親と子の大切な時間と思い出づくりをいつまでも
きのうは学童っ子まつり。大勢の子どもたちと保護者・指導員などが集まりました。
須磨海浜公園グラウンドでの開催は、去年に続き2度目。特に今年は25回目というひとつの節目となる開催でした。
開会式では、共産党議員団を代表して来賓のあいさつ。去年は、午前中に他の行事が重なっていたので他区の議員があいさつをしましたが、今年は私がさせていただきました。保護者として参加しているので、なんだかややこしいのですが、そこはちょっと使い分けて対応させていただきました。主催者の皆さん、また学童の皆さん、失礼しました。
午前中は、コーナー遊び。いろんなゲームのコーナーがあって、子どもたちが好きなところをまわって遊ぶというもの。巨大な福笑いからカーリングといったものまでバラエティに富んでいます。お聞きすると、毎年、ゲームは変わっているとか。工夫とアイディアはなかなかのもの。おもしろいです(写真はカーリング)。
午後はリレー。学童対抗で子どもたちだけのものと、大人たちだけのものの2つのリレー。特に勝ち負けを競うものではないのですが、これはずいぶんと盛り上がりました。私も、いちおう、走らせていただきました。今回は、コケませんでした、なんとか。
大人も子どもも一緒に、またほかの家族とともに入り交じってみんなで応援。1年に1度のお祭り。雨が降らなくてほんとによかったです。
ふだんは、朝早くから夕方または夜遅くまでお父さんもお母さんも働いてて、なかなか子どもたちと向き合うこともままなりません。時には、学童が終わって家に帰っても、それから親が帰ってくるまで子どもたちだけで留守番ということも珍しいことではありません。一人っ子で核家族の場合、それはけっこう悩みのタネなのですが…。また、このごろは一人親家庭も増えて、状況は厳しくなっています。
学校や地域主催の運動会・行事とはまたちょっと意義の違う行事。学校が終わったあと、学童で子どもたちがどんな人間関係を築いているか、そのなかで自分の子どもがどんな関わりを持ってどう成長しているか、学童の中での生活の一端を垣間見ることができました。
放課後、毎日同じメンバーとの生活。どの子たちとよりも、物理的にも精神的にも近しい関係の中で、ぶつかり合ったりしながらもお互いを分かり合い互いに成長していく。
また、なかなか親としても子どもたちとゆっくり時間をとって遊ぶこともできないので、このような機会は大切です。子どもと親だけでなく、親どうし、学童どうしの交流にもなります。
大切に育て充実すべき学童保育、保育制度解体でどうなる!?
このような機会は、いつまでも大切に育てていってほしいと思います。このような機会は、効率至上主義からは生まれてきません。特に、いま、子育て新システム、保育制度の解体をにらんだ動きが急ピッチで進みつつあります。保育所とは違い、学童保育はシステムとしてきちんと確立されたものではありません。ですが、保育の新システムが導入されれば、直接契約だとか細切れ保育だとか、保育所と同じような問題点が出てくることも十分に予想できます。
そうなると学童保育の役割が、全く性格の異なるもの-”カネを出してサービスを買う”つまり親の都合でカネ出して子守をしてもらう…。もう学童保育じゃないですね。それはあかん!
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