「もうええ加減、給食やったらええのになぁ。ほかもやっとんやから」
このあいだ、ご近所の方が自宅に訪ねてこられました。「この前は行けなくて。おつかれさんやったね」と。あ、代表質問のことですね。
「いえいえ、とんでもないです。また機会があったら来てくださいね」と、お礼の一言。
それから中学校給食の話になりました。
わたしが「実は教育委員会の質疑で、ほとんどの会派の質問で中学校給食が取り上げられたみたいですよ。代表での質疑から、ずいぶん話が発展したみたいです」と話すと、「もうええ加減、給食やったらええのになぁ。ほかもやっとんやから」と、その方は率直におっしゃいました。
年配の方なので、給食の話はどうかな?とは思いましたが、やるのは当然という反応にとてもうれしくなりました。
中学校給食給食については、代表の答弁でも「子どもの意見」ということを反論として言われます。つまり親の意見は給食だが、子どもの多くは弁当を望んでいるというものです。
過去の神戸市のアンケートと今回のアンケートを比較すると、食習慣の乱れは一目瞭然。2年前、神戸市が行った調査の対象は小学校5年生。そのときの小学生はいま中一です。19年度の調査と比べるとそのときの小学生はいま中3です。”朝食”だけをとってみても19年と23年調査では朝食を必ずとる生徒は10ポイントも低下。
他都市で給食に踏み切っている要因の一つに、この朝食の摂取率があります。また、弁当の内容にまで調査が踏み込まれていなかったりして、「愛情弁当」は無責任な論理です。
専門家の方は、”まだ自分でバランスを考えて食事を摂取することはできない”といい、食育の観点でも中学校給食が望ましいと言います。
代表質問での観点は、これまでよく言ってきた”昼食”としての給食ではなく、食育としての給食ということに焦点を当てたつもりです。栄養士の方が言われていましたが、授業時間とすると、年間180時間。安定してこれだけの授業時間が取れる科目はないとのこと。たしかに、週5日、毎日1時間ですから、授業時間とすれば一番多いですね。
いろいろ勉強になったことも多いですが、なによりも議会でいろんな会派が中学校給食を取り上げ始めたことが大きな前進ですね。あと一押し、市民の声を広げましょう。
もちろん、私もがんばります。
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