北のパラダイス

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日本シリーズ3

2016年10月28日 | スポーツ
ついにやった!!

札幌ドーム3連勝で日本一に王手。

勝ち方が凄かったね。

まず、7回に犠牲フライで同点とした田中の走りとスライディングは凄かった。

岡のセンターフライは若干浅くタイミングは微妙だったが、田中のスライディング技術が勝ったね。あれでファイターズの士気は一気に盛り上がったと思う。

ピツチャー陣も凄かった。

先発のルーキー加藤を2回1死から援護したメンドーサが、7回まで強力打線を0点に抑える完璧なピッチングを披露。

8回の谷元、9回のバースもきっちり抑え、メンドーサ・谷元・バースがカープ打線を初回の1点だけに留める素晴らしいピッチングを見せてくれた。

そして、9回裏。

まさに「神ってる」としか言いようのないミラクルの連続。

火付け役は先頭バッターの陽岱鋼だった。

あわやホームランというライトへの特大ファールを2発。

センターフライに打ち取られたものの、あれでカープの守護神・中崎に迷いが生じたと思う。

続く田中が持ち前の「驚異の粘り」でフォアボールを選ぶと、それまで2つのバントを成功させていた市川が3つ目のバントも成功させ田中がセカンドへ進塁。

ここまでは、レギュラーシーズンでも見せていたいつも通りの攻撃パターン。

ここからが凄かった。

前の打席でレフト前ヒットを放っていた中島が2死2塁からサードへの内野安打を成功させ、2死3塁1塁の必勝パターンを演出。

あの内野安打は足の速い中島だったからこそ成し得たもので、それも間一髪というタイミングのセーフ。

次のバッターは前の打席で犠牲フライを放ち、田中のホーム生還を演出した岡。

岡が打席に入った瞬間、これは何かが起きるなという予感がした。

どういう形にしろ岡のバットでサヨナラ勝ちが決まるだろうと思ったが、まさかのデットボールで2死満塁。これで守護神・中崎がすっかり動揺。

そして、最高のミラクルが待っていた。

西川の満塁サヨナラホームラン!!!

これはもう、本人、選手、監督、コーチ、スタッフ、そして全てのファイターズファンの思いが結実したホームランとしか言いようのない、超超ミラクルホームランだ。

もともとホームランを打てる西川が、今季は長打を捨てて出塁に徹しチームの躍進に貢献したことへの天からのご褒美だと思う。

今季の札幌ドーム最終戦のフィナーレとしてこんな凄い感動ドラマを見せてくれた、ファイターズの選手、監督、コーチ、スタッフの皆さん方に感謝、感謝。

さて、明後日からはいよいよマツダスタジアムに再び乗り込んで日本一を決める試合に臨むことになるが、「いつも通り、普段通り」にプレーし、「驚異の粘り」と「決して諦めない強いハート」で思う存分に闘って欲しい。

ミラクルファイターズは日本一!!!


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