睡蓮の千夜一夜

馬はモンゴルの誇り、
馬は草原の風の生まれ変わり。
坂口安吾の言葉「生きよ・堕ちよ」を拝す。

咲かない睡蓮

2011-06-01 05:43:00 | 屋外メダカの夏

オレンジ色のセルフィンヒカリメダカ(F1)
Cannon EOS Kiss X4+EF10028MU


今年で2歳になるセルフィンメダカは頂き物。
背ビレにセルフィンの特徴がでないF1メダカ5匹を持ってきた友人は、
いつものように「めんどうみてやってくれ」とつぶやいて帰っていった。

この子ともう1匹の茶色のセルフィンの2匹を手元に残して、
残りの3匹は、うちよりも飼育環境がいい知人に差し上げた。
彼の家は井戸水を引いた池の浅瀬に岩とネットで仕切った
メダカ専用コーナーがある。

うちは睡蓮鉢13とプラ舟3のメダカの入れ物は16個もあるけど、
天然エサで賄える範囲のメダカだから、上から見るとスカスカ、
メダカがコケ岩の下にかくれたら、何もいない睡蓮鉢に見える。

その睡蓮が咲かない。
アサザやガガブタが水面を覆う勢いで睡蓮鉢を占領してしまう。
睡蓮の根元に日光が届かないからなおさら咲かない。
で、ホムセンに行き、今が見ごろと咲き誇る温帯睡蓮を買う。

そして想う、
あれだけ咲いているのだから、さぞや追肥がたっぷりと・・・、
数年前の悪夢がよみがえり...買った睡蓮はひとまずバケツ行き。

シーズンが終わるとしなびた茎を切りおとしプラ舟に沈めて春を待つ。
4月下旬ごろ、鉢から出して少量の(安全な)肥料を入れて植え替える。
さあ今年こそメダカと睡蓮がたわむれる写真を撮るぞと意気込むんだけど、
咲かない。追肥をしないせいかな...。

じか植の姫睡蓮は葉っぱのみ。
本宅は標高326mの山の中、市街地との温度差が3度くらいある。
今日、少し追肥した。咲くといいな。





これはアサザ・カガブタ・トチカガミのいずれか。
花が咲かないと名前が分からない...。
去年の冬に枯れた根を全部取って捨てたはずなのに、かってに出てきた。



アサザやガガブタはしなびた根っこでも、水に浮かべただけで芽がでてくる。
こんなに強い生命力を持ってるのに、一部地域で絶滅が危惧されている。
黄色い花は食傷気味...ピンクの睡蓮が見たい。

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たくさん夢をみた
月に架かる銀の階段をのぼる幻想詩はラリっていたから
山の広場で赤いタコ風船が輪になって踊っていたのもラリっていたから
いまは正気で夢をみる。




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