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ハナウタ うたこの「宝物がいっぱい」

自分にとっての「好き」や「嬉しい」を集めて綴る、ささやかなことのブログです。

こだまの歌

2016年11月14日 | ⓰ 電車で

「こだまの歌」

 

先を急ぐ者たちよ 

後は任せてぐんぐん進め

俺は俺のやり方で

誇りを胸に目的地を目指すぜ

 

あの音はひかり

あの風はのぞみ

仲間の雄姿は俺の自慢さ

 

みんなで決めたそれぞれの仕事なんだ

補い合って高め合って

全体のつながりの中で それぞれ個性的な俺たちさ

 

求める人を全部拾うのが俺の役目だ

この役割 いいだろう

 

そう、俺は「こだま」だ

海を越え 山を越え 街を越え 夜を越え

お望みの場所へ必ず行くのさ

だから安心していいぜ

俺がいれば大丈夫なのさ

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

昨日の夜、掛川から帰って参りました。

停まる駅々で停車時間が長いので(ひかりやのぞみに抜かれるからね)

勝手に哀愁すら感じました。

それにしても「こだま」ってなんかすごく日本語っぽい響き。


モラル

2016年08月22日 | ⓰ 電車で

仕事でした。

朝はわりと良かったのですが、帰りは暴風雨。

 

仕事先から駅まで歩く間、スーパーやコンビニの傘立てには

骨が折れて無残な状態の傘が沢山ささっていたし、

道の端にはやっぱり折れたビニール傘がいっぱい落ちてた。

駅では警備員が壊れた傘をビニールひもでまとめて薪のように束ねたものを両手に持って移動してたし。

 

台風の日にビニール傘が役立たずなのはわかりきってるのになぜ持つの?

すぐに壊れて凶器になるのに。

登山する人みたいに、ポンチョのような防水の服を着られたらいいんだろうけど

通勤通学には不向きなのか浸透しない。

 

傘が壊れた時、もしも故意に捨ててるとしたらダメですよ!

壊れた傘を捨てずに持ち帰る気持ちのある人しか

傘をさしてはいけません。

折れた時の対処を考えて行動し、手間でも自分で不燃ゴミの日に出すのです。

 

 


私のレーザービーム

2016年06月22日 | ⓰ 電車で

今朝電車の中で目の前に座っていたおじさんが突然立った。

その素振りから、私は荷物のリュックを網棚に乗せたいらしい、と読んだ。

なのでつり革を離してスペースをあけた。

 

おじさんは無言で正面を向いたままイナバウアーみたいに上半身を反らせて

荷物を網棚に乗せた。

身体の方向を変えるというロスがなくていいのかもしれないけどヘンだった。

その間ずっと私の方を見ていたので 目のやり場に困った。

場つなぎにでも

「ちょっと失礼」とか

「すみません」とか言えばいいのに。

 

身軽になったおじさんは膝の上でノートパソコンを開いた。

でもパソコンをする気配はない。

右手に持ったスマホをずっと見ている。

老眼なのか、メガネを外してそのメガネを左手で持っている。

つまり両手がふさがった状態で満員電車で膝にはパソコン、だ。

 

液晶の見やすい角度に大きく開かれたノートパソコン。

揺れる車内で おじさんの膝のバランス具合だけが頼りの危険なパソコン。

 

次の駅にとまる直前、おじさんの隣に座っていた女性が立った。

そしてドアの方へ進もうとしたとき 荷物がパソコンに軽くだけれど当たってしまった!

