睡蓮の千夜一夜

馬はモンゴルの誇り、
馬は草原の風の生まれ変わり。
坂口安吾の言葉「生きよ・堕ちよ」を拝す。

屋外メダカの天敵と野生の目覚め

2018-02-13 13:34:58 | 屋外メダカの秋

 

冬のあいだは鉢を覗いてもメダカの姿は見えない。
火山岩の岩組みの下に作った隠れ家の中にひそんでいる。
隠れ家の素材は素焼きの5号鉢、水槽アクセサリーのドカン、
水鉢が大きいときは穴あきレンガを組んだりする。
袋小路にならないよう貫通しているものを使っている。

底砂に隠れ家を置きその周りを岩や小砂利を積み岩組みを作り、
入り口が見えないよう水草を植えたり水生植物の鉢を沈める。
主がいないメダカ飼育は良くも悪しきも環境しだいだと思う。

天然の餌を食べ丸々と肥え敏捷な魚体で天敵から身を守る。
鉢のまわりで野鳥がメダカを狙う、ヘビが水浴びにくる、
鉢の真上でモリアオガエルが産卵し大量のオタマを落とす。

そんな中でたくましく野生に目覚めたメダカは水面を真横に
移動する稲妻泳ぎを見せてくれる、ジャンプもする。


プラ舟で水浴びするヤマカガシ(弱毒蛇)
毒を持つヘビはみな眺めるには美しい


山の家で気を付けていることは大きく5つ

・大きく深い鉢にメダカを少数飼う(4Lに1匹程度)
・夏冬は水温変化に注意、それなりの対策をとる
・四季を通して緑を保つ水草やコケを植える
・水の鮮度を保つ、夏の青水はほどほどに(酸素不足)
・繁殖は自然に任せる。泳いでる稚魚はサルベージ

ここ10年はもらい物メダカと飼育放棄のメダカを受け入れの
ほかに、お金を払ってメダカを買うことはなくなった。
結果的に黒メダカと青メダカの2大勢力になったけど。

採卵と稚魚の育成に夢中だったころに比べるとメダカの数は
全盛期の1/3くらいに減ったが、長生きのメダカは3年~5年は
生きるから今ぐらいがちょうどいい。

体感的に黒メダカは色メダカより長生きする。
人工的に高度に交配されたメダカは温度変化に弱く多種混泳に
向かないし、ヒカリメダカの一部は背骨が曲がったりする。
値が張る交配メダカは単種飼い屋内水槽がベストだと思う。

早く春がくるといいね
陽光に誘われて一列に泳ぐ
メダカの学校が待ち遠しい


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