北のパラダイス

思いつくままにいろいろな事を発信していきたいと思います。

京極町ふきだし公園

2013年10月31日 | 旅行
昨日の続きです。
倶知安町から京極町に向かう途中、「ふきだし公園」に寄りました。



羊蹄山に降り注ぐ雨や雪が地中に深くしみ込み、長期間にわたって山麓の地中に滞留して伏流水となり、京極町の「ふきだし公園」から一年中湧き出ています。



30代から40代にかけて、一ヶ月~二ヶ月に一回、クルマに18リットルのポリタンクを何個も積んで採水しに来てました。

自宅で飲料水やコーヒーとして利用したり料理に使ったりしてましたが、京極の水はほのかに甘みがあってとにかく美味しく、家族みんなでハマってました。

今日は中国系の若い観光客がたくさん来てましたね。
向うでは、こんな美味しい水はきっと飲めないんだろうなぁ、などと勝手に想像してしまいました...。



噴き出し口の上にある売店では、ペットボトルに詰めた「京極の名水」や「名水コーヒー」などが売られてます。

久しぶりに売店で「京極の名水」を買って飲んでみましたが、やっぱり美味しいですね!!



ここの噴き出し口からは、真冬でも凍らずに脈々と美味しい水が湧き出てますから、お近くをお通りの際にはぜひ立ち寄ってみて下さい。

羊蹄山(エゾ富士)

2013年10月30日 | 旅行
本日、後志管内に出張して来ました。
午前中、小樽市から余市町・仁木町・共和町を経て岩内町に行き、午後から倶知安町に行き京極町と喜茂別町を経て中山峠・定山渓経由で札幌に帰ってきました。

天候にも恵まれ、この時期にしては暖かかったので、道すがらクルマを停めて「羊蹄山」を撮影して来ました。

倶知安町から見た羊蹄山①



倶知安町から見た羊蹄山②



京極町から見た羊蹄山



喜茂別町から見た羊蹄山



頂上付近の雲の流れが面白いですね。

羊蹄山は頂上付近がすっぽり雲で覆われていることが多いんですが、今日はまずまずの眺めでした。

石狩市美登位・後藤農園

2013年10月29日 | グルメ
今日は久しぶりに石狩市美登位の後藤農園を訪れました。

昨年と一昨年、冬期間に「黒豆」「ダイコン」「ジャガイモ」を後藤農園から仕入れ、コープさっぽろのご近所野菜コーナーなどに納品しましたが、とても美味しいという評判でたくさん売れたので、今年もまた販売させて貰うことにしました。

後藤農園も今年は台風の影響で収穫が例年に比べて遅れているそうで、今はジャガイモ掘りの真っ只中です。



主力農産物は「お米」で、10ha以上作付けしている田んぼは今月中旬までには全て稲刈りが終了しました。



農作業で忙しいところ2時間近くお時間を作って戴き、冬期間の仕入れ・販売について打合せしました。

帰りには、「おぼろづき」「もち米」「ダイコン」「ジャガイモ」「赤ダイコン」「トウキビ」をお土産に戴きましたが、野菜は食べきれないので、帰宅途中に実家と娘の家に寄ってお裾わけして行こうと思ってます。





後藤農園の農産物の美味しさの秘訣は、何といってもコラーゲン主体の肥料を使っているところで、「お米」にしても、「ジャガイモ」にしても、「トウキビ」にしても、後藤農園特有の「コク」があるのはコラーゲンの効果ではないかと思います。

今年も12月から「黒豆」を、年明け後に「ダイコン」と「ジャガイモ」をコープさっぽろなどで販売する予定です。

アメリカのフードスタンプ事情

2013年10月28日 | 国際問題
フードスタンプ(Food Stamp)とは、アメリカ合衆国で低所得者向けに行われている食料費補助対策で、公的扶助の1つです。
現在の正式名称は「補助的栄養支援プログラム」(SNAP、Supplemental Nutrition Assistance Program)と言います。

フードスタンプは、概ね、4人家族で月収入2,500ドルを下回ると対象者となることが多く、最大1人あたり月100ドル相当のスタンプ(スーパーマーケットなどで使用可能なデビットカードの形式が多い)が支給されています。

利用者は年々増加しており、現在は約5000万人(アメリカ総人口の約1/6)が利用しているそうで、今月初めの政府機関の公務停止時には、自宅待機で無給となった数十万人の政府系職員がフードスタンプを利用したそうです。

