道東太平洋のサンマ漁は、10月20日現在、全国で7万6千㌧と前年同期のほぼ2倍に達しており、花咲で3万3千㌧と前年の1.7倍を水揚げするなど道内主要港も好調だった。11月上旬で道東沖のサンマ棒受け網は終漁する。
漁業情報サービスセンターによると、全国の生サンマ産地水揚げ量は、7万5,800㌧と最低だった昨年の2倍に達し、すでに22日も3千㌧を水揚げし、前年の最終水揚げ(7万8千㌧)に達した。10月の㎏平均価格は166円で4割安。シーズン通してみると、約4割前年より安いが、水揚げ金額は単価を数量でカバーし昨年より2割ほど多い。
道内主要港の水揚げは約4万7,700㌧で、水揚げ金額も100億円を突破した。花咲が3万3,850㌧、厚岸が8,820㌧、釧路が4,710㌧、浜中が320㌧といずれも昨年の最終水揚げ(11月)を上回っている。漁業情報サービスセンターの中短期予報(10月19日発表)では「道東海域では、来遊量は減少し、11月上旬に終漁する」としている。
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