三浦しをんさんの「愛なき世界」を読みました。
感想など綴ってみたいと思います。

恋のライバルは草でした(マジ)。
洋食屋の見習い・藤丸陽太は、植物学研究者をめざす本村紗英に恋をした。
しかし本村は、三度の飯よりシロイヌナズナ(葉っぱ)の研究が好き。
見た目が殺し屋のような教授、イモに惚れ込む老教授、
サボテンを巨大化させる後輩男子など、愛おしい変わり者たちに支えられ、
地道な研究に情熱を燃やす日々…人生のすべてを植物に捧げる本村に、
藤丸は恋の光合成を起こせるのか!?
道端の草も人間も、必死に生きている。
世界の隅っこが輝きだす傑作長篇。
生物学者の植物を観察して、研究する様子が細かく書かれていて、
それも、とても興味深かったのだけれど、
出てくる登場人物が、みんな、、、素朴だったり、変わり者だったり、
といろいろだけど、みんないい人~~~~~ってのが、
私的には、ほのぼのしてて、嬉しかった。
結局のところ、藤丸くんは、2回も告白して、ふられてしまうのだけれど、
それでも、本村さんは、藤丸くんのことが嫌いというわけではなく、
単に植物(シロイヌナズナ)が好きすぎて、頭がいっぱいだから、
他のことを考える気になれないだけなのだ。
こんなにまっすぐに、研究に打ち込んでいるのって、まぶしい感じがするほどに、
純粋でいいなぁ~なんて思ってしまいました。
シロイヌナズナ、、どんな植物なのか、とても気になって調べてしまいました。

植物学の世界では、
2000年12月に植物としては初めて全ゲノム解読が終了している、研究のベースともいえる植物なのだとか。
タイトルの「愛なき世界」は、植物の世界には「愛」など存在しない・・・という
ことらしい。
野の草花含め、、花だけでなく、葉っぱ1枚1枚を、、これからは、
ちょっぴり観察してみたい気持ちになりました。
藤丸くんの恋は、3回目には、叶ってほしい気もするけれど。
感想など綴ってみたいと思います。

恋のライバルは草でした(マジ)。
洋食屋の見習い・藤丸陽太は、植物学研究者をめざす本村紗英に恋をした。
しかし本村は、三度の飯よりシロイヌナズナ(葉っぱ)の研究が好き。
見た目が殺し屋のような教授、イモに惚れ込む老教授、
サボテンを巨大化させる後輩男子など、愛おしい変わり者たちに支えられ、
地道な研究に情熱を燃やす日々…人生のすべてを植物に捧げる本村に、
藤丸は恋の光合成を起こせるのか!?
道端の草も人間も、必死に生きている。
世界の隅っこが輝きだす傑作長篇。
生物学者の植物を観察して、研究する様子が細かく書かれていて、
それも、とても興味深かったのだけれど、
出てくる登場人物が、みんな、、、素朴だったり、変わり者だったり、
といろいろだけど、みんないい人~~~~~ってのが、
私的には、ほのぼのしてて、嬉しかった。
結局のところ、藤丸くんは、2回も告白して、ふられてしまうのだけれど、
それでも、本村さんは、藤丸くんのことが嫌いというわけではなく、
単に植物(シロイヌナズナ)が好きすぎて、頭がいっぱいだから、
他のことを考える気になれないだけなのだ。
こんなにまっすぐに、研究に打ち込んでいるのって、まぶしい感じがするほどに、
純粋でいいなぁ~なんて思ってしまいました。
シロイヌナズナ、、どんな植物なのか、とても気になって調べてしまいました。

植物学の世界では、
2000年12月に植物としては初めて全ゲノム解読が終了している、研究のベースともいえる植物なのだとか。
タイトルの「愛なき世界」は、植物の世界には「愛」など存在しない・・・という
ことらしい。
野の草花含め、、花だけでなく、葉っぱ1枚1枚を、、これからは、
ちょっぴり観察してみたい気持ちになりました。
藤丸くんの恋は、3回目には、叶ってほしい気もするけれど。