フードスタンプの年間の政府支出は750億ドル(約6兆円)以上に上るそうで、膨大な財政赤字を抱えるアメリカにとって決して少なくない財政出動と言えるでしょう。

また、今月中旬にギリギリ土壇場で史上初のデフォルトを免れることができましたが、それも執行猶予付きで、来年の2月上旬には再び今回のように議会で揉めることは必至です。

そういうこともあってか、近々、フードスタンプの給付を停止するという情報も流れており、もし本当にそのような事になったら何千万人もの人達が食料を調達することができなくなり、これから冬に向って餓えてしまう恐れがあります。

日本で言えば、生活保護受給者に「来月から生活保護は支給できません」ということになる訳ですから、そうなったらどのようなことが起こるか?
日本なら、NPO法人やボランティア団体などが支援を行うかもしれませんが、アメリカだったらすぐ、受給者が暴動を起こしてスーパーなどから食料品を略奪するでしょうね。

仮に5000万人の受給者が全米で一斉に暴動を起こし略奪に走ったらどうなるでしょうか?
多分、警察の手に負えなくなって軍隊まで出動することになると思います。

アメリカの経済状況と社会システムは、もうそこまで追い詰められているということです。
仮に何らかの方法で引き延ばすことができたとしても、いつかは破綻するのは目に見えており、それもそう遠くない時期だ、というのが大方の予測です。

この状況を乗り切る、いや乗り越えるためには、選択肢は限られています。
これまで何度も述べて来ていますが、今の資本主義経済を根本から見直す以外、方法は無いと思います。

ところで、先日のデフォルト騒ぎの時もそうでしたが、日本のマスコミ、メディアはこのような重大な出来事をあまり取り上げません。

今は、「これは対岸の火事だ」と静観している場合ではありません。

「特定秘密保護法案」や「国家安全保障会議創設」などより、はるかに重要な問題だと思います。
むしろ、アメリカの逼迫した財政問題が日本を軍事国家再編に駆り立てていることから、目をそらさせようとしているかのようです。

アメリカはもう他国の問題にかまっていられるような状況ではありませんから、中国や北朝鮮、韓国などのアジア地域の防衛・外交問題については、日本に肩代わりさせようとしているのは明白です。

また、原発問題もTPP問題もアメリカが仕組んでいる訳ですから、全てが繋がっています。

もし、フードスタンプ停止によってアメリカ中で市民暴動が勃発し内乱状態になったら、その影響は世界中に波及し、特に日本への影響は大きいと考えられます。

だからといって、日本がそれを食い止めることができる訳ではありませんが、対岸の火事に乗じて悪だくみを通そうとする一部の政治家の暴挙を、日本国民は見過ごしてはいけないということです。

そして、一部のマスコミやメディアの真実隠しに惑わされずに、何が正しい情報で、何が真実とは違う報道なのかをしっかり見極める必要があります。

少なくとも、私はこのブログでこれからも真実(だと思われる事)を伝えて行く所存です。









アイスホッケー部OB会

2013年10月26日 | 日記
昨晩、帯広畜産大学アイスホッケー部の札幌支部OB会を行いました。

私の3年後輩で、大手量販店に勤めるO君が岩手県から転勤で北海道に戻って来たので、急きょ、有志で歓迎会を開催しました。

たまたま、札幌のOBチームの試合とかち合い若手OBが欠席となったため、集ったのは50代後半4名と40代後半1名の5名だけでしたが、少数精鋭?で楽しい飲み会となりました。

5名のうち私を含む3名は同期生で、付き合いは今年でちょうど40年になります。

今でも年に数回は顔を合わせており、みんな60歳間近のおっさんで、私も含め?りっぱな社会人ですが、アルコールが回ると当時の呼び名やあだ名で呼び始め、他の人には絶対聞かせたくない学生時代のハチャメチャぶりに話が咲き、毎回毎回同じ話で盛り上がります。

さて今回は、数年前にタイに派遣されていたO君の話で盛り上がりました。
O君は家族でタイに数年間暮らしたそうですが、とても居心地が良く、奥さんと息子さんはそのままタイに残り、今は彼だけ日本で逆単身生活を送っています。

