先週末、日本シュガーアート協会による第1回シュガーアートコンペティションが東京にて開催されました。
関西からのコンテスト参加は、搬出入を思うと、気力体力的に年に1回が限度かナ・・・と思っていましたが、今般、或る雑誌が作品を掲載してくださることになり、その為に作品を作ることになりましたので、7月25日の雑誌撮影後、コンテストにも出してみることにしました。
雑誌のコンセプトは、【読者が、『こんなものを作って贈ってみたい』と思うようなもの ~ワンランク上の贈り物~】というようなお話だったと思います。 《読者が作りたいと思うもの、読者が作ることの出来るもの》・・・、ウ~ン、悩みましたネ。。。 そびえ立つようなウェディングケーキはコンセプトとは異なるし、難し過ぎず魅力的なもの。。。???
折角 雑誌に載せていただくのですからある程度は見ごたえが無いと誌面に対して申し訳ないですし、かと言って、沢山の装飾を入れてしまうと、見るだけのものになってしまう。。。 結果、この程度で良かったのかどうかは今でもわからないのですよ・・・
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雑誌撮影後、バリ旅行で一旦 気持ちをリセット。 アタマをほぐして8月13日からはコンテスト向けに手を加え始め、8月17日セレブレーションケーキ部門に出展(搬入)、作品のタイトルは『花結び』。 銀賞受賞でした。 大切な人に お祝いの気持ちを込めてお贈りするケーキ全体を 丁寧にラッピングするようなイメージで、パープルに染めたシュガーペーストの帯で巻き上げ、カラフルなお花の束を結び留めにしました。
(あと、どこをどうしたらコンテストに出せるかなぁ・・・)と バリ島でも思案し続け、帰国後も高校野球を観ながら考えあぐねた追加の装飾。 ケーキトップの羽子板だかウエハースみたいなものは前日に思いついて作ったものなのですよ(^^;) しかも、生乾きで挿したものだから折れるわ何やらで・・・(汗) 時刻は既に5時。 なのに娘が突然、「携帯電話が壊れた!」と言うものだから、急遽買いに連れて行き、、、(汗) ハゴイタは、余分に作ってあったものは若干短くて予定とはバランスが違ってしまい、あと、レースピースを貼り付けたかったのに時間切れ(> <) ケーキトップの薔薇も気に入らな~い。。 けどもう引き返せな~~~い。。。
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この作品は、掲載のお話を下さった雑誌を一通り拝見して、私が抱いたイメージからその雑誌向けに作り出した色とデザインでした。つまり、このお話が無かったら生まれていなかった作品なのです。 ですから、何としてでも賞をいただく事で、私を見つけてくださった出版社のスタッフの方にお礼返しをさせていただきたいと思っていましたので、ほっとしました。 コンテストに出展する気になったのも出版社のお陰。お電話を下さったスタッフの方にとてもとても感謝しているのですよ~♪ (どうもありがとうございました)
*SugarBouquetRuri* 宮本瑠璃