夫(「菜食主義者」)、
妻の妹・ヨンヘを芸術的・性的対象として狂おしいほど求め、
あるイメージの虜となってゆく姉の夫(「蒙古斑」)、
変わり果てた妹、家を去った夫、幼い息子……脆くも崩れ始めた日常の中で、
もがきながら進もうとする姉・インへ(「木の花火」)―

3人の目を通して語られる連作小説集


ある日突然、菜食主義者になったかのようなヨンヘでしたが、
そのうち、水以外の一切の食べ物を拒絶し、自分は植物である、
植物にかえろうと、、するようになる。
精神を病んだとして病院に収容され、強制的に食べ物をとらされるようになる。。。

重い感じの不思議な物語でしたが、
人それぞれ、自分のものさしがあり、こうありたいと思う自分が居るのだけれど、
それを、周りに居る人が、阻止しようとしたり、曲げようとしたりで、
自分の思うようには生きられない。
みたいなことが、根底にあるるのかな、、、というのを感じました。

最近書かれたものも、読んでみたいなと思いました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本「あなたが誰かを殺した」

2024-11-14 00:26:33 | 本・映画・ドラマ
東野圭吾さんの「あなたが誰かを殺した」を読みました。


閑静な別荘地で起きた連続殺人事件。
愛する家族が奪われたのは偶然か、必然か。
残された人々は真相を知るため「検証会」に集う。
そこに現れたのは、長期休暇中の刑事・加賀恭一郎。
――私たちを待ち受けていたのは、想像もしない運命だった。


本読んだのいつぶり?と思ったら、前にブログに感想を書いてたのが
8月だったので、実に3か月ぶりの読書???と驚きました。
いや、、、厳密には、いくつか読んでいたのだけれど、どれも読み終えられなかった。。
というのが正しいのかも。
本に興味がもてなくなったのかしら?読む心の余裕がなくなってしまったのかしら?
なんて思ってたけど、
とてもおもしろかった。
久しぶりに読んだ感じがする、純粋なミステリー。

犯人は最後までわからなくて、、、ずっと面白く読み進めました。
大好きな加賀恭一郎シリーズだったのも、よかったのかも(^-^)

ただ、、、犯人の気持ちには、、ちょっと寄り添えない感がありました。
それで、、殺人する???みたいな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本「新章 神様のカルテ」

2024-08-21 23:41:19 | 本・映画・ドラマ
夏川草介さんの「新章 神様のカルテ」を読みました。

映画化された「神様のカルテ」シリーズの5作目らしい。
おそらく、全部読んでいるはずなのだけれど~。

栗原一止は、夏目漱石を敬愛する内科医だ。
信州・松本平で「24時間、365日対応」を掲げる本庄病院から信濃大学医学部に入局し、
早二年が過ぎた。消化器内科医として勤務する傍ら、
大学院生としての研究も進めなければならない。
そして「引きの栗原」は健在で、
患者より医者の数が多いはずの大学病院で相変わらず多忙な日々を送っている。
第四内科第三班の実質的な班長を務めている一止は、
正義感に燃える研修医たちに共感しながらもいさめ、
矛盾だらけの大学病院という組織にもそれなりに順応しているつもりであった。
しかし、治療行為も万策尽き、
最後のひと時を夫と子供とともに自宅で過ごすことを希望する29才の末期膵癌患者をめぐり、
局内の実権を握る准教授と衝突してしまう。
内科医・栗原一止を待ち受ける、新たな試練!


涙なくしては読めない物語。
でも、、、栗原一止先生は、少々(?)変わり者かもしれないけれど、
とにかく、人間味あふれるいい先生で、こんな先生が近くに居てくださったらな~と
思わずにはいられない。
「ととー」と、父を慕ってくれる、愛娘:小春ちゃんの存在も、
優しく見守るように、居てくださる、頼もしい奥様と、
住居を共にしている、同居の方々は、、みな、個性的で優しい。
栗原先生の、同期の先生方も、みないい人ばかり。
そんなことあるー?って突っ込みを入れたくなる私もいるけれど、
いい人の周りには、いい人が集まるものなのかも^^と思うことにして。

一止先生は、日本酒が大好きで、物語の中でも、様々な銘柄が出てきていました。
実に、おいしそうに味わってらっしゃる感じがして、
その銘柄探して、飲んでみたくなりました(^^ゞ

今回は、大学病院の役割とは?みたいなことについて
考えさせられました。

一止先生たちの、これから…も、読んでみたいです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本「星を編む」

2024-08-14 15:54:49 | 本・映画・ドラマ
凪良ゆうさんの「星を編む」を読みました。


前に読んだ「汝、星のごとく」の続編だったとは!
全然知らずに読み始めました。
途中で、既読感に包まれ、、、検索してみて、続編であることを知りました(苦笑)
なんてことでしょう!
思えば、装丁がとても似ていたから、その時点で気づきそうなものだったのに^^;

2023年本屋大賞受賞作 『汝、星のごとく』の続編。

花火のように煌めいて、
届かぬ星を見上げて、
海のように見守って、
いつでもそこには愛があった。

ああ、そうか。
わたしたちは幸せだった
のかもしれないね。

『汝、星のごとく』で語りきれなかった愛の物語
「春に翔ぶ」--瀬戸内の島で出会った櫂と暁海。二人を支える教師・北原が秘めた過去。
彼が病院で話しかけられた教え子の菜々が抱えていた問題とは?
「星を編む」--才能という名の星を輝かせるために、魂を燃やす編集者たちの物語。
漫画原作者・作家となった櫂を担当した編集者二人が繋いだもの。
「波を渡る」--花火のように煌めく時間を経て、愛の果てにも暁海の人生は続いていく。
『汝、星のごとく』の先に描かれる、繋がる未来と新たな愛の形。


