須永博士美術館スタッフブログ

熊本県阿蘇郡小国町にある、須永博士美術館。スタッフ佐藤から様々な情報をお伝えします。

我慢にも限度がある

2010年12月21日 | スタッフより
七賢出版発行

「我慢にも限度がある」

2000年5月発行のこの詩集、最近またとても人気があります(^-^)

優しい詩、元気が出る詩、前向きな詩が多い中、この詩集にまとめられているものは、

「ドキッ」

と思う言葉が多くあります。

例えば……

「冗談じゃありません

いままで

あなたの冷たい

仕打ちに

耐えてきたのです

もうここまでです

我慢にも

限度がある」

からはじまり……

「何もやれない人ほど

何もやっていない人ほど

うるさく言います

気にしないことです」

と、珍しいほど、わりと否定的な言葉ではじまります。

だけど、読み進めてゆくと、
なんだか自分に言われてるみたい………

そうなんだよなぁ~~

わかってはいるんだけど……

なかなか一歩がふみだせない、

そんな自分を後ろから押してくれるような言葉が続きます。

「人をあてにするな

自分の力でやれ

あきらめるな」

「見て見ぬふりは

すべてを悪くします

きちんと

ひとつひとつ

けじめをつけて

生きることが

大切です」

「もし

自分の人生が

思いどおりに

ならなかったら

それはまだ

自分の鍛えかたが

たりません」

「なにかひとつ

いまやることを

一生懸命やれば

かならず

次もくる

つぎもやれる

人生

いまだという

ときがある

すべてだしきれ」


「駄目なものは

だめなんです

早くきりかえて

対処することです」

「生きている

いましか

言えません

やれません

残せません



生きている



すぐやることです」


「どうせやるなら

明るくやることです


どうせやるなら

楽しくやることです


どうせやるなら

元気にやることです」


あと、この詩を初めて読んだ時、本当に衝撃を受けたことを思い出します。

「いつの日か来るであろう、

その日のために

うろたえないように

くやまないように

なげかないように

心しておこう

いつの日か来るであろう、
その日のために

友のこと

家族のこと

もろもろのこと、

整理整頓して

いさぎよく別れを告げられるようにしておこう

“ありがとう”といって

さわやかに

旅立てるようにしておこう」

感じ方は人それぞれと思いますが、この詩は、読んだその日から、頭から離れないでいます。

1ページ1ページ、須永博士が旅で出逢ってきた人生から、生まれた詩ですが、全100ページの中には、人間の感情の中で、耐えた事から生まれる、前に向かうパワーを感じる言葉がつづられています。

すべてを読み終えたとき、スッキリできる、そんな一冊です(*^_^*)

最後になりましたが………

(はじめに)

に書かれた、須永博士からのメッセージを紹介します。

「あなたはいま何を考えていますか

あなたはいま何に悩んでいますか

あなたはいま何をやり遂げようとしていますか

あなたへ

人生は一度しかありません
二度ときません

だからいまやれることを

明るく一生懸命やり遂げていって下さい

あなたのために力をだしきってゆきます

あなたへ

素敵な人生の想い出をいっぱいつくってください」


今年もあと10日!!

2010年の最後の1日まで、悔いなく過ごしてゆきたいですね!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする