北のパラダイス

思いつくままにいろいろな事を発信していきたいと思います。

北朝鮮 横須賀・三沢・沖縄も攻撃圏内

2013年03月31日 | 北朝鮮問題
 挑発的な言動を続ける北朝鮮に対し、日本がアメリカと連携して強い態度で臨むなか、朝鮮労働党の機関紙は、31日、横須賀、三沢、沖縄とアメリカ軍基地のある日本の地名を具体的に挙げて、ミサイル攻撃も辞さないと威嚇しました。

 朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」は、31日に論評を掲載し、「朝鮮人民軍は攻撃対象を確定しており、実戦で使用する戦略ロケットは小型戦術核爆弾に劣らない特殊な威力を発揮する」と強調しました。

 そのうえで「アメリカ軍基地のある横須賀、三沢、沖縄も、グアムやアメリカ本土と共にわれわれの攻撃圏内にある」として、日本の地名を具体的に挙げてミサイル攻撃も辞さないと威嚇しました。

 さらに論評は「日本などから飛来する、いかなる現代的な航空機や巡航ミサイルも、数十キロから数百キロの圏外ですべて迎撃できる」とけん制しています。

 日本政府は北朝鮮のミサイルを追尾できるアメリカ軍の高性能レーダーを日本国内に追加配備することにしているほか、アメリカと連携して北朝鮮に対する制裁を一段と強化しています。

 こうした動きに北朝鮮は強く反発しており、アメリカだけでなく、同盟国の日本に対しても挑発的な言動をエスカレートさせています。

<NHK NEWSWEB 3月31日 16時38分>

ここ数日間、北朝鮮の挑発的な言動に注目していましたが、ついに日本も名指しで挑発というより脅迫してきました。
アメリカや韓国は「いつも通りの遣り口だ」と、必要以上の大袈裟な対応は取っていないようですが。

私も詳しいことは分からないので何とも言えませんが、想像するに、北朝鮮国内の軍部やメディアを鼓舞するために盛んに挑発しているような気がします。
例えば、軍部の支持がなければ政権を維持できないような状況であれば、とにかく威勢の良い事を常に発信する必要があり、そうしなければ軍部によるクーデーターも起きかねないような状態なのかもしれません。

また、血気盛んな若い指導者ですから、軍部の圧力にも呼応しやすいと言えるので、先代とは全く違う路線で進むことは十分に考えられます。
本当に正気の沙汰とは思えません。恐ろしいことです。

我々庶民にはなすすべもありませんが、米日韓の外交・防衛トライアングルで、何とか切り抜けて行ってもらわなければなりません。

2012事業年度の終わりにあたって

2013年03月31日 | 日記
3月31日は一般的に事業年度の終わりの日に当たります。
弊社の場合、正確に言うと2012年5月1日から2013年4月30日までが2012事業年度になりますが、世間的には今日が節目の日となるので、そのような意味から一言御礼を述べさせて戴きます。

本年度も、協働ファームを通じて、北海道内各地のイエス・クリーン農産物、タカシマファームのお米・野菜、後藤農園の黒豆・ジャガイモ・ダイコンなど、沢山の新鮮・安心・安全な農産物を消費者の皆様にお届けすることができました。

また、昨年の春から白糠酪恵舎と協働し企画・開発に着手した黒仙石ホエー入りアイスクリームも12月に完成し、年明けから「宮の森アイス」の名で販売を開始することができました。

お米や農産物、アイスクリームを購入して戴いたお客様には心より御礼申し上げますと共に、生産者・製造者の皆様にもこの場を借りて御礼申し上げます。

明日から2013事業年度が始まりますが、消費者の皆様にはさらに新鮮・安心・安全で美味しい農畜産物をお届けして行きたいと思いますので、変わらぬご愛顧のほどをよろしくお願い申し上げます。

また、弊社の事業理念でございます「都市と田園との調和を創造する」ことを通して、生産者・製造者の皆様と消費者の皆様との掛け橋となり、地域産業の発展に資することができるようさらに精進を重ねてまいりますので、変わらぬご指導・ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。

