北のパラダイス

思いつくままにいろいろな事を発信していきたいと思います。

行く年来る年

2014年12月31日 | 未来構想
2014年も残すところ7時間余となりました。

一年間お世話になった方々には、この場を借りて心より御礼申し上げます。

今年もいろいろありました。

異常気象が常態化した観がある昨今においても、今年の異常さは際立っていたように思います。

広島市の土砂災害、御嶽山の噴火災害、長野県の地震災害等々、日本各地でこれまでには考えられないような自然災害が多発しました。

いや、日本だけではなく世界各地で様々な自然災害が発生し、地球全体が異変のるつぼと化してしまったように感じます。

また、世界各地でテロや紛争などが収まらず、罪のない多数の一般市民が犠牲になるという悲劇がたくさん起きました。

ほんの一握りのテロリストや紛争を起こす集団によって、平和で穏やかな暮らしを願う大多数の人達の生命が脅かされている現実に、激しい憤りを感じずにはいられません。

そのような中で突如決行された日本の衆議院解散・選挙は現政権の思い通りの結果となり、アベノミクスという言葉に覆い隠された「戦争のできる国」の足音が、着実に大きくなって来ています。

ほんの一握りの政治屋による軍国主義への回帰を、とうてい許すことはできません。


いま、日本も、世界も、何か言い知れないような閉塞感に包まれているように感じます。

一般庶民の生活は一向に楽にならず、むしろこれからはだんだん苦しくなって行くような予感もします。

日本は、そして世界はどこに向かうのか!?

その答えは、この地球に住む70億人余一人ひとりの思いにあります。

人類が一人ひとり平和で安定した暮らしを願って行動することで、ほんの一握りによる支配・圧政・暴力・略奪・紛争を終わらせることができると信じています。

大切なことは勇気を持ち続け決して諦めないこと。

そのことは、東日本大震災の被災者の方々が身を以て教えてくれています。

来る年の2015年が素晴らしい年になることを願ってやみません。

良いお年をお迎え下さい。






















美登位の祝い黒2014

2014年12月28日 | 地域ブランド
約三週間ぶりのブログ書き込みです。

年末の慌ただしさを自分への言い訳にし書き込みをサボってました(笑い)。

今年もお正月用の黒豆をコープさっぽろで販売してます。

いつもの「美登位の祝い黒」です。



今年は昨年より不作でした。

生産者の後藤農園さん(石狩市美登位)によると、夏場の天気が良すぎて雨も少なかったため、水不足で収量が上がらず、品質にもばらつきがあったとのことです。

そのため、選別・袋詰めには例年よりも時間がかかりました。

農業とは本当に難しいものですね。

実は、お米も天気が良すぎて粒数が多かったわりに一粒当たりの実入りが少なく、青米(未熟粒)が多かったのが実情です。

農業とは極論すれば天気とどう折り合いをつけて行くか、ということに尽きるのではないかと思います。

天気が悪ければ悪いなりに、良ければ良いなりに、多かれ少なかれいろいろな問題が発生します。

ですから、播種から収穫まで毎日々々気を抜くことが出来ません。

そんな中でできた今年の「美登位の祝い黒」は、コープさっぽろのルーシー店・平岡店・藤野店・川下店・あいの里店(以上札幌市)、エルフィン店(北広島市)、野幌店(江別市)で販売中です。



お正月用の黒豆がご入り用でしたら、ぜひお近くのお店にお立ち寄り下さい。



追い風も向かい風もない無風選挙...

2014年12月08日 | 選挙
こんなに盛り上がらない選挙も、今まであまり感じたことがない。

政党や候補者を選ぶにも、これまではある程度の緊張感を覚えたものだが、今回は分かり切った結果に対してせめて異を唱えよう、というくらいの気持ちにしかなれないのは自分だけか...?

もともと北海道は革新政党の地盤で、都府県が保守の圧勝でも、北海道だけは旧社会党や現民主党が大勢を占める独特の地域だったのに、前回の選挙から革新がすっかり牙を抜かれ、保守オール一色になってしまったと言っても過言ではないだろう。

何も保守が悪いと言っているのではない。

日本全国保守一色と言う現実が怖い。

これでは自公による独裁国家と同じである。

これまで北海道が革新政党が強かったのは、その成り立ちに因るものが大きいと思う。

即ち、本格的な開拓・開発が始まってからまだ2世紀足らずで、しかも全国から人が集まったシガラミの少ないフロンティア地域という特質。

守る前にまず攻めないと生きて行けない場所である。

しかしどうしたものか、今回の選挙はそういう風が全く感じられない、まさに無風状態の中で淡々と選挙期間が過ぎて行っている。

政権与党としては追い風なのかもしれないが、何か不気味さを感じるほどの静けさである。

ある新聞の世論調査では、3分の2以上の回答者が今回の選挙に不満を持っているという。

「なんでこの時期に大義のない選挙をやるんだ!?」というのが大勢を占めていて、白けている有権者が多いとか...。

そりゃそうだろう。

それが政権与党の思う壺で、勝つためには手段を選ばず圧勝を目指しているんだから。

繰り返しになるが、別に保守が悪い訳でも何でもなく、現政権の危険な政策が独裁政治のもとでこれから次々に断行されて行くことへの警告を、1人でも多くの有権者が発しなければならないということ。

棄権じゃ警告にはならない。

だから投票所に向かおう!!

衆議院選挙告示...いやはやなんとも...

2014年12月04日 | 選挙
告示されてからまだ三日目だというのに、既にもう政権与党の圧勝が予想されている。

自民党だけでも300議席を超えるのではないかとか、公明党も加えたら参議院での否決を自公だけで再可決できる絶対安定多数を確保しそうだとか...。

こんな予想がメディアからぞくぞく発せられると、無党派の有権者は白けてしまってますます投票に行かなくなるだろう。

このへんも最初から織り込み済みか...。

このまま行くと、全て政権与党の思う壺。

圧勝した暁には、懸案事項の「集団的自衛権の行使容認」「原発再稼働」「TPP交渉」などは圧倒的多数で賛成可決されるだろうし、他にもいろいろな法案や施策が好き放題、やり放題で通って行く...。

有権者の思いはそれぞれの立場で違いはあるものの、戦争のない平和で安定した国に住みたいというのは共通の願いのはず。

自分達が生きている間だけ何とかなれば良い、という考えだけにはなって欲しくない...それが私の切なる願い。

経済の成長と引き換えに子や孫の世代に負の遺産を押し付けることだけは絶対に許せない。

ただ、残念ながらそのことを前面に出して臨んでいる政党や候補者は少ない。

それが情けない...。

日本は、日本人は、歴史から何も学んでいない、と諸外国から非難されても返す言葉が見つからない。

今言えることは、異を唱えている有権者が投票所に向かい反対票を投じること。

とにかく棄権しないで投票所に向かって欲しい。

選挙にまぎれてほとんど話題にならないが、1年前に可決された「特定秘密保護法案」が今月の10日から運用実施される。

この絶妙なタイミング。

何から何まで周到に仕組まれコントロールされている。

本当に怖い...。

でも、それはまだ序の口。

これから「羊の皮を被った狼たち」が、ますますその本性をさらけ出し、まさに「本物の狼」になって行くのが目に浮かぶ...。

それを少しでも阻止できるかどうか。

投票まであと10日間しかない。

有権者はよーく考えて12月14日を迎えて欲しい!!