タイはとても親日的な国で、日本人のことを尊敬しているタイ人が多いそうです。

また、日本に比べると物価が安いため平均的な日本の所得でも、タイではかなり裕福に暮らせるそうです。

主食は基本的に米だし、農業国なので野菜や果物も豊富で、料理も日本人の口に合うものが多いのも魅力だそうです。

飲み会の途中でタイの友人から国際電話が入り、流暢なタイ語で談笑していました。

あと3年で定年を迎えるO君ですが、定年後はタイに戻って家族3人水入らずで暮らすことを楽しみにしているそうです。

この話を聞いて、私も少しうらやましくなりました。
以前からデンマークに住みたいと思っていますが、家内や子供達は私についてデンマークに行く気はさらさらありません。

そうかと言って、老後を1人でデンマークで暮らす気にもなれません。

やはり、この「北海道」で、この「北のパラダイス」で、生き抜くしかありませんね。

これからも、北海道がデンマークのようにもっともっと住みやすい大地になるように、微力ながら何かお手伝いできたら幸いです。

昨晩は2次会で、行きつけのライブハウスで唄ったり、ギターを弾いたり、最後まで楽しいOB会となりました。



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特定秘密保護法案が国会に提出

2013年10月25日 | 特定秘密保護法案
予定通り、本日、特定秘密保護法案が閣議決定し国会に提出されました。

同法案は11月に国会で審議されることになりますが、政府は今国会会期末の12月6日までには成立させる構えで、圧倒的多数の与党議員により成立は間違いないと思われます。

我々庶民がいくら反対の声を上げてもどうしようもないかもしれませんが、それでも私は
このブログを通じて、「特定秘密保護法案」に反対し続けます。

こんなひどい法案は類を見ません。
民主主義も立憲主義もないがしろにした国民不在の悪法です!!
なにがなんでも廃案にすべきです!!

安倍政権は、歴代の自民党政権が躊躇しタブーとしてきた法改正いや法改悪に、何の迷いもなく果敢に挑んで来ています。

この後すぐ審議入りされる「国家安全保障会議創設の関連法案」を始め、もう視野に入っている「憲法第96条の改悪」とそれに続く「憲法第9条の改悪」、そして「集団自衛権行使の容認」と、軍事国家の再編にに向け突き進んで行くことでしょう。

戦争は悪です。正しい戦争などありません!!
これからも「戦争絶対反対!!」をブログで訴え続けます!!


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特定秘密保護法案3

2013年10月24日 | 特定秘密保護法案
毎日新聞 2013年10月24日 14時05分
 
 安全保障に関する国家機密の漏えいに厳罰を科す特定秘密保護法案について、自民党衆院議員の村上誠一郎元行革担当相(61)が毎日新聞の取材に「財政、外交、エネルギー政策など先にやるべきことがあるのに、なぜ安倍晋三首相の趣味をやるのか。」と述べ、今国会での成立を目指す安倍内閣の姿勢を痛烈に批判した。
 25日の閣議決定を前に、法案に身内から強い反発が出た形だ。

 村上氏は特定秘密保護法案と国家安全保障会議(日本版NSC)設置法案について「戦争のために準備をするのか。もっと平和を考えなければいけない」と懸念を表明。
 さらに「(特定秘密保護法案には)報道・取材の自由への配慮を明記したが、努力規定止まりだ。本当に国民の知るべき情報が隠されないか、私も自信がない。報道は萎縮する。基本的人権の根幹に関わる問題だ。」と、国民の「知る権利」が侵害を受ける危険性に言及した。


上記のように、特定秘密保護法案に対して自民党内部からも批判が出始めている、と毎日新聞が報じています。

また、北海道新聞でも10月22日の朝刊で二面を割き、特定秘密保護法案の危険性について特集を組んでいます。
その中で、法制化の問題点に対して以下のような「8項目の不安」としてまとめています。

①あらゆる情報の秘密指定が可能

②第三者のチェックがない

③永久に秘密にできる

④市民やマスコミ処罰の恐れ

⑤公務員が情報を出さなくなる

⑥プライバシー侵害の恐れ

⑦民意を反映しているのか

⑧現行法では駄目なのか


項目の中味は割愛しますが、項目の見出しだけ見ても、私は「危険極まりない法律」だと思います。

これを仮に会社の規則に置き換えてみるとしましょう。(①~⑥)

「会社のあらゆる情報が社長や取締役会の判断で秘密にされ、それに対するチェックがなく、しかも永久に秘密にできる」
「もし、社員が秘密を社外に漏らしたら懲戒免職となるため、皆が委縮して社内コミュニケーションも取らなくなる」
「社内秘密を扱う役職員に対しては、言動を常にチェックしマークするためプライバシーが侵害される」

ざっとこんな感じになります。
とてもじゃないがこのような会社で働く気にはなりませんよね。
仮に自分達の会社がこんなふうになったら、退職者が続出すると思います。

でも、現実にはこのような会社が存在するかもしれません。
なぜなら、悪い事をしている会社に限って秘密にしなければならない事が多いからです。
内部告発や、退職してからの外部告発によって倒産・解散に追い込まれないために、都合の悪い情報は秘密にする...。

