絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

風の歌を聴け

2012-08-06 | 読書
村上春樹の「風の歌を聴け」を読み終えました。



この本は、短編かと思ったら、一冊で一つの話でした。
他の本で出てきた鼠と呼ばれる男が出て来ました。その鼠と出会った時のことが書いてありました。
そういうことが、わかるのも面白かったです。

何だか話は分かりませんでしたが、ただ読んでいるだけで、いいような気がしました。

指が一本ない女性とのこと。特に何もなく別れます。ドラマらしきことは何もありません。

ロマンロランのジャンクリストフが出て来たような気がします。これは加藤諦三さんが読んで感激したと言っていた本だなと思い出しました。
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ロンドンオリンピック

2012-08-06 | いろいろ
フェンシングの団体戦準決勝、日本対ドイツ、すごい戦いだった。
最後の9秒で、2ポイント負けていたが、残り6秒で1ポイント差、最後の1秒を残して追いつき、延長で勝った。その勝利も映像の判定。あんなドラマがあるだろうか?

バドミントンの藤垣ペアの決勝戦、二セット目の延長の延長、4回目に力尽きた。
しかし世界ランク2位の中国ペアを苦しめ、冷や汗をかかせた戦いぶりは見事だった。
もし、あの延長を制していたら、三セット目は逆転勝利もあり得たと思う。

バスケットのアメリカ対クロアチア。あのNBAのスーパースターたちのドリームチームがまさかという戦い。もしかしたら、負けるのではないかという場面があった。
これまで、1勝2敗のクロアチアがなぜあんな戦いができたのか?
ゾーンで守って外からシュートを打たせる。リバウンドは必ず取る。という方法で戦った。3ポイントシュートは、決まれば楽勝になるが、入らなければ、こういう展開にもなるのかと思い知らされた。
最後は、レブロンジェームスの個人技で差をつけて勝った感じだ。
クロアチアもあれだけ強ければ、もっと他のチームにも勝てそうなものだと思った。

オリンピックは、これまで私があまり見たことがない競技もテレビ放映されるので、これをきっかけにルールを覚えたりする。今回は、アーチェリーのルールを覚えた。アテネの山本先生が銀メダルを取った時も、覚えなかったが、今回はルールがよく分かった。

ホッケーも、すこしわかった。サッカーと違うのはオフサイドがないということ。持っているものは、片面しか使えないこと。サイドアウトしたときは、ドリブルで再開できることなどを覚えた。

オリンピックは、日本選手の活躍を見るのが楽しみだが、それ以外にも勝ってほしい人がいる。私はウサイン・ボルト選手は勝ってほしい。
強い人は、飛び抜けて強くあってほしいという期待がある。

これからは、サッカーが男女アベックで優勝がいい。
女子バレーもメダルを取ってほしい。
レスリングも吉田、伊調に金メダルが期待できる。

マラソンが少しさびしい。ケニヤ、エチオピアが強すぎる。
それを考えると、高橋尚子さんと野口みずきさんはすごかったなあと改めて思う。

世界選手権で、野口さんが2位になったとき、3位、4位も日本で、三人が日の丸を持ってスタジアムを蝶々が飛ぶように、舞ったことがる。あのときは、マラソンは日本の時代がきたと思ったが、今は、アフリカ勢が取って代わった。

しかし、「康介さんを手ぶらで帰すわけにはいかない」という言葉が良かった。
男子メドレーリレー銀メダルである。
北島は100メートルで負けたハンセン選手に勝ってしまった。このメドレーリレーは、一種目強い選手がいるだけでは、勝てない。
スタートの入江選手は、この種目だけでなく、「このオリンピックは日本代表の27名でリレーしている」と言った。チーム日本というイメージだ。そして、過去最高の11個のメダルを取った。日本水泳界の記録を塗り替えたことになる。

以前は、アメリカに大きく水を開けられて、それが当たり前の時期があった。
うらやましく、眺めていた。しかし、それが、平泳ぎからだっただろうか、田口選手。バタフライの青木選手、背泳ぎの鈴木選手などが金メダルを取ることで、コンプレックスをなくしてくれた。極めつけは岩崎恭子ちゃんだろう。オリンピックは何がおこるかわからないということを見せつけてくれた。そして北島康介。これは神業だ。

オリンピックは、感じること、感動することがたくさんある。
絵にもオリンピックがあるといい。








コメント (2)
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