絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

火の鳥(黎明編)2

2011-06-08 | 読書
火の鳥(黎明編)を読み終えました。
漫画ですから、直ぐに読み終わります。

卑弥呼は、病気で死にました。井沢さんの逆説の日本史とは、ちょっと違いました。
天の弓彦が火の鳥を捕まえてきましたが、その火の鳥を眼の前にして、力尽きました。
残念でしたね。他の本では、このように火の鳥を捕まえる場面があったでしょうか。

火の鳥は、火だから燃えていて捕まえられないんじゃなかったかなあと、漠然と思っていますが、
どうだったでしょうね。
私は、何冊か読んだことがあるのですが、忘れてしまいました。
一つだけ覚えているのは、平清盛が火の鳥を捕まえた夢を見たという場面でした。清盛は火の鳥の生き血を吸い、永遠の命を得て喜んでいる状況でしたが、その先が問題です。
永遠の命という事は、どんどん平清盛の子孫が増えて行きます。地球上の人間がみんな清盛の顔と同じ人間ばかりになりました。もっと先に行くと、地球が最後を迎えても清盛は死ぬことができません。それで、宇宙空間に漂っているだけの存在になります。

死なないということは、そういうことなんですね。
死にたくないのは、誰でも同じですが、地球が無くなって、自分の居場所が宇宙空間になり、フワフワ浮いているだけで、ただ、夜空の星を眺めるだけの存在になるのです。

そんな状態でも死にたくないでしょうか。死ねたら死にたいと思わないかな?

やはり、死ぬことは必要なんでしょうね。

ただ、みんなが生きている内は生きていたいし、できれば健康で長生きしたいですね。

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因みに、卑弥呼とは、火の巫女かな? いや、日の巫女かな?
皆既日食と天の岩戸の話なども含めて考えると、そんな気がしませんか?



コメント (2)
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