12月25日、クリスマスですね!
昨日、夜のニュースでキリストの生誕の地とされているパレスチナ自治区・ベツレヘムの聖誕教会で24日、クリスマスのミサが行われたと放送されていました。
そうなんですね・・・
今は治安も良くなく、とても大変な情勢にある場所だということ・・・詳しくないので語れませんが、その教会では平和を祈る声が聞かれたと・・・
その通りですね。
平和な日本でも、様々な問題や災害、争いも起きますが、それでもこうしてクリスマスを迎えられること、新年に向けての準備ができること・・・それだけでも感謝です。
1年前、私の姉が白血病の再発が分かり、今頃は病院にいました。私達家族も、心に大きな不安を抱えながら過ごしていたことを想いだします。
先日、その姉からメールがあり、「生きてるぞ~~~」と、ただそれだけで、ほんっとうに嬉しいです!!
今年3月4日に発行した詩集
↑「
こころの詩集 1 復活」には、姉が入院中でもあり、また、私の社会人時代の同期の友が闘病中でもあり、それに出逢う方々の様々な困難と闘う姿を間近で見させてもらうことも多くあり、そんな方々がこの本を手にした時に、少しでも安らぎや勇気や、心を奮い立たせることができるような詩集を作りたいと、編集しました。
須永博士からも、次々と原稿が送られてきて、きっと須永博士もそうだったと思いますが、涙があふれることも何度も何度もありました。
なぜ、あの人がこんな想いをしなければならないのだろうか、
あんなに苦しい想いをしている人が、こんなにもがんばっている・・・
あの人に、この詩を届けたい・・・
1ページ、1ページに、そんな想いを載せながら・・・
10月20日に3年ぶりに再会したしょうこさんに、3年前に書いた詩も載せました。
2014.10.20の記事
「不屈の闘魂」
「わたしは今
ひとりこの部屋で
生きることを考えています
いまわたし
最大の挑戦の中で
もう一度
人間として
この世で何を
やりとげてゆくのか
求めています
ただひとつ
わたしは 負けやしない
どんな逆境にも苦境にも
私は
“絶対 勝つ”」
そして、私の姉が、編集中に見てもらった原稿の中で、「この詩はぜひ載せて欲しい」と言っていたのがこの詩です。
病気が分かった時も、そして再発したと分かった時も、「死」というものが目の前に現れた時、一度は絶望になった心を、「生きる」という方向へ、ひとすじの希望へ向かって、泣きながらも気持ちを切り替えたことでつかんだ命。
この命を決して離さない。その強い気持ちは、私達の心も救ってくれました。
「これがわたしの
運命ならば
くやみはしない
うらみはしない
ただ自分の生きかたは
つらぬきたい
自分の幸せは守りたい
これがわたしの人生ならば
くじけず明るく
生きてゆきたい」
この詩は、2013年の夏に小国へ旅行にこられた方へ、岡本とうふ店で書いた詩です。(この直筆作品が、
岡本とうふ店に飾られてあります。)
2013年8月の出逢い
「わたしの人生を
あたりまえに生きてゆけると
思っていました
それが突然の出来事で
わたしの生きることが
立ちどまりました
これから先がどうなるのか
わからなくなりました
わたし 考えて決めました
これからの人生を
楽しく生きてゆくと
決めました
覚悟を決めて生きてゆくと
決めました
愛するあなたのために生きて
生きていきて生きてゆくと
決めました」
先日も、宮城県石巻の仮設住宅に住む女性からお電話がありました。毎年購入しているカレンダーが、また来年の分も欲しいと
「家も何もかも無くなりました。須永さんの詩集と出逢って、ずいぶん助けられました。
これからもよろしくお願いします。」
との言葉に、胸が熱くなりました。
↓この詩は、2012年3月10日に石巻の皆さんの前で書いた詩です。
「苦しむのは
ここまで
哀しむのは
ここまで
つらいこころは
ここまで
いまから
わたし
復活です
人生の
決戦です」
「こころの詩集 1 復活」のラストページに載せたこの写真・・・
上の真ん中の写真は、石巻の仮設住宅でお話しさせてもらった写真です。
大きなことは出来なくても、たくさんの想いを込めて、またこれからも皆様へ詩をお届けできるよう、わたしたちもがんばります!
皆様のことを、想い続けます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hearts_pink.gif)
カレンダーを見ると、もう1週間後は2015年1月1日ですね。
来年も、皆さんにとって素敵な年になりますように・・・
須永博士美術館からのお知らせ
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