3つめの「波を渡る」は、読んでいて、静かに涙が流れる感じで読みました。
とても感動しました。
家族とはなんだろう?
自由であることとは、なんだろう?
なんてことを考えつつ、登場人物たちが、みんな優しく、でも、自分のありのままで
居ようとする姿に、感動したのかもしれない。

北原先生と、妻:暁海さんが、幸せなその後を過ごされていて、ほんとによかった。

凪良ゆうさんの書かれる文章は、とても美しい。
そして、心に沁みこんでくる。
なんてことも、改めて思い出しました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本「成瀬は天下を取りにいく」

2024-08-09 18:01:52 | 本・映画・ドラマ
宮島未奈さんの「成瀬は天下を取りにいく」を読みました。

話題になっていたので、楽しみでした^^

2024年本屋大賞受賞作!
2020年、中2の夏休みの始まりに、幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。
コロナ禍に閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映るというのだが……。
M-1に挑戦したかと思えば、自身の髪で長期実験に取り組み、市民憲章は暗記して全うする。
今日も全力で我が道を突き進む成瀬あかりから、きっと誰もが目を離せない。
2023年、最注目の新人が贈る傑作青春小説!


成瀬が中学2年生の夏休み~高校3年生の夏休みまでを書いた物語。

芯がぶれなくて、まっすぐで、、、成瀬は、なんて素敵な魅力的な人なんだろうと思った。
現実に存在すれば、「変わってる」とか「超マイペース」とか言われてしまうかも
しれないけれど、これからの成瀬が、どんな風に大人になっていくのかが、
すごく楽しみな気がします。

私も、もしかしたら、、、高校生の頃は、、、人は人、私は私っていう気持ちで
過ごしていたような気もするのだけれど、だんだん、、、そういう気持ちが
減ってきてしまったなぁ~~~なんてことも、ちょっぴり懐かしい気持ちで
思い出したりなんかして(苦笑)

また、そういう気持ちを、、、少しは思い出して、日々過ごせると、
これからの人生、、もっと楽しめるかも。
そんな気持ちになることができました^^
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本「赤と青のガウン」

2024-07-27 12:30:05 | 本・映画・ドラマ
彬子女王の「赤と青のガウン」を読みました。


先月の初めくらいに、見ていたテレビ番組で紹介されていて、
心惹かれ、読んでみたいと思いました。

女性皇族として初めて海外で博士号を取得された彬子女王殿下による英国留学記。
英国のオックスフォード大学マートン・コレッジでの、2001年9月から1年間、
そして2004年9月から5年間の留学生活の日々――。

≪赤と青のガウン。
それは、私が博士課程を始めたときからいつか着る日を夢みてきたものだ。
五年間の留学生活中、何人もの友人が博士課程を無事修了し、
オックスフォードを旅立っていく様子を何度も見送ってきた。
晴れ晴れとした表情でこのガウンを身にまとい、
学位授与式が行われるシェルドニアン・シアターから出てくる友人たちの姿は、
誇らしくもあり、またうらやましくもあった。
オックスフォード大学の厳しい博士課程を成し遂げた者しか
袖を通すことを許されない赤と青のガウンは、
くじけそうになったときにふと頭に浮かび、
オックスフォードに来たときの自分に立ち返らせてくれる「目標」だった。≫(「あとがき」より抜粋)


プリンセス彬子さまの、お人柄が垣間見え、とても興味深く読みました。
素敵な方。
他にも執筆されているようですので、そちらも読んでみたいと思いました。

目次が、全部、漢字4文字で書かれているのに、まず、驚きました。

知っているのもあれば、何これー?みたいなのもあって、新鮮でした。

日本に居る時は、一人で町を歩かれることなどないのでしょうから、
英国での生活は、さぞかし、驚くことたくさんだったのだろうなと、
あれこれ想像しながら読みました。
これからの執筆も、楽しみにしたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本「変な家」

2024-07-20 14:13:09 | 本・映画・ドラマ
雨穴さんの「変な家」を読みました。


「最も売れた本!」と書かれているし、映画化もされているのに、
私は、この本の存在を知らなかった
貸してくださったのを、ありがたく読ませていただきました(^-^)♪

2024年3月15日より映画公開、大ヒット上映中!
雨穴デビュー作『変な家』ついに文庫化!

知人が購入を検討している都内の中古一軒家。 開放的で明るい内装の、
ごくありふれた物件に思えたが、間取り図に 「謎の空間」が存在していた。
知り合いの設計士にその間取り図を見せると、
この家は、 そこかしこに 「奇妙な違和感」が存在すると言う。
不可解な間取りの真相とは!?
突如消えた元住人は一体何者!?
YouTubeで話題となった 「変な家」の全ての謎が解き明かされる完全版、ついに文庫化。
本書のキーマン・設計士栗原による文庫版あとがきも収録。


家の間取りが、最初に、ばばーんと載っていたので、しばし眺めて、
ぞわっとしました。
子供部屋なる部屋は、、、監禁用の部屋だと気づいてしまったから。

その後は、推測をベースに物語が展開するのだけれど、
読みやすくて、ほぼ一気読みしてしまった。
でも、、最後まで読んで、
何が本当で、何が嘘なのかわからない感じになると、
ぞわっとする感じが、広がりました。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする