本屋か図書館に。
もう一体どんな風に紹介したらいいか表現方法がわかりません。
だから読んじゃって。
これと
これと
これなんですけどね。
強烈に面白いから。
悶え死ぬかも。
血圧高めの人は鼻血も出たとか出ないとか。
スウェーデンの小説で、
1巻のあとがきでは『21世紀の伝説となった』と評されてる。
21世紀になったばかりにもかかわらず、です
抽象的なことしか書けない自分がもどかしいのですが
この作者が凄まじい知識量で、この作品にそれを惜しげもなく投入してて
「これ・・毛色の違う小説を10パターンは書けたんじゃない」って要素が
全てこの作品に詰め込まれてるんだから大盤振る舞いもいいとこな本なのです。
一石十鳥。
通販でフライパン買ったら、
おまけに高圧洗浄機と高級外車と海外旅行ついてきたくらいの満足感。
私の代わりに文芸評論家の池上冬樹氏に登場していただきましょう。
(助けて、池上さん!ってことですね)
3巻の下の解説、P554から。
「いや、それは第一部『ドラゴンタトゥーの女』からそうだった。
気鋭のジャーナリストとコンピューター・ハッカーの女性調査員の二人が、
四十年前に孤島から少女が忽然と姿を消した事件を探る物語には、
孤島ミステリ、見立て殺人、サイコ・キラー、そして横溝正史ばりの
一族の闇をめぐる本格ミステリが備わっていたし、
第二部『火と戯れる女』では警察小説やノワールの魅力が満載だったし、
今回はスパイ小説とリーガル・スリラー。
三作を通してミカエルとリスベットの視点にはハードボイルド風味もあるからたまらない。」
ありがとう、池上さん!
しかもエンターテイメントなのに重厚な社会派の政治経済それから司法の専門書を
読んでいるような感じもある。
実に面白い小説なのです。
多分、頭のいい人は私よりももっと面白いと感じるはず。
私がも少し頭良かったら、今より10倍は痺れたはずと断言しておきます。