全国のサンマ水揚げは11月で1万4,500㌧と伸び、累計では2万7,000㌧に近づいた。
漁業情報サービスセンターによると、11月の全国のサンマ水揚げは30日までに1万4,600㌧に達し、㎏平均単価は422円となっており、前月平均に比べ100円安いが、前年同月に比べると、8割近く高騰している。
これによって今シーズンの累計は、2万6,750㌧となり、前年同期の7割強まで回復しており、前年同様11月の水揚げが10月を上回るパターンとなった。しかし、過去5ヵ年の平均と比べると3割程度の大不漁には間違いなく、外国漁船の影響や資源減少の問題が影を落としている。漁業情報サービスセンターの漁況予報によると、12月上旬は道東の来遊はなく、三陸、常盤も断続的な来遊とみられる。
道内の11月水揚げは、花咲が2,300㌧、厚岸が1,400㌧円となっており、累計では1万㌧を超え、1万750㌧程度と前年の5割程度の水揚げにとどまり、平均㎏単価は500円近くまで高騰、前年の300円に比べ6割以上高かった。
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