最後になりましたが、皆様方のますますのご健勝とご発展をお祈り申し上げます。

坂口良子さんのご冥福をお祈りします

2013年03月30日 | 日記


坂口良子さんの突然の訃報に大きなショックを受けました。
北海道余市町出身で同じ昭和30年生まれの坂口良子さんは、若い頃からファンというより何か友達みたいな親近感を抱いていました。
デビューした頃は本当に可愛い子で、しかもいつも明るいイメージだったので、「傷だらけの天使」や「前略おふくろ様」などの演技は今でも脳裏に焼き付いています。

昨年、プロゴルフアーの尾崎建夫さんと結婚式を挙げましたが、その時に純白のウェディングドレスを着た彼女をテレビで見た時には、同郷で同い年のファンとして少し気恥ずかしい思いもしましたが、今となってみたらあの時の姿が私が見た最後の晴れ姿となってしまいました。
もしかしたら、既にあの時、彼女は自分の死期を感じていたのかもしれませんね。
女優として、最後まで綺麗な姿をファンに見ておいて欲しかったのかもしれません。
いや、きっとそうでしょう。

私は若い頃から、坂口良子さんを見ると元気になりました。
きっと彼女の持っている明るさが伝わって来て、私を元気にしてくれたのでしょう。
同じ北海道出身という事もあったかもしれません。

今は何だか幼馴染みを失ったような気持ちです。
同じ昭和30年生まれの「坂口良子」は私の心の中でずっとヒーローでした。
これからもあの明るくチャーミングな「坂口良子」の笑顔は、私の心の中から消えることはないでしょう。

坂口良子さんありがとうございました!!
どうか安らかにお眠り下さい。

宮の森アイス

2013年03月29日 | グルメ




1月から「北海道どさんこプラザ」で宮の森アイスをテスト販売していますが、売上げが上位にランクインし、3月末までの「ルーキーズ商品第1ステージ」をクリアすることになりました。
その結果、4月から「ルーキーズ商品第2ステージ」に進むこととなり、6月末までの3ヶ月間また「北海道どさんこプラザ札幌店・東京有楽町店」で販売継続となりました。

これまでに、宮の森アイスをお買い上げ戴いた皆様には心より御礼申し上げますとともに、今後ともご愛顧のほどをよろしくお願い申し上げます。

現時点では「黒千石ホエーアイス」1種類のみの販売ですが、夏に向けてプレーンタイプのホエーアイスも開発中でして、7月からの「北海道どさんこプラザ平成25年度ルーキーズステージ」に間に合わせたいと考えております。

自分で言うのも口はばったいですが、本当に美味しいアイスクリームで毎日食べても飽きがきません。
「北海道どさんこプラザ札幌店・東京有楽町店」にお出かけになる機会がございましたら、ぜひ味わってみて下さい。

赤毛種

2013年03月28日 | 農業問題
北海道でお米が本格的に作られるようになったのは、1873(明治6)年に、島松(現北広島市)に入植した中山久蔵(なかやまきゅうぞう)さんが米作りに挑戦したことがきっかけです。
当時の北海道では道南の渡島地方などで米作りが行われていたものの、北海道では稲作は向かないとして米作りは禁止されていました。

中山久蔵さんは道南の大野(現北斗市)から地米の「赤毛」と「白髭」を持ち帰り、当時は不可能とされていた道央地方で初めての米づくりに挑戦しましたが、苦難の連続だったことは容易に想像できます。
中山さんは数々の試行錯誤の末に「赤毛」から寒冷地向きの品種を選び出し、「石狩赤毛」と名付けたそうです。

その後、中山さんは毎年種もみを増やして各地の農家に配って行ったそうで、その成果が実を結び、明治40年代には全道の水田の約8割を「赤毛」が占めるようになり、寒冷地での稲作の基礎が出来上りました。

中山さんが初めて米作りに挑戦してから今年でちょうど140年になります。
現在、北海道米は収穫量も品質(食味)も全国のトップクラスとなりました。
特に、新品種の「ゆめぴりか」は全国で最も美味しいお米の1つとまで評価されるようになりました。
それもこれも、中山久蔵さんが140年前、不可能と言われた米作りへ果敢に挑戦したお陰です。

