行きつけの赤提灯は去年の暮れに閉店してしまった。
ここ数年顔色に生気がなく動きが緩慢になっていた店主が
意を決して病院に出向いた結果、膵臓がんStⅣオペ不可。
自宅療養している彼の見舞に行ったとき、
青白く横たわる彼の横にある酸素ボンベや介護用品を見たとたん
「セカオピ受けた?」などとはとうてい言えなかった。
薄く目を開けて「焼き鳥わりいなぁ.....」と、
細く震える声でつぶやく彼の手をさすることしかできなかった、
何の言葉もでなかった。無力だった。
すでに両親を看取り、親しい友人の何人かを見送ったというに、
いつも突然くるふいのお別れのような気がする。
こころの準備などあってないようなものだと実感させられた。
目をとじても面影は浮かばない
遠く白い闇のなかに浮き立つようにいる
あなたもそうだろうか
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マヨネーズと粒マスタードをぬったパンにハムをおき、
マーガリンをぬったパンではさめばOK、10分で完成。
これにホットミルクとオレンジ1個が遅い朝食。
朝から飲んだくれて1食も食べない日がある。
ストーブで焼いたスルメをかじりながら朝からヱビス、
懐かしい想いを巡らしているとき。
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