皆様おはようございます。
先日、ネットの記事で新潟と福島を結ぶ路線、只見線の復旧へというニュースを見つけました。
この只見線は2011年の夏の豪雨の影響により不通が続いていました。
利用者が少ないこともあり、復旧はなかなか決まらずにいました。
ここにきてようやく、JRと福島県との合意により、線路の管理と運行を分ける方式で復旧を目指すようです。
この只見線は、私も一度だけ、福島から新潟まで乗ったことがあります。
高校生の時、鉄道旅行の好きな親戚から乗り放題の切符を一日分譲ってもらったのがきっかけで乗りに行きました。
途中山間部を走り抜けていくのですが、予想外の車窓の美しさにびっくり。
凍てついた湖や、雪深い山の景色は息をのむほどでした。
この沿線のその山深い部分は、道路が冬季通行止めになってしまうため、本数は少なくとも地域の人の大切な足でもあります。
乗客も様々で、途中でスキー板を持った小学生が乗ってきたりして、まだスキーをしたことがなかった私はそれを羨ましく思いました。
復旧後の採算は厳しいようですが、これからは地域住民の足だけでなく、貴重な観光資源としてももっと見直されて行って欲しいです。
最近は貸し切りの豪華列車などもあるようですから、そういう列車が走れるのなら、ここを走っても面白いのかもしれません。
ところで、最近縁のある新潟の長岡市山古志、そこへの道中でも只見線の沿線を通ります。
ある日無人駅で列車を見ることができました。
最近だいぶ少なくなってきた重厚なディーゼルカーがゆっくりとやってきて、また、緩やかに加速して東へ向かっていきました。
美しい景色ですが、まだ序章。あの山のむこうの絶景を抜け、また、列車は会津へ抜けるようになるのでしょう。
そういったゆっくりとした旅も今はむしろ贅沢と言えるかもしれません。
それでは皆様、良い1日を。
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