昨年(2012年)の春、北広島市の農家や商工会の有志が<北広島市「赤毛種」保存会>を立ち上げ、赤毛種の栽培に乗り出しました。
今年は、140周年を記念し様々なPR活動やイベントなども企画されているそうで、イメージキャラクターも決まったそうです。

弊社の取締役で北広島市のタカシマファームを経営する高嶋浩一さんも保存会のメンバーで、今年は自らの水田で「赤毛」を栽培することになりました。
高嶋さんは100年続くタカシマファームの五代目で、「中山久蔵」や「赤毛」に寄せる想いも並々ならぬものがあります。

今年の秋には、「タカシマオリジナルゆめぴりか」と「タカシマオリジナル赤毛」をセットにしたお米がお目見えするかも知れませんよ。

3月27日は何の日?

2013年03月27日 | 日記
今日は「さくらの日」です。
日本さくらの会が1992(平成4)年に制定したそうで、さくらと「3(さ)×9(く)=27」の語呂合わせだそうです。

本州ではもう桜が満開となった所が多いようですが、北海道はまだまだ先の話です。
例年だと、札幌の桜が開花となるのはゴールデンウィーク頃ですが、今年は雪解けが遅くなると思われるので、開花はもう少し先になるかもしれません。

本州にお住まいの方でまたお花見をされたい方は、ゴールデンウィーク明けに札幌へ来られると、ちょうど満開のエゾヤマザクラがご覧になれると思います。
ぜひお越し下さい。お待ちしております。


昨年の衆院選、再び無効判決 広島高裁岡山支部

2013年03月26日 | 日記
 最大2.43倍の「1票の格差」を是正しないまま実施された昨年12月の衆院選は違憲だとして、弁護士らのグループが選挙無効を求めた3件の訴訟の判決が26日、東京高裁、広島高裁松江支部、同岡山支部であった。岡山支部は小選挙区の区割りを違憲と判断し、岡山2区の選挙を無効とした。1票の格差を巡る一連の訴訟で選挙無効を命じる判決が出たのは、25日の広島高裁に続き2例目。
 25日の同高裁判決は効力に猶予期間を設ける「将来効」判決だったが、岡山支部判決は猶予を付けなかった。この判決が確定すれば選挙のやり直しとなる。
 判決は抜本的な格差の解消に取り組まなかった国会を「怠慢であり、司法の判断に対する甚だしい軽視というほかない」と批判、再び早期是正を迫った形だ。

<日本経済新聞 2013/3/26 11:23>

なんか凄い事になってきましたね。というか、本来はこうあるべきだと思いますが...
三権分立と言っても、立法機関である国会の力が突出し、それに行政機関の各省庁が追従しているというのが日本の実態で、司法機関である裁判所はどちらかというと目立たない存在という印象を受けます。

今回の広島高裁と岡山支部の判決は、立法に対して司法が厳然とした態度で「駄目出し」した、快挙と言っても良いと私は思います。
まさに「裁判所をなめるのもいい加減にしろ!!」ということで、立法機関とそれに追従する行政機関に歯止めをかけた訳で、司法機関としての裁判所の面目躍如です。

国会や行政のやりたい放題や怠慢な振る舞いに対して、法的に歯止めをかけられる裁判所の力は本来絶大のはずです。
三権分立の原点に立ち返り、裁判所には、これからもしっかり国会や行政を監視して行って欲しいと思います。


TPP交渉継続評価62% 道内52%評価せず 全国世論調査

2013年03月25日 | TPP問題
 共同通信が23、24両日に実施した全国電話世論調査によると、安倍晋三首相による15日の環太平洋連携協定(TPP)交渉参加表明について、「評価する」は計62・7%、「評価しない」は計29・5%だった。
 TPP交渉で一部農産物を貿易自由化の例外とする日本の主張が認められない場合でも「主張が認められるまで交渉を継続すべきだ」と回答したのは71・8%に上り、「交渉から離脱すべきだ」との答えは19・3%にとどまった。
 TPP交渉参加について地域別では、北海道で評価しない人が計52・6%に上り、唯一評価する人を上回った。

 <北海道新聞3月25日朝刊掲載>

全国で唯一、北海道でTPP交渉参加を評価しない人が評価する人を上回ったそうだ。
この結果は何を意味するのだろう。
TPP参加で北海道農業が壊滅的な打撃を被る、と予想されている事が大きな理由だと思うが、果たしてそれだけだろうか?

