やまじゅん通信 “きょうのヤマ場”

日本共産党前神戸市会議員 山本じゅんじ WEB通信

とりあげるな国民健康保険証

2008-10-14 | 高すぎる国民健康保険料は引き下げを

 社保協の調査に端を発した国民健康保険証の取り上げ。資格証発行世帯のうち、子どものいる世帯が何世帯あるか、厚労省が各自治体に調査するよう求めていましたが、先頃ようやく神戸市が結果報告しました。73世帯103人。調査にずいぶんと時間がかかりすぎています。他都市では、ある程度実態が把握されていた用ですが、神戸市では全く実態すらわからないなど対応が急がれていました。

 ようやく実態はわかりましたが、少なくとも103人の子どもたちが事実上医者にかかれない状態になっています。未就学児童も含まれています。健康保険に加入していなければ、乳幼児医療すら受けられません。事態は深刻です。子どもたちから保険証を取り上げるのは、命の取り上げにもなりかねません。家庭の経済力の違いで、命の選別につながるような事態は避けなければなりません。直ちに資格証の発行はやめ、正規の保険証を発行するよう議員団として求めています。

 何よりも、保険料が高すぎます。国の財政負担の増額と市の繰入金の増額で、保険料の引き下げを進めるべきです。


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