水産北海道ブログ

北の漁業と漁協がわかる情報満載です

2020年12月15日(火)発行/北海道漁協系統通信第6529号

2020-12-17 16:07:25 | 系統通信

太平洋クロマグロ訴訟で原告が札幌高裁に控訴
「控訴審であらゆる知恵を絞って頑張る」

日ロ地先沖合漁業交渉妥結 
道が佐藤水産林務部長の談話を公表

GoToトラベル全国で1月11日まで取り止め
札幌、大阪に加え東京、名古屋も27日まで自粛求める

道南太平洋沿岸スケソウ刺し網漁獲状況
累計で8,300㌧・前年比65%、12月に入って上向く

全国サケ・マス来遊状況(11月30日) 
カラフト偶数年級では半分程度、秋サケ日本海が好調

稚内水試 2020年ノース場ホッケ新規加入量調査
0歳魚 加入量は低いが高豊度を示す低成長の特徴

「噴火湾養殖ホタテガイ対策だより第16号」
本養成比較調査 耳吊りの作業時期が生残に影響か

道漁連がAIR DOとコラボ 道産ホタテをPR

19日、道が第3回オンラインジョブサロン漁業編

漁場造成構造物適格性検討会は書面開催に

道漁連 札幌市内の児童福祉関連施設に水産品贈呈

水産団体の「2021年 新年の集い」は中止


2020年12月8日(火)発行/北海道漁協系統通信第6527号

2020-12-17 15:58:57 | 系統通信

令和2年秋サケ沿岸漁獲速報(11月30日)
1,570万尾と前年比3%増、金額349億円・22%増

網走管内秋サケ漁獲情報11月20日現在
2万133㌧で前年比2.5%減、金額144億円で2割増

道連合海区漁業調整委員会
漁業法改正に伴う小型サケ・マス流し網の制限措置を答申
道資源管理指針・方針の策定を協議、国の資源管理に付帯意見

根室湾共同海区のホタテ桁曳網漁始まる

令和2年度社会貢献賞および産業貢献賞を公表
水産は社会貢献賞36名、産業貢献賞13名
丹野、篠谷、髙野組合長ら現役組合長も受賞

工事等優秀業者の水産土木部門に10社が感謝状

令和2年度 栽培漁業推進功労者表彰
北見増協、日高増協、宗谷増協、常呂漁協から4名が受賞

西網走漁協の「網走湖産しじみ貝」がGIに登録


令和2年度北海道開発予算第3次補正 水産基盤整備に約119億円、ゼロ国24億円

2020-12-17 15:53:43 | ニュース

 国土交通省北海道局は、政府の総合経済対策、国土強靱化5ヵ年加速化対策に基づき、総額2,037億円の令和2年度北海道開発予算第3次補正を発表した。

 内容は「ポストコロナに向けた経済構造の転換・好循環の実現」に必要な460億円を計上。このうち「TPP関連政策大綱」に基づくものは398億円となっている。

 また「防災・減災、国土強靱化の水深など安全・安心の確保」に1,577億円を計上し、関係者が協働して取り組む「流域治水」に基づき、ハード・ソフト一体の事前防災対策を加速化する。

 農林水産基盤整備費は662億3,600万円で、うち水産基盤整備は118億7,800万円。

 ゼロ国債(国庫債務負担行為)は事業費ベース657億円で。水産基盤整備に24億4,200万円を充てる。


令和2年度第3次補正予算(水産庁) コロナ・輸出促進に重点 水産業競争力強化288億円

2020-12-17 15:52:44 | ニュース

 政府は15日、新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策、ポストコロナの経済構造転換、防災・減災、国土強靱化対策を柱とする一般会計19兆1,761億円の令和2年度第3次補正予算を閣議決定した。

 農林水産省予算は、総額1兆519億円で公共4,549億円、非公共5,971億円。「総合的なTPP等関連政策大綱」に基づく輸出促進、競争力強化、担い手育成など国内対策として3,220億円を計上した。

 水産庁予算は1,136億円で、「1.コロナ禍や不漁問題の長期化の中での水産業の成長産業化の加速化」(TPP等関連政策大綱の着実な実施)として「水産業競争力強化緊急事業」に288億円を計上し、「漁業構造改革総合対策事業」63億円、広域プランに基づくリース方式による漁船導入に95億円、省力・省コスト機器導入に40億円、施設整備・漁港機能増進に55億円、金融支援3億円、漁協の経営・事業改善(浜の活性化実証)に11億円を充てる。

 水産物輸出拡大緊急対策事業に56億円を計上し、「水産物輸出促進のための基盤整備(公共)」に50億円、「水産物輸出拡大連携推進事業」に6億円、「漁業の担い手確保・育成」に1億円を充てる。

 次に「2.ポストコロナに向けた新たな資源管理の着実な実行と漁業経営の安定」として「水産資源調査・評価緊急推進事業」に2億円、「漁獲情報等デジタル化推進」に20億円、「漁業収入安定対策」に425億円、「特定水産物供給平準化事業」に5億円、「水産業労働力確保緊急支援事業」に6億円を充てる。

 「3.外国漁船対策等」として「韓国・中国等外国漁船操業対策事業」に40億円、「沖縄漁業基金事業」に30億円を計上。

 「4.防災・減災、国土強靱化、災害からの復旧・復興」として「激甚化する台風等に備えた漁港施設等の強靱化」(公共)に230億円、「海岸堤防等の対策」(公共)に6億円、「漁港関係等災害復旧事業」(公共)に47億円を計上。

 「5.輸出先国の規制やニーズに対応した加工施設等の整備」としてHACCP等に対応した施設改修・機器整備に90億円(食料産業局計上の内数)、集出荷貯蔵施設、卸売市場等の整備に80億円(生産局計上の内数)を計上。

 新型コロナ拡大防止とともに行う機器・設備の導入を支援する「経営継続補助金」の2次募集関連に571億円(経営局計上の内数)を盛り込んだ。

 ネット販売や学校給食など販促、販路開拓を支援する「国産農林水産物等販路多様化緊急対策事業」に250億円(大臣官房計上の内数)の予算枠を確保した。