絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

宮沢賢治

2012-08-24 | 読書
今日、図書館に行って、宮沢賢治を読みました。
伝記です。



コロンブスを読んでいたので、続きを読もうと思って行きましたが、誰かが借りて行ったらしく、ありませんでした。そのため、同じコーナーにあった宮沢賢治を手に取ったのですが、簡単にかいてあるので、すぐに読み終わりました。

宮沢賢治は、岩手県出身で、石川啄木の10年後輩なんですね。同じ小学校だったようです。へええと思いました。
実家は質屋で、質草を取って、金を貸すということを見ていて、嫌になり、質草なしに金を貸したりして、父親に叱られたりしています。長男なので、家を継ぐため上の学校にいかせてもらえないということがありましたが、つまらなそうに仕事をしている様子を見て、父親は学校へ行くことを許可します。

農学校の先生なども経験しますが、体が弱くて、倒れます。
37歳で亡くなりました。

童話は、病気で倒れたことをきっかけに、妹や家族のために書いたのですが、自費出版しても売れずに、生きている間は報われませんでした。

永訣の朝は、高校時代の国語の時間に勉強しました。
雨にも負けずは、テレビでよく耳にしました。
注文の多い料理店は、文庫で読んだ記憶があります。
風の又三郎も聞いたことがあります。

知らないつもりでしたが、随分なじみがあるものだと思いました。

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37歳で亡くなった芸術家を思い出すと、すぐに浮かぶのはゴッホとラファエロです。
生きているうちは、報われなかったという点では、ゴッホですね。モジリアニも35だったかな?

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宮沢賢治の伝記を読んでいたら、銀河鉄道の夜を読んでみたくなりました。
図書館で、係りの人に探してもらったら、これを渡されました。


中を見たらマンガでした。でもわかりやすいので、これも読んでしました。
他には、宮沢賢治の全集のようにシリーズになっている本があったので、借りてきました。
報われなかったけれど、一生懸命書いた童話ですから、読んでやりたいという気持ちで借りました。伝記から読むとそういう気持ちになりますね。

セロ弾きのゴーシュは、こういう話だったのですね。さだまさしの歌で名前だけ知っていました。読み終えて、最後の部分が物足りない感じがしました。もう少し書き足したくなりました、

作り替えるなら、あの動物たちは、実はがみがみ怒っていた指揮者が手配したもので、ゴーシュを上手くさせるための魔法だったというのは、どうでしょうか?そして、最後にゴーシュがそれを知って、指揮者に感謝するというパターンも考えられますよね。
こんなに作り直したら、叱られそうですね。






コメント
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