東京の須永博士自宅に保管されていた資料などを熊本の須永博士美術館に送ってくれています。
その中に、1977年ごろにファンの方々へ送っていたハガキがあり、それを読んでいたら、今から43年前の今日、須永博士の人生の中での大きなことがありました。
それは・・・
1977年(昭和52年)6月11日、須永博士が丸坊主になりました。
丸坊主にした記念すべき日がこのように残っていたなんて…びっくりでした!
★6月11日 わたしの頭 坊主にしてしまいました。クリクリのツルツルです。
もっと心を込めた心あたたまる作品を作るためにはそうしなければならなかったのです。
しばらくはこの姿でとおします。
あなたの土地をおとずれたときびっくりしないでください。
明日23日浜松へ展覧会です。27日かえります。
須永博士
******************************************************
そして、浜松での展覧会の後のハガキには
★あなたお元気ですか。
旅をしているとあちらこちらに美しくさく
あじさいの花が目につきます。23日の朝の汽車で浜松へ展覧会をしに行ってきました。百貨店さんの1回中央玄関にて4日間がんばりました。坊主頭のわたしがすわっているので不気味だったと思います。土日はパントマイムの清水さんも来店してがんばってくれました。
月曜は(27日)名古屋明治村へ行ってきました。昔のたたずまいがそのままのこっていました。
夜東京着、皆様ありがとうございました。
また旅にでます。
須永博士
*************************************************************
この当時パントマイムの清水きよしさんとコラボ展覧会というようなことをしていたそうです。
詩を書いている須永博士の横で、パントマイムをしている清水きよしさん。
その時の写真はまだ見たことがないのですが、2014年、東京で公演があった時にうれしい再会がありました。
再会 - 須永博士美術館スタッフブログ
26日の講演会では、願っていれば、いつか本当に叶うんだ!!という出逢いがありましたo(^o^)oこの方は、清水きよしさん。パントマイムの世界...
再会 - 須永博士美術館スタッフブログ
43年前に丸めた頭は、詩人として歩んでゆく決意からで、今もその道を歩み続けいている須永博士、今は自分でカミソリで剃っています。
「小さな夢の詩集」の初版バージョンの後ろの写真を見てみました。
第1集、昭和47年(1972年)3月12日発行
第2集、昭和47年(1972年)7月18日発行
こんな髪形だったんですね。
スーツを着てる!
それが、月日を重ね、出逢いを重ね・・・
昭和52年6月に頭を丸め、その翌年に発行した第8集の写真は・・・
凛々しい坊主頭の須永博士でした。
ということで、今日は、須永博士の「坊主記念日」でした。