ハナウタ うたこの「宝物がいっぱい」

自分にとっての「好き」や「嬉しい」を集めて綴る、ささやかなことのブログです。

好きなだけ読めるのは嬉しい

2021年02月02日 | ❷ 本とか映画とか

前回の緊急事態宣言で家に籠ったとき「十二国記」を一気読みした。

あと高田郁作品も再読した。

眼精疲労と肩こりがすごかったけど大満足だった。

 

その後も行動制限せざるを得なくて行きたいところにも行けず

窮屈な生活のためか

今読書のラインナップは冒険ものが多い。

 

ロビンソンクルーソー、トムソーヤ、ハックルベリーフィン、東海道中膝栗毛などなど。

それと三国志。

本じゃないけど、アマゾンプライムで

「ハクメイとミコチ」を再視聴した。

あまりにも好きなので今更だけどDVD買おうかなと思う。

でもその前に

DVDプレーヤ―かブルーレイ買わないとダメなんだった。

 

三国志は面白いんだけど

登場人物が多くて人名が似通ってて、

間をあけるとそれまでのストーリーを忘れてしまい

「え、この人誰だっけ?」となるのがちょっと。

あと、中国は遥か昔から賄賂ばっかりなんだな、と。

 

トムソーヤなんかは

よくもまあこんな巧みな心理描写が出来たものだと

行動の裏にある理由や心理や計算高さが度を超えていて、

喜んだり落ち込んだり見栄張ったり大忙しで、

会話のやり取りは面白いし 

登場人物みんなが芝居がかっていて大げさで、

小説だから誇張しているのか

アメリカ人がわりとみんなこんな感じなのかわからないけど

舞台を見ているみたい。

個人的には石井桃子さんの訳しが面白くて

たまに滝沢カレンちゃんが脳裏をよぎった。

 

熱中してしまい、頭や首や背中が痛くなるのが「休憩して!」のサインで

それとの戦いでもあります。

 

 

 

 

 


美味しく食べる人たち

2019年05月10日 | ❷ 本とか映画とか

てんちゃんにススメられて読んだ「きのう何食べた?」がドラマになった。

 

第1話を見たら主人公のシロさんが買い物をする商店街が新小岩のルミエール商店街で、

御用達のスーパーが商店街にある「NAKAMURAYA」だったので

ひどく嬉しい気持ちになった。

距離が近くなるっていうか、もう仲間な気分っていうか、勝手にね

 

ドラマは5話くらいまで放送されてるんだけど、

今のところとってもいいドラマになっていて、この先も期待を裏切らないと思う。

 

録画して観ているからCMは飛ばすけど、オープニングは飛ばさないで見ちゃう。

すごくいいオープニングで心に残ります。

歌も映像も。

ほどよく?幸せそうであたたかい気持ちになるのです。

 

「日本ボロ宿紀行」のエンディングもよかったなー

「バイプレーヤーズ」はオープニングもエンディングもよかったなー

なんか全部テレ東だな。

偶然?

あ、でも「深夜食堂」はTBS。

 

ちょっと怖いんだけど、

「きのう何食べた?」ってタイトルを

「あした何食べる?」だったかな?と思い出し間違いしたら

それが定着してしまったの。

両方浮かんで、一瞬どっちだっけ?ってなって油断できない。

ストライクゾーン広めな性格っていうか、おバカさんな脳っていうか

覚えるのが少し苦手っていうか、認知機能にほんの少しだけ難ありっていうか・・

困った脳だな。

 

 

 

 

 

 


金曜日の深夜に

2019年02月18日 | ❷ 本とか映画とか

テレビ東京で『日本ボロ宿紀行』ってドラマを放送していて

何だろうと思って録画をはじめて

第1話を見たら、すっごく低予算のドラマだとわかりました。

 

20年前に「旅人」という歌がヒットしたけど今はすっかり忘れ去られた歌手が

社長兼マネージャーと地方巡業に行って

温泉施設やスーパーの駐車場なんかで歌謡ショーをしながら

売れ残っている「旅人」のCDを手売りして復活を目指す話なんだけど

見どころはストーリーとドサ回りの先々で泊まるボロ宿の紹介です。

『孤独のグルメ』みたいな感じプラス、ドラマも楽しめる設定です。

 

宿はどこも見たことないくらいボロいんだけど実在で、

お風呂のショボさとか食事の簡単さとか、瓶ビールとか

どこか懐かしいというか、矛盾するようだけど逆に新鮮というか

いや、やっぱりどこかで見たことある感じというか

ドラマの手作り感に安心するというか

歌手の桜庭龍二役の高橋和也が味わい深いというか

(普段は文句ばっかり言ってるオッサンなのに歌ってる彼はキュート)

彼の歌う「旅人」って曲がちょっとムーディーで悪くないというか

特に観光地でもないような中途半端な巡業先にぐっとくるというか

登場人物の少なさが楽ちんというか

好きという程でもないけどキライじゃない感じです。

褒め言葉です。

 

この手法で、たまに地元の農協とか銭湯とかデパートとか商店街が出てきたらいいな。

でもそれだと手間と予算がかかっちゃうかー

やっぱり今くらいがちょうどいいね。

 

 

 

 


行ってくる!

2019年02月14日 | ❷ 本とか映画とか

新刊が出るたびに友人のてんちゃんが貸してくれる漫画「キングダム」が

実写映画化され4月に公開される。

 

んーーーーどうしよう、あの漫画のスケール邦画で出せるの?と思ったけど

主題歌がONE OK ROCKなんだって。

 

映画館の音響で聞いたらそりゃあ素晴らしいだろうなと思ったら

劇場で聴いてみたくてたまらない。

漫画は漫画、映画は映画。

 

原作を別のやり方で見てみる、そう、ちゃんと分けて観ればいいのよ。

「ハリーポッター」や

宝塚のベルばらみたいに。(←でも見たのは「OH!タカラヅカ」)

楽しみな4月。

 

 

 

 


インド映画「きっと、うまくいく」

2018年08月17日 | ❷ 本とか映画とか

インド映画って突然キャストが歌って踊るんですよね。

そういうの好きです。

 

この映画、ネットのサイトで星が5つ(正確には4.8くらい)だったんです。

分母の数も多いのに4.8はすごい。

レビューも良くて、これは観ないと!ってなりました。

 

全編ユーモアに溢れて、明るくて、

ところどころツッコミたくはなるけど、

インドだし、10年くらい前の作品だし、固いこと言うのはやーめた。

 

女性の立場が弱くて、貧富の差も激しく、競争社会のインド。

若者の自殺率が他の死因より高い。(日本もですが)

 

この映画では一貫して

「あなたは何のために勉強するの?学問とは?」

そして

「死んじゃダメ!」

って言っていました。

何回も出てくるんです、「自殺してはダメだ」ってメッセージが。

恐らくインドでは若者の自殺が尋常じゃなく深刻な社会問題なのでしょう。

 

息子は学校をフル活用しませんでしたが、おかげで見えて来たものが沢山ありました。

多分、離れなければ私には見えなかったと思います。

よかった、私の今が以前よりも幸せで。

よかった、学校うんぬんではなく、

私が私自身の得体のしれない違和感に流されて行かなくて。

でもまだまだ油断できないぞ、だって前科者の私だもの!

と、映画を観て改めて思ったのでした。