農業以外にも大きな問題として医療が上げられる。
国民皆保険制度という日本の素晴らしい保険制度が崩れるかもしれない。
これは、全国民に共通した重大かつ深刻な問題である。
政府やマスコミはこの事を正確かつ詳細に報道しているのだろうか?

24日の北海道新聞にはTPP交渉参加による医療への影響について記事が掲載されていたが、あれを読んだほとんどの人は将来に対する不安を掻き立てられたと思う。
健康保険を適用される人とされない人が出てくる、あるいは、保険が適用されない病気が増える、というような事が現実に起こるかもしれないのに、それでもTPP交渉参加を評価するのだろうか?

私は、出来るだけいろいろな新聞社の記事を読んで内容を比較・検討するように心掛けているが、圧倒的に購読部数が多い主要紙がきちんとした情報を伝えていないような気がする。
その点、地方紙である北海道新聞はかなり突っ込んだところまで報道しているし、ネットでたまに赤旗新聞などを読むと凄い事が書いてある。

日頃からいろいろな新聞記事を読んで、「何が本当に正しいのか?」という真実を探し当てる目を養っておく必要がある。
私は、最初から全ての関税撤廃を前提として進んでいるTPP交渉に途中から参加し、日本が有利になるような結果を引き出せるほど世界は甘くないと思うので、交渉に参加するべきではなかったと考える。
政府は国益に適った判断だったと胸を張っているが、利益を得るのはほんの一握りの輸出産業で、一般国民には不利益のほうが大きいと予想できる。

主要新聞紙は、そのへんをもっと正確かつ詳細に報道すべきだ。
そうすれば、世論調査の結果も違ったものになっていたかもしれない...


北海道電力、1割前後値上げへ…泊原発停止響く

2013年03月24日 | 原発問題


北海道電力は家庭向け電気料金の値上げについて、経済産業省に4月中に認可申請する方針を固めた。
値上げ幅は1割前後になる見込みで、27日にも発表する。実施時期は9月頃になる見通し。北海道電で料金体系の変更を伴う料金値上げが行われれば32年ぶりとなる。
泊原子力発電所(北海道泊村)の原発3基の全停止に伴う燃料費負担の増加が響き、北海道電の2013年3月期の連結税引き後利益はこれまでで最悪の1440億円の赤字になる見通しとなっている。北海道電は泊原発の年内再稼働にめどが付けば値上げを回避できると見ていたが、再稼働の時期は依然、不透明な情勢となっており、料金値上げの判断に傾いた。

(2013年3月24日13時19分 読売新聞)

電力料金の値上げも原発停止による安心料金、安全料金を負担すると思えば安いもの。
マスコミもそういう視点でとらえて欲しいですね。
今後も節電と値上げによって原発停止を継続することができれぱ、原発を廃炉にしても問題はなくなる訳です。

火力発電や水力発電以外にも、北海道は風力発電、太陽光発電、地熱発電、バイオマス発電などの自然・再生エネルギーの宝庫です。
次世代のために官民挙げて原子力エネルギーから自然・再生エネルギーへ、積極的にシフトして行かなければなりません。

世界の先進国は今それをどんどん推し進めています。
ましてや災害多発国である日本は、多様なエネルギーを確保する必要があります。
将来、太陽光と風力とバイオマスを備えたハイブリッド発電が各家庭に配備されたら、電力不足に悩むこともなくなりますし、不測の事態に備えることもできます。
日本には、それを可能とする技術力と資金力があります。

科学技術の発展に資するということは本来そのようにあるべきです。
危険を顧みず、国際競争力を高める、軍事力を増強する、と言ったようなことが原発推進の根底にあるとすれば、それは健全な科学技術の発展とは言えません。
国民が、人類が、平和で安心・安全な生活を営めるように努める事が、科学者・技術者の本来の責務です。

風も、太陽光も、地熱も、バイオマスも人間が作り出したものではなく、太古からこの地球に存在しているものです。
まさに、宇宙からの人類への贈り物です。
その事に感謝を込めて使わせて戴くのが、自然の摂理、宇宙の摂理に適ったやり方だと思います。

さぁ、どんどん自然・再生エネルギーを利用しましょう!!