国も同じです。
知られちゃまずい事=悪い事です。

最終的に良い事・正しい事に繋がるならば必要悪という考え方も無い訳じゃありませんが、最終的に、憲法を改悪して集団自衛権の行使により戦争に参加することは、どう考えても正しい事ではありません。

日本は、「特定秘密保護法」と次に控える「国家安全保障会議(NSC)の創設」を突破口として、どんどん悪の道に入り込もうとしています...。

恐ろしいことですね!!
日本に天罰が下らないように声を大にして反対しましょう!!

台風28号発生。27号に接近!?

2013年10月23日 | 異常気象
猛烈な台風27号の発生に続き、28号が発生しました。
台風28号は先行している27号の後を追うように北上し、日本列島に近付きつつあります。

25日から26日にかけて、27号と28号は寄り添うように日本列島に最接近し、27号は上陸して日本列島を縦断しながら北上して行くことも想定されてます。

また、28号については、日本には上陸しないで海上を北上して行くことが予想されています。

ただ、2つの台風が接近した時には、台風の勢力が同じ程度の場合と全く違う場合とで、台風の動き方が異なるそうです。(藤原効果)

勢力が違う場合は小さいほうが大きいほうに吸収されるそうですが、勢力が同じ程度の場合はお互いが影響を及ぼし合いながら進むため台風の進路が通常と異なったものになるそうで、今回は後者に該当するとのことです。(ある気象予報士の話)

したがって、27号と28号の今後の進路は予報と違う進み方をする可能性があり、しかも27号はかなり猛烈な台風なので、これから27日頃までは豪雨による河川の氾濫や土砂災害などに、十二分な注意を払う必要があります。

これまでも繰り返し述べていますが、今年の気象は異常を通り越した超異常気象なので、何時、何処で、どんな事が起こるか予想できませんから、今までの経験による判断は通用しないことを肝に銘じなければなりません。

特に、河川の流域や海岸沿い、崖下などに住まわれている方々は早めに避難を始めるなど、万全を期して下さい。

私も、明日から27日ころまでは、できるだけ遠出せずに会社や自宅で過ごすことにします。


特定秘密保護法案2

2013年10月22日 | 憲法改正問題
【①防衛 ②外交 ③特定有害活動(スパイ)の防止 ④テロリズムの防止の安全保障に関する4分野のうち、「特に秘匿を要するもの」を担当大臣らが「特定秘密」に指定。】

特定秘密保護法案でまず問題となるのは、「特に秘匿を要するもの」を担当大臣らが「特定秘密」に指定する、という事です。
日弁連(日本弁護士連合会)では以下のようなことを想定し、HPで警告を発しています。


例えば、防衛については、自衛隊がどんな武器や戦闘機、船舶を保有し、何時、何処で、誰と、どのような演習をしているのかを防衛大臣が「防衛秘密」にしてしまえば、憲法第9条に違反するような自衛隊の海外での武力行使やアメリカ軍との共同作戦なども、全て秘密となってマスコミの取材はおろか、国会での追及も許されないことになってしまいます。

また、外交については、政治・経済、貿易、金融などはもちろんのこと、海外にいる国民の安全確保、地球温暖化防止や放射能などの環境問題、といった外国との交渉が必要な様々な問題が、「外交秘密」とされてしまう恐れがあります。
(実際、現在交渉が進められているTPPの情報が公開されないことが問題になっていますが、このようなことがたくさん起きてくる恐れがあります。)


何をもって「特定秘密」にするかは担当大臣の判断に委ねられている訳ですから、知らない間に「特定秘密」に指定された上にそれを外部に漏らして罰せられるという、とんでもない事態が起こることも有り得る訳です。

まさに、とんでもない悪法です!!

第三者によるチェックもなく、政府が知られたくない情報はことごとく「特定秘密」にしてしまうという、危険極まりない悪法です!!

