道機船連内の北洋開発協会によると、ロシア科学研究機関の太平洋サケマス漁獲予想量は31万1千㌧で、その内訳はカラフトマス18万9千㌧、シロザケ8万2千㌧、ベニザケ3万1,200㌧以上とした。地域別ではカムチャッカ地方が19万9,250㌧、サハリン州6万1,920㌧、ハバロフスク地方3万6,380㌧としている。昨年は不漁年として漁獲勧告量32万㌧に対し、27%下回る23万5,500㌧の実績にとどまり、この20年間で最低を記録した。ロシア科学研究機関は今後5〜7年間は記録的な豊漁は期待できないと予想している。
また、2月4日現在のロシア漁業者による漁獲量は46万6,100㌧で、極東で41万4千㌧生産され、このうちスケソウが29万9千㌧、ニシン11万㌧、マダラ1万4,500㌧となっている。主要海域では北部海域で2万3,400㌧、バルチック海で7,500㌧、カスピ海で6,300㌧、外国・国際協定・公海部海域で9,400㌧となっている。
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