菜味亭

2013年03月24日 | グルメ




昨晩、妻と二人で自宅近くの焼き肉屋さん「菜味亭」に行って来ました。
妻は娘や友達と何度か行ってましたが、私は初めてでした。
三月下旬だというのに、お店の周りは写真のように雪で覆われてます。

「菜味亭」さんはテレビでも紹介されるほど美味しい焼き肉を提供しているお店として、地元では人気の焼き肉屋さんです。
ここの一押しはホルモン焼きで塩味と味噌味の2種類ありますが、私はどちらも美味しいと思いました。

お酒も美味しく、生ビールはアサヒのスーパードライですが、これがまた美味しい!!
他で飲んでるスーパードライと何故か美味しさが違います。

その他にもキムチやナムル、冷やっこなども食べてみましたが、どれもなかなかの味でした。
そして、仕上げに食べた冷麺サラダがまた美味しかった。シコシコ感とツルツル感を併せ持った冷麺は、また食べたくなる味でした。

お店は北広島市駅からクルマで5分ほどの白樺町にあります。隣りは動物病院で、並びに床屋さんや新聞店、セイコーマートがあり、向かいには病院があります。
お店の2階は「しらかば鍼灸接骨院」さんで私の腰痛の主治医です。
「菜味亭」さんの店主の息子さんがやっていて、まだ若いですがとても腕の良い鍼灸師ですよ。

お彼岸明け

2013年03月23日 | 日記

今年の春のお彼岸は、3月17日が彼岸入り、20日の春分の日が中日、そして今日23日が彼岸明けとなります。
この一週間、少し暖かくなったかなと思ったら、また雪が降って真冬日となり、天候が目まぐるしく変わりましたが、今日は穏やかですね。

先日、実家に帰って仏壇にお供えし拝んで来ました。
本来ならばお墓参りするのでしょうが、この時期お墓はまだ雪の中なので、雪がすっかり融けて暖かくなってからお参りに行くつもりです。

この一週間、亡くなった父や祖父、祖母、伯父、伯母、義父、義兄のことを妻と偲ぶことができて良かったです。
日々無事に生かされていることをご先祖様に感謝です。ありがとうございます。

感謝する心

2013年03月22日 | 日記


もう20年以上前になりますが、帯広市大正地区の豆畑で土壌水分の計測を数ヶ月間おこなっていた事があります。
その年は雨が多く、畑の排水能力調査にとっては有効なデータが得られて研究成果の上がった年でした。
しかし、農家の人には苦難の年で、9月の収穫時期に降った大雨により、私が調査していた畑は収穫機械が入れず全ての豆が腐ってしまいました。

でも、その時そこの農家のオヤジさんが言った一言が、その後の私の生き方を変えたと言っても過言ではありません。
曰く、「しかたないべ。こればっかりはオレにもどうすることもできない。農業はお天道様まかせだからな。また来年がんばるさ。」
このオヤジさん、その畑で豆や小麦、ビートなどを50年以上も作り続けていた人で、それまでにも幾度となく同じような事があったそうです。

天気が良すぎれば水不足、雨が多ければ湿害、寒ければ冷害、農業はまさにお天道様まかせです。
そしてその農家のオヤジさんが私に言った最後の言葉が、「どんな事があっても、お天道様に感謝する心を忘れてはいけない。そして、自然を前にしたら自分という人間がどれほど無力な存在かということを思い知らなくてはいけない。それが分らなければ農業を続けて行くことはできないよ」と。
私は思わず「ありがとうございます」と深く頭を下げました。