こんな悪法が「数の論理」により国会で安々と通ってしまうところに、今の日本の悲劇があります。

因果応報。
悪因には悪果が、良因には良果が巡って来ます。
悪い事は悪い!! 間違っている事は間違っている!! と訴え続けましょう!!
そして、良い事・正しい事だけを選択していきましょう!!
それが今の時代に生きる我々の務めであり、子孫に残せる唯一無二の遺産かもしれません。



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特定秘密保護法案

2013年10月21日 | 憲法改正問題
安全保障に関わる国家機密の情報漏えいに対する罰則を最長で懲役10年にまで強化する特定秘密保護法案について、政府・与党が最終合意しました。
今週中にも閣議決定し、今国会に提出するそうです。

法案の概要は以下の通りです。

【①防衛 ②外交 ③特定有害活動(スパイ)の防止 ④テロリズムの防止の安全保障に関する4分野のうち、「特に秘匿を要するもの」を担当大臣らが「特定秘密」に指定。】
【漏えいした公務員に最長懲役10年の厳罰を科して秘密の保護を図る法案。】
【防衛産業や暗号の保持に関わる民間企業の役員・従業員も公務員と同様の罰則を科される。】
【報道機関やジャーナリストが取材で秘密を管理する公務員らをだましたり、そそのかしたり、あおったりしたと判断されれば、同様に刑罰の対象となる。】
【公務員、報道側の双方が罪を恐れることで、国民に必要な情報が伝わらなくなり、国民の「知る権利」が侵されるのではと懸念されている。】


まさしく「天下の悪法」ですね。

この法案は「憲法改正」「国防軍設置」「集団自衛権の行使」という「合法的な戦争参加」の流れに沿った中で行われていることは明白で、日本を太平洋戦争の戦前・戦中の状態に引き戻すための第一関門です。

戦前・戦中、「治安維持法」という悪法が多くの戦争反対論者を拘束・監禁し、日本を暗黒時代へと突き落としました。
「特定秘密保護法案」はまさに平成版「治安維持法」とも言えるでしょう。

日本が将来、国防軍による「集団自衛権の行使」の名を借りた「侵略戦争」に打って出る時に、「特定秘密保護法」が軍事機密を秘匿するための重要な「楯」になることは明白です。

そうなれば、日本は昭和初期の軍事国家に逆戻りです。
「戦後レジームからの脱却」という訳の分からないスローガンを掲げた現政権の最終的な漂着先は、「軍事国家の再編」ということになりますね、どう考えても...。

「特定秘密保護法案」は難色を示していた公明党が、自民党の譲歩・修正案に合意したため、衆参両院で可決されることが確実視されています。

参議院選挙の時は「原発問題」「憲法改正問題」「TPP問題」「消費増税問題」などの陰に隠れて、ほとんど争点にはなりませんでした。

しかし、政府与党が衆参両院で絶対安定多数を獲得してしまった以上、どんな悪法でも通ってしまうのが政治の世界です。

国民の「目」「耳」「口」を塞ぐ「天下の悪法」から自分達の身を守り、日本を暗黒時代に引き戻さないようにしなければ、これからの日本、世界を担う若い世代の未来はありません。

どうしてこんなことになってしまうんでしょうね!!
一握りの狂った悪い政治家によって明るい未来が掻き消されていく...。

それもこれも、日本が、地球が、黄金時代へと向かう道程で避けて通れない「道草・寄り道」なんでしょうか!?

そこまでしないと人類は悟ることができないんでしょうか!?

思えば、人類の歴史=戦争の歴史でした。

1945年、日本が連合国に無条件降伏してから現在までの68年間、日本は世界の平和に貢献して来ました。
そして、日本が憲法で「戦争放棄」を謳ったことは、人類に大きな希望をもたらしました。

それを何故いまさら1945年以前の日本に引き戻そうとするのか!?
悪魔の仕業としか言いようがありません。

「特定秘密保護法案」が可決されれば、政府与党はただちに「憲法96条改正」「国民投票」「憲法9条改正」と矢継ぎ早に駒を進めて行くでしょう。

我々に残された道は、国民投票に諮られる「憲法9条改正」に断固として『NO!!』と投票することしかありません。

そんなことあり得るのか??と思う人もいるかもしれませんが、これが今の日本の由々しき実態なのです。

自分の子供達や孫達に、平和で安定した豊かな「日本」と「地球」を残すために立ち上がりましょう!!