 

女性は気づかなかったらしく行ってしまったが

おじさんはすごい形相で女性の姿を視線で追っていた。

神社にいる仁王の「あうん」の顔みたいだった。

 

おじさんが手でパソコンを押さえていれば気にもならないほどのことだったと思うよ。

そもそもガバッと開き過ぎなんだよ。

落ちなくてよかったじゃん。

自分が反省するところだよ。

 

おじさんが敵意丸出しで女性をにらむその横顔を

私がしっかりにらんでおきました。

関係ないけどすっごくにらんでおきました。

私の目からはレーザービームが出ていたと思います。

 

 


電車の人とベジータの話

2016年01月14日 | ⓰ 電車で

朝の総武線で、前に座っていた女性が突然「チッ!」っと舌打ちをした。

続いて「フーッ」とため息。

どうやらスマホでゲームをしているようです。

ところで、この「チッ」と「フー」はワンセットなのでしょうか?

それとも思わず言ってしまった「チッ」をカバーするための

照れ隠しの「フー」でしょうか。

どうでもいいことですが、おかげで考えに耽り満員電車に耐えることが出来ました。

 

京浜東北線では隣に座っていた会社員が

小さな声でブツブツしゃべりながらゲームをしていました。

内言語が全て音声になって口から出てしまっている。

幼児

ゲーム中で幼児化しているの

なんでしゃべるの、うるさいよ

せっかく座れたのに本が読めませんでした

 

面白い人に会いたいな~、どこかにいないかな~。

大阪で電車に乗った時は周りの人達の会話が全部と言っていいほど面白くて

寝たふりして笑いをかみ殺していました。

そういうの希望です。

 

さて、息子の呼び名ですが

昔テレビを見ていて、ドラゴンボールに出てくるベジータというキャラクターが

ムスカ大佐にどこからどこまでも似ていることに驚愕したことがあります。

そのことを思い出しました!

「こ・・この人はあなたにそっくりだよ・・・」と思わず本人に言ってしまった

苦い過去があります。

夫がモデルなんじゃないか、と。

自分のことを「オレ様」って言ってるし、ギャグじゃなさそうだし。

で、ベジータには息子がいてトランクスというらしい。

じゃ、いいじゃん、トランクスで。

・・と息子に言ったら絶対イヤだからやめて欲しいと言われました。

なかなか決まりません。

 

 

 


スポンジおじさん現る

2015年12月17日 | ⓰ 電車で

昨日の総武線は朝からスゴイ熱気だった。

窓はスモークを炊いたように白く曇り、結露している。

外から車内の様子は見えないけれど、むんむんしてるのがよくわかる。

ああ、今からこれに乗るのか・・・・・。

 

人波にぐーーーーっと押し込まれて身体が止まったところでひと息ついて

つり革に捕まっている列の人たちの隙間から私が見たものは

斜め上を向く角度で微動だにせず寝ているおじさんだった。

 

頭にスポンジを当てていた。

台所で使うような食器洗い用のスポンジ。

ピンクの3層構造の厚みのあるタイプだ。

ァ・・・もしかして枕のつもりとか

 

びっしり結露している窓ガラスにスポンジを当てて頭を乗せて?いるおじさん。

なんという・・・・・バカっぽさ

更に黄色い耳栓を突っ込んでいた。

びよんと飛び出た黄色い耳栓。

うっ、ますます絵になる

この超満員電車の中で、あくまでも快適な眠りを追求している

他を寄せ付けない臭いがする。

 

窓ガラスの結露は頻繁に筋を作っておじさんの横を流れて行くけれど

おじさんの後頭部は明らかにそれに勝利している。

ぐっじょぶ。

 

おじさんよ、

あなたはどこから乗ってきて どこへ行くのか。

「このスポンジ、我ながらいいアイデア」と思っているのか。

人の目が気にならないのはどういう訳か。

家族や友人は知っているのか。

 

聞きたいことがあふれ出して止まらない。 

でももう秋葉原、残念だけれど私はここで乗り換えだ。

 

乗り過ごさなかったかな?

乗り過ごさないんだろうな。

乗り過ごしたことがないからやっていることだと思うもの。

でもできれば乗り過ごして欲しい

どこまでも行ってしまったらいいのにと思う

そういうオチの方が好きだ。