きょうは、きのうと一転。いい天気になりました。朝から、こどもたちはドッヂボール大会に出発。去年と同じ、西須磨小学校が会場…だったようです。というのも、きょうは朝から民商の総会があってそちらに出席していて、今年は応援に行けませんでした。
総会がお昼過ぎに終わったので、さあ、ドッヂボールの応援に!と思っていると「終わったよ」とメールが…。あらら…。残念でした。いま娘が「負けちゃった」と残念そうに言っています。ボールにさわりたかったのか、負けたのが悔しかったのか、ドッヂボールの試合のことをリアルに話してくれています。去年は泣いていたのに、今年は泣かなかった分、進歩かな。がんばれ!…関係者のみなさん、お手伝いできなくてすいませんm(_ _)m。
さて、きのうは新長田で「市政連続講座」がひらかれ、参加しました。講師は、工学博士で北海道大友詔雄(株)自然エネルギ研究センター代表取締役センター長。「自然エネルギーが生み出す地域の雇用」と題して、約2時間にわたる講演でした。
大友先生は同名の著書を自治体研究社から出版。自身の研究に基づき、国内をはじめ、各国の自然エネルギー利用に対する取り組み事例から社会にもたらす効果など紹介しています。
特に、オーストリアのあるまちでの取り組みで、それまで化石燃料に頼っていたエネルギー政策を自然エネルギーに転換したことによる効果のほどは驚きです。
化石燃料に依存していた当時はエネルギー資源に支払う金額のほとんどが地域外へ流出。市内へはわずか1割程度しか循環しなかったのですが、自然エネルギーへと転換を図り、地域分散型でエネルギーが供給できる仕組みを作ったところ、なんと15年後には資金の流出はゼロ。逆に地域内で循環する資金は20倍以上に。市税収入も3倍化。
4000人ほどのまちに50社以上が進出。雇用も1100人以上と、めざましい効果が生まれているそうです。
話を聞いてて感じたのは、今の日本の状況というのは、企業ベースに乗るものが中心という感じです。つまり、資金力のある大きな企業が、新たな儲け先として目をつけているという、そんなうさんくささすら感じます。
生み出された”富”が、特定の大企業などに集中してきたのがこれまでのシステムとするなら、原発の事故はそのシステムの崩壊ともいえます。これからは、自然エネルギーを活用することによって地域の活性化と富の再分配を地域で実現すること、これが大事やと思います。自然エネルギーを中心とした社会をめざす取り組みは、社会のあり方を変えることになるんですね。ん~飛躍しすぎですかね!?
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