このようなブログも、「特定秘密保護法」が施行されたら処罰の対象になるかもしれません。
ですから、「悪い事は悪い!!」と今のうちにドンドン書いておこうと思います。



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台風27号接近

2013年10月20日 | 日記
昨日(19日)は、仕事もせず、ブログも書かず、インターネットもほとんど見ず、本も読まず、ひたすら休んでました。

食事と睡眠以外でしたことは、家内の買い物に付き合ったこと、過去のライブ演奏のDVDを見直したこと、ギターを弾いたこと、テレビを見たことだけでした。

おかげで、身体も、頭も休めることができて、かなり楽になりました。
一か月に2~3回はこのような日を設けないとだめなのかもしれませんね...。

今日は日曜日ですが、このブログを書き終わったら仕事に行く予定です。
忙しく仕事しても、全く何もしなくても、結局のところ、状況はたいした変わらないということも分かっているんですが...。
長年にわたって染み着いた欠乏症的な感覚とでも言うんでしょうか...。

ところで話は変わりますが、猛烈な台風27号が日本に近づいており、24日頃には西・東日本に接近する恐れがあるそうです。

27号は、先日伊豆大島に大規模な土石流災害をもたらした26号より、さらに最大風速を上回る猛烈な台風だそうです。

今後の進路いかんによっては、9月の台風のように日本列島を縦断する恐れがありますから、豪雨による河川の氾濫や土砂災害に充分な警戒が必要と言えます。

自分達だけは大丈夫などとは決して思わないで、いつ何処で何が起こるか分からない、という思いを片時も忘れずに居ることが、生命の危機から身を守ってくれることになります。

周りの判断よりも、自分の直感を信じましょう!!
貴方の心の声が「危ない!!今すぐ逃げろ!!」と叫んだ時が、避難開始の合図です。

くれぐれも自分自身を最大限に信じて下さい!!


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デフォルト回避

2013年10月18日 | 国際問題
アメリカ合衆国の金融危機がひとまず回避されました。
17日中に「暫定予算案」と「債務上限引き上げ」が議会で可決されなければ、デフォルトという最悪の状態に陥ることが想定されてましたが、ギリギリの土壇場で法案が可決されましたね。

アメリカはもとより、世界各国も、胸をなで下ろしたことと思います。

結局のところ、オバマ大統領が共和党、特に下院強硬派の要求に屈しなかったということになりますが、問題を先送りにしただけで、また同じようなことが繰り返されることになると思います。

ただ、今回は、オバマ大統領が推し進める医療改革「オバマケア」を取り下げろ、という下院共和党の脅しとも言える要求には、何が何でも応じないというオバマ大統領の強い意志、信念を感じました。

オバマ大統領は外交問題より内政問題のほうに重点を置いていると言われています。

アメリカはこれまで、アフガニスタン、イラク、エジプト、シリアなどの中東諸国に対していろいろな形で干渉して来ましたが、もうそんな余裕は無いというのが本当のところだと思います。

国内の様々な問題・課題を1つ1つ改善・改革して行かなければ、アメリカの存続まで危ぶまれる深刻な状況にあると言えるのではないでしょうか。

これは日本だって同じです。
防衛力を増強し、憲法を改正してまで戦争に参加する余裕など日本にだってあるはずないですよ。

このまま行けば、アメリカも日本も増え続ける借金でニッチモサッチモ行かなくなるのは目に見えています。

アメリカも取りあえずは「債務上限引き上げ」によって首が繋がりましたが、それも来年の2月7日までの期限付きです。

それまでに有効な財政再建策を打ち出すことが出来なければ、議会でまた同じことが繰り返されるでしょう。

仮に次もまたしのぐことができたとしても、次の次が待っているという状態ですから...。

そのたびに、世界中が不安や混乱に巻き込まれることになります。

そうなると、いつかは何かを決断しなければならないでしょうね...。

要するに、オバマ大統領の決断にかかっている、ということになると思います。



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台風26号

2013年10月17日 | 異常気象
台風26号に伴う伊豆大島の土石流被害で、多くの方が亡くなったり、自宅を失ったりされました。
亡くなった方々のご冥福を心よりお祈りいたしますとともに、被害を受けられた方々に謹んでお見舞い申し上げます。
まだ行方不明の方もたくさんいらっしゃるようですが、一日も早く救出されることをお祈りしております。

観測史上最大の降雨量を記録した上に、島民へ避難勧告が出されなかったために被害が拡大した、と見る向きもあるようです。

日本は災害国であることをいつも忘れずに、日頃から防災・減災の意識を持つことが重要です。
自分達は大丈夫だという考えは、少なくても今年は通用しません。

もし、地球温暖化現象が異常気象に大きな影響を及ぼしているのならば、今年だけに限らず、これからはずっとこのような大きな災害を伴う異常気象が続くことも予想されます。

以前から述べていますが、可能な限り、崖下や河川の流域、海岸沿いには住まないようにしましょう。

現在そのような所に住まわれていて、今後もそこから離れることが困難であれば、いつ何時、命の危険に晒されるような災害に遭遇するか分からないことを、普段から肝に銘じて対策を考えておく必要があります。

ところで、今年の気象はこれまで経験したことがないような異常さです。

北海道でも、つい一昨日、帯広市で観測史上最も早い初雪を記録しました。

一方、本州では今月初めに、10月としては初めて真夏日(35度以上)を記録したとか。

その他にも、今年は全国各地で様々な気象の記録を塗り替えました。
2013年は、記録的な異常気象の年として歴史に刻まれることでしょう。

北海道はあと1ヶ月もすると本格的な冬に入りますが、大雪や低温などによって記録が塗り替えられないことを願っています。



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手のひらを太陽に

2013年10月16日 | 音楽
「手のひらを太陽に」

やなせたかし作詞・いずみたく作曲

ぼくらはみんな 生きている
生きているから 歌うんだ
ぼくらはみんな 生きている
生きているから かなしいんだ
手のひらを太陽に すかしてみれば
まっかに流れる ぼくの血潮(ちしお)
ミミズだって オケラだって
アメンボだって
みんな みんな生きているんだ
友だちなんだ

ぼくらはみんな 生きている
生きているから 笑うんだ
ぼくらはみんな 生きている
生きているから うれしいんだ
手のひらを太陽に すかしてみれば
まっかに流れる ぼくの血潮
トンボだって カエルだって
ミツバチだって
みんな みんな生きているんだ
友だちなんだ

ぼくらはみんな 生きている
生きているから おどるんだ
ぼくらはみんな 生きている
生きているから 愛するんだ
手のひらを太陽に すかしてみれば
まっかに流れる ぼくの血潮
スズメだって イナゴだって
カゲロウだって
みんな みんな生きているんだ
友だちなんだ


やなせたかしさんが94歳で大往生されました。
私の尊敬する方のお1人でした。

やなせさんが作詞した「手のひらを太陽に」は童謡に分類されますが、私は大好きで凄い名曲だとずっと思っていました。

さすがにバンドのレパートリーではありませんが、いつか幼稚園か保育園で演奏することがあれば、ぜひやってみたいと思います。

ところで、私の自宅の庭は芝生にしてますが(今はほとんど雑草畑)、芝刈り機を使うのが嫌で、15年来、庭木剪定用の鎌で手刈りしてます。

うちの雑草畑はそこそこの面積があるため、それを全て鎌で手刈りするのは一日仕事です。
家内や子供達からは、半ばあきれられ、半ば尊敬の眼差しで見られて来ました。
近所の人達からも最初は奇異の目で見られていたようですが、いつしかそれがあたり前の事のように思われだしたのか、真似をする人も現れて来ました。

芝刈り機を使わない理由は明快です。
庭の雑草畑に無数に棲息している昆虫やミミズなどの小動物が、雑草と一緒に刈り取られてしまうのがたまらなく嫌だからです。

庭木剪定用の鎌で雑草を一本一本刈ることによって、傍にいる虫達を避けることができるので、我が家の雑草畑はいつも虫だらけです。

アリやカメムシが大量に発生する時期には家の中まで入り込んで来て大騒動になることもしばしばですが、その場合にも極力外に逃がしてやることにしてます。

ミミズだって、カメムシだって、アリンコだって、ワラジムシだって、バッタだって、コオロギだって、「みんな みんな 生きているんだ 友だちなんだ」という心境です。

庭には虫達を狙って野鳥が降り立って来ます。
それを家の中から眺めているのもまた楽しいものです。
ただ、カラスが草を土ごとほじくって、ボコボコと穴を開けて行くのには閉口してますが...

でも、自然とはそういうものですから...しかたありません。
カラスだって生きて行くために必死ですからね。
あまり仲良くしたいとは思いませんが(笑い)。

でも、やなせたかしさんはカラスのことも、ともだちと思ってたんでしょうね、きっと(笑い)。

私は草刈りしている時、よく「手のひらに太陽を」が頭の中で流れていました。
ミミズやカメムシ、バッタなどを避けながら草を刈っている時は、まさしく「手のひらに太陽を」の心境です。

たまに何処かのネコが庭の中を我が物顔で通り過ぎて行きます。

私は花を付けている間の草は刈らないようにしているので、その花にミツバチが群がって来ます。

刈り取った草は庭にそのまま放置しているので、毎年毎年、草花が増え続け、最初の頃の芝生はほとんど見る影もありません。

でも、いろいろな草花が同居し、しかも時期をずれて花が咲くので、眺めていて楽しいです。
ただ、この楽しみは、他の人にはあまり理解されないようです。

やっぱり、綺麗に刈り込まれた芝生が庭一面に覆われているほうが良いみたいですね。

まぁ、人それぞれです。正解はありません。と言うかみな正解です。

やなせたかしさんも、天国から「人それぞれでいいんだよ」と仰っているような気がします。

やなせさん、たいへんお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。
安らかにお眠り下さい。



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首相所信表明演説

2013年10月15日 | 選挙
安倍首相の所信表明演説の全文を読みました。

ぱっと見た印象は、淡々とした表現で政策が羅列されており、いったい何に力を入れて行くのかがよく分かりません。

「復興の加速化」「長引くデフレからの脱却」「経済の再生」「財政の再建」「社会保障制度の改革」「教育の再生」「災害に強く安全・安心な社会の構築」「地域の活性化」「外交・安全保障政策の立て直し」...

簡単に言うと、今の日本が直面している数々の課題を、強い「意志の力」で乗り切って行こう!!
ということですね。

私に言わせれば、子供だましの選挙向け演説です。

例えば「復興の加速化」の中で、『私は、毎日官邸で、福島産のお米を食べています。折り紙つきのおいしさです。安全でおいしい福島の農水産物を、風評にまどわされることなく、消費者の皆さんに、実際に味わってほしいと願います。』と述べていますが、被災地を思う気持ちは心情的に理解できたとしても、問題・課題の解決には結びつかないことは、小学校の高学年くらいなら分る話です。

また、『汚染水の問題でも、漁業者の方々が、「事実」と異なる「風評」に悩んでいる現実があります。しかし、食品や水への影響は、基準値を大幅に下回っている。これが、「事実」です。』に至っては、明らかに事実を誤認していると言うより、事実を歪曲しているとしか言いようがありません。

さらに「現実を直視した外交・安全保障政策の立て直し」の中では、『相互依存を深める世界において、世界の平和と安定に積極的な責任を果たすことなくして、もはやわが国の平和を守ることはできません。』と述べていますが、これは明らかに戦争に参加することを前提にした発言です。

そして、『私は、「現実」を直視した、外交・安全保障政策の立て直しを進めてまいります。国家安全保障会議を創設し、官邸における外交・安全保障政策の司令塔機能を強化します。これと併せ、わが国の国益を長期的視点から見定めた上で、わが国の安全を確保していくため、「国家安全保障戦略」を策定してまいります。』というくだりは、本当に恐ろしい内容です。

言葉を換えれば【自衛隊を国防軍に仕立て上げ首相自らが国防軍の最高司令官になって戦争を指揮する】と宣言したようなものです。

私の知る限り、戦後の歴代首相の中でここまで明確に「戦争に参加する」と言った首相はいなかったのではないでしょうか?

性格的に近いのは祖父の岸信介元首相と、タカ派の中曽根康弘元首相でしょうか?
改めて、祖父のDNAをそのまま受け継いでいることが今回の所信表明演説で明確になりました。

戦争に参加するためには「集団自衛権行使」と、それを容認するための「憲法改正」が必要不可欠ですが、それについてはほとんど言及してません。

僅かに「おわりに」の部分で、『憲法改正について、国民投票の手続きを整え、国民的な議論をさらに深めながら、前に進んでいこうではありませんか。』と述べているのみで、「集団自衛権行使」については明確な発言を避け、「積極的平和主義」と言う訳の分らない言葉でお茶を濁しています。

いつものことですが、都合の悪いことは極力伏せて、耳触りの良いことを前面に押し出した所信表明に終始した、という印象ですね。

衆参両議院で圧倒的な議員数を誇る自民・公明の強気な発言に、その内容に懸念・危惧・心配・反対・激怒する多くの国民の声は、空しく掻き消されてしまうのでしょうか?

今回の所信表明演説は、私に言わせれば、明らかに「世の流れ」に逆行しています。

昨日のブログでも述べましたが、これからは「ワンネスの流れ」です。

国と国が戦い争うことは「ワンネスの世界」ではあり得ません。

そこにあるのは「愛」と「平和」に満ちた世界で、皆が「物心両面で満足が得られる幸せな状態」にある、というのが「ワンネスの世界」です。
それは「パラダイス」と言い換えても良いでしょう。

私は長年「パラダイスの構築」を目指して来ました。
そして、宇宙全体の流れは「パラダイス」=「ワンネス」に向かっていると思います。

しかし、悲しいかな、今回の所信表明は「暗黒の時代への逆戻り」を感じます。

これも、「パラダイス」=「ワンネス」に向かうために避けて通れない「寄り道・道草」なんでしょうか?