絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

構図の研究3

2011-06-15 | 構図の研究


この構図は、バランスはとれています。
問題点は、中央の岩ですね。特徴がありすぎます。
まるで、一人で立っているような感じです。
もしかすると落ちそうです。
そんな点がきになりました。

もし、水が落ちる部分を見せたいのだとすると、二つあるので、
目が分散します。少し欲張りでしょうか。どちらかに絞った方が良いのではないかと思います。



少し角度を変えて撮ったのが、これです。
これは、上の問題が解決されていないことと、下の白っぽい岩の三角形が気になります。
なんだか、ばってんを感じます。X構図になっているのがわかりますか?
中央の岩がまるで、日の丸のようにど真ん中にきていますね。それも気になります。





コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

構図の研究2

2011-06-15 | 構図の研究


通信指導のTさんが撮ってくれた写真を使って、研究しましょう。

この写真は、絵にする場合、どこが問題でしょうか?

私は、手前の岩がポイントに思えますが、その場合には、背景の量が多すぎる気がします。
また、小さな滝がありますが、その落ちる部分もポイントになるのですが、小さすぎる気がします。
背景は背景で、奥に行く感じがいいのですが、それをメインにするには、ちょっと主張が弱いです。

この状態で絵にするなら、私なら中央辺りに人物を立たせたり、しゃがませたりしたいです。
沢ガニでも探している子どもたちを描くなら、ここでも良いと思います。
今は、主役が弱いですね。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする