マクドナルドでのブランチタイム。
マクドナルド商品を食べ終わった親子がマフィンをカバンから出して来た。
「これは24日まで。ゆうくんには食べさせられない。これはパパが食べて、ゆうくんはこっち、27日までの分。ママにそう言われてるんだ。大丈夫かな、24日期限って。」
「だいじょうぶだよ、27は。41までだいじょうぶだよ」
(?!)
未就学児のお子さんにはまだ理解出来ない『賞味期限』。
自分のことはいい加減にして子を守る。どこの親も同じな光景にほのぼの。。
「牛乳も持ってきたよ、ゆうくん好きだろ」
「やった、さすがだね、パパ!」
(う~ん、ちゃうちゃう、ココではその行為は《さすが》とは言えないの。持ち込みは普通、あかんねん・・・ でも、ま、お店の商品をちゃんと食べてたし、幸せそうな親子の光景は和めるし、許してあげて~?)
~で、この《さすが》という言葉。目上の人にも使って良い言葉だそうで。 褒められる事は誰でも嬉しいもの。褒められると自信がつき、次への意欲が湧く。そして、《さすがですよね》という言葉の裏には、今初めて感心されたのではなくて、以前から認めてもらっていたという事実が明確になり、さらに信頼関係を良くする効果があるらしい。
『さすがだね、パパ!』 ・・・この一言にこの親子の信頼関係が見えてくる。(無償で子供に信頼してもらえる年齢ではありますけれど、ね) 子の期待を裏切らないよう、未来へ向かって果敢に歩む子の道しるべになるべく、今日もどこかで頑張るお父さんたちなのですね。
お婆さんになっても子に「さすが」と言われる部分を残しておきたいと思う母なのです。
SugarBouquetRuri 宮本瑠璃