イタリア料理

エスプレッソコーヒー(caffè espresso)

私が初めて飲んだイタリアのエスプレッソコーヒーの印象は、こんなに苦いコーヒーは飲めない!でした。

日本では一日数杯のブラックコーヒーを飲んでいた私は、その時も当然砂糖は入れませんでした。
そして砂糖を入れて、やっと飲めるようになり、徐々にその味に慣れてきました。

立ち飲みのカフェに行くと、30cc程の液体に、砂糖を二杯位入れている人を良く見かけました。

砂糖の量を少しずつ減らして、ブラックで飲めるようになると、エスプレッソコーヒーの美味しさが分かってきました。

苦いだけの飲み物が、香り、甘さ、酸味の調和により、コクのあるものである飲み物であると。

今では、一日の生活の中で欠かせないものになってしまいました。

そして日本から休暇でイタリアに戻るとまず最初にすることが、バールでエスプレッソコーヒーを飲むようになりました。

日本で飲むエスプレッソコーヒーは、イタリアのコーヒーに比べて少し量が多いので、その分味が物足りなく感じます。お店の人の話を聞くと、量を少なくすると、ケチっていると思われると言う話を何回か聞いたことがあります。


コーヒーミルにフィルターホルダーをセットしてレバーを引くと分量の豆が自動的に出てきます。


ダンパーで均一になるように押し込みます。


コーヒーマシンにセットしてボタンを押します。


この間約30秒ほど。美味しいコーヒーの出来上がりです。

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