
紋別漁協前代表理事組合長で道定置漁業協会会長などを務めた阿部滋氏は入院治療中のところ、29日未明、逝去した。84歳。
阿部氏は、紋別氏出身で定置網漁業を営む傍ら、紋別漁協代表理事組合長を6期18年務め、北見管内漁協組合長会会長など漁協系統の要職を歴任した。定置業界にあっては道定置漁業協会会長に就任し、札幌駅前での「秋さけ祭」を開催して消費拡大に努めた。さらには日本定置網漁業協会の会長としてリーダーシップを発揮した。また、紋別漁協のホタテ貝増殖の発展に尽くし、全道有数のホタテ産地に育て、道ほたて漁業振興協会会長も務めた。
葬儀は、妻・照子さんを喪主、次女・亜希子さんを施主に、知見貴美男紋別カントリークラブ代表取締役が葬儀委員長となって5月2日に通夜、3日に告別式を紋別市内の「いずみほーる」で執り行い、故人の急逝を悼む大勢の参列者が焼香した。
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