北電、13年度も供給計画「未定」 泊原発の再稼働見通せず

2013年03月21日 | 原発問題
 北海道電力は2013年度の供給計画を「未定」として、経済産業省に提出する見通しだ。未定で提出するのは2年連続。原子力規制委員会の新安全基準の詳細がわからず、泊原子力発電所(泊村)の再稼働時期が不透明なためだ。
 各電力会社は毎年3月末までに供給計画を経産省に提出することが義務付けられている。北電など電力9社は昨年も未定として提出していた。
 規制委が7月に導入する新安全基準の詳細は明らかになっておらず、泊原発への影響がはっきりしない。規制委が19日開いた会合では津波を防ぐ防潮堤の完成などに猶予を認めず、再稼働申請を受け付ける7月時点で完成を求める方向で議論が進んだ。
 北電は現在、海抜16.5メートルの防潮堤を建設中で完成時期は14年12月。完成という条件を厳格に適用すれば再稼働時期が大幅に遅れるが、泊原発の敷地は防潮堤が無くても海抜10メートルを超える。規制委がこの高さを津波対策として十分と判断すれば、完成を待たずに再稼働が認められる可能性も残る。

<以上、日本経済新聞記事より抜粋>

防波堤が完成すれば原発の再稼働を認める、という発想そのものがナンセンス!!
何回もここで述べているように、使用済み核燃料の処理問題が解決しない限り(現在の技術ではまだ解決できない)、原発を再稼働してはならない!!
先日の福島第一原発の停電事故でも明らかになったように、まだ、使用済み核燃料が6377体もプールに処理方法も無いままに保管されている。

日本の全ての原発施設に保管されている使用済み核燃料が一体どのくらいあるのかは定かではないが、それを核兵器に換算したらどんだけ凄い量になるのだろう??
日本は平和ボケしている国だから、原発がテロ組織やどこかの狂った国にミサイル攻撃されるなどとは夢にも思わないだろう。

しかし、万が一起こるかもしれない危機に対しても、それを未然に防ぐ準備がなければ本当の意味でのリスク管理にはならない
もし万が一、アジアのある国から原発がミサイル攻撃を受けたとしたら、日本は人も動植物も生存することのできない不毛の大地となってしまう...

日本人は目を覚まさなければいけない!!
そして世界でいま何が起きているのかを直視しよう!!

暴風雪 岩見沢など道内4カ所で多重衝突 道央道など、70台以上

2013年03月21日 | 日記
 道内は21日、強い冬型の気圧配置の影響で道央、道北を中心に激しい暴風雪となり、岩見沢市の道央道で車22台が衝突するなど、大規模な多重衝突事故が相次いだ。いずれも吹雪で視界が悪く、圧雪アイスバーンだったとみられる。
 岩見沢市金子町の道央道では同日午前7時50分ごろ、大型トラックと乗用車計22台が絡む多重衝突事故があり、男性4人が首などに軽いけが。道警高速隊によると、現場は江別東インターチェンジ(IC)から岩見沢方向に約14キロの地点で、2台の車が衝突した後、後続の車が次々と衝突したという。
 石狩管内当別町金沢の国道では同日午前6時40分ごろ、大型トラックやトレーラーなど計約25台が衝突し、男性4人が足の骨を折るなど重軽傷を負った。
 このほか、旭川市東鷹栖4線の道央道でも乗用車やトラックなど20台が衝突し、7人が軽傷。千歳市平和の国道でも、約200メートルの範囲で乗用車やトラックなど計11台が相次いで衝突したが、けが人はいなかった。

<以上、北海道新聞から抜粋>

北海道内は朝から大荒れです。
クルマの運転には十分に気を付けて下さい!!
出来る事なら今日はクルマでの遠出は避けたほうが無難ですよ。

雪融け遠し

2013年03月21日 | 日記



昨晩から未明までにけっこうな雪が降りました。
気温も下がり今日は真冬日という予報です。

先週は比較的暖かい日が続き雨も降ったりしたので、道路脇に積まれた雪もだいぶ融けたかなと思ったら、また15cm~20cmくらい新雪が上積みされました。

札幌でこれまでに最も雪融けが遅かった(積雪深が0cmになった)日は4月16日だそうで、このまま行くとその記録を塗り替えそうな勢いです。

私も何十年も北海道に住み続けていますが、3月下旬にこれほど積雪があった年はあまり記憶にありません。
北広島の自宅にも、庭や玄関横にまだ高さ2m以上の雪が大量に積まさってます。
今月初めの記録的な大雪といい今年の冬は何か変...

首都圏はもう夏日で桜も咲き始めているというのに...