絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

一昨日のデッサン会

2011-06-11 | デッサン会
一昨日のデッサン会は、人物描き込みデッサンでした。
最近は、月に2回、この人物描き込みデッサンをしています。

デッサン会では、毎回10分間クロッキーをしていますが、クロッキーだけでは
人物画を描く力をつけることになりません。やはり、描き込む力を付けることが必要です。
クロッキーは、構図の取り方や強弱の付け方などにはとても良いですが、細部を描き込めないと
きちんとした絵にはなりません。

それで1つのポーズを決めて、同じポーズで10分間づつ5回やることにしています。
モデルは、メンバーが交代で行うので、二人選んで交互にモデルをします。他の人は2枚描くことになりますが、
モデルをやる人は、その日は1枚だけです。

本当は、1回20分で、5回やりたいのですが、それでは、モデルさんが疲れてしまうので、
10分で交替するようにしています。

一昨日の生徒作品をご紹介します。

 

左は、いつも素敵なクロッキーを描くHさんです。右は、もう一人のHさんです。
まだ、細部の表現は力が足りませんが、時間をかけて描くべきところが的確になって来ているとおもいます。

最近は、メンバーの全員が、位置と大きさが丁度よく取れるようになってきました。
そうなると、あどは、細部の描き込みです。例えば、顔、手、足、関節などを描く力をつければ
かなり説得力のあるデッサンになります。
そうなると、では、顔だけを練習する、手だけを練習するという具合にやればよいのです。
このように、全体を描くことから、部分を描く必要性を感じて、部分練習に入ると良いでしょう。

ただ、手を描きましょうと言われて描くのとは、目的が違ってくるように思います。

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本のタイトル

2011-06-11 | 日記
本のタイトルが決まりました。

「西洋美術クイズ」です。

6月の後半に出版予定で、最後の詰めを行っています。
私には、新たな原稿依頼があり、それを書いているところです。

本の内容は、美術史クイズですが、それだけではさびしいので、
旅ネタというコーナーを作って最後の部分に載せてくださるそうです。

ただ、私は書き出すともっと書きたくなって、止まらないくなります。
500文字から600文字という指定をされたのですが、それでは言いたいことが
書き切れません。そのため、構わず書いていたら、3000文字を超えてしまいました。
これは、短い文で端的にまとめる力が無いのですね。
今更ながら、国語力の不足を感じます。

私が行った場所を6か所選んで、それぞれ600字くらいで紹介してくださいと
言われました。しかし、自分が行ったところを良い所ですよと紹介するには、
あまりにも文字数が足りません。それで、とにかく書きたいだけ書いてそれを
編集してもらう事にしました。

そんなことをしていたら、昨日はブログを書くことを忘れていました。

果たして、6月中に終わるでしょうか?頑張ります。